カナダ実録・賃貸物件でこんなトラブルありました(聞きました)7トラブルメーカー

シェアハウス

日本でも賃貸のトラブルは割とよくある事だと思います。まぁ、絶対数からすれば少ない事は間違いないですが..

わたし個人はカナダに15年間もいると、いろいろな所に滞在しました。そこで経験したり、聞いたりした賃貸のトラブルを紹介します。

この記事を読んでいただくと賃貸の問題で実際に起こった問題を知っていただくことができます。実際にいくつかのトラブルはカナダあるあるのトラブルです。

シェアハウスの安全性の問題

わたし個人の経験から一般的なシェアハウスによくある問題として、玄関などの入り口などが常に開いているという事が多々あります。シェアハウスには多い時には10人以上の人が生活しているような場所もありました。

その場合には人の出入れが多くなるという事になります、これには治安の面で不安が残ります。隣人だってどのような人間が分からないにもかかわらず、その友達がリビングなどにいることになるのです。

“わたし個人が経験したものでは、少し前に住んでいたシェアハウスで、その玄関に一番近い部屋の私物が無くなったという事件が起きました。

その方の部屋にあった、パソコンやゲーム機などがいっきに全部なくなった(ただし、鍵をかけておかなかった)ので盗難という事になりました。部屋にはかならず、鍵をかけましょう。

衛生管理

この衛生管理の問題はオーナーがその家に住んでいないような場所で特にひどいことが多いです。単純に注意する人がいないんだと思います。

たとえば、めったに綺麗にされないトイレ、残飯に何日も群がるハエがいたりします。

実際にその現場を見たり聞いたりすると、入居前の契約書できちんと、誰が何をするかを決めていないことが多いです。(みんなが誰かがすると思っているわけです)

シェアハウスなんで基本的には使った人がきれいにするのですが、ゴミ捨ては誰がやるのか?などは決まってない事もよくあります。

そのために、わたし個人の経験だとオーナーが週1くらいで掃除しに来るパターンか管理人がいるケースが多いですね。

ですので、入る場合には必ず入居前に管理人などがいるのか?オーナーが定期的にかたずけているかなどを契約書でお互い確認しておくのがいいです。

聞いた話では、真夏にオーナーが3週間の旅行に出かけたのが原因で、誰もゴミを捨てる人がいなくなり、家のどこにいてもハエに遭遇するという経験を聞いたことがあります。シェアハウスの決定は慎重に

騒音

シェアハウスの騒音の問題は、賃貸であればコンドミニアムであれ、短期の宿泊であるモーテルさえある事です。

こればかりは本当に運です。騒音の原因がパーティなどの場合には注意すればいいですがそのような事が原因ではないこともあります。

ちなみに、オンタリオ州の法律ではオーナーは他の借家人がそのたの騒音で迷惑をこうむっている場合には、何かしらの処置をする必要があります

例えば、上の階の人のスカイプなどの話し声が大きいとか、聞いてる音楽がうるさいとかのケースも考えられます。

“わたし個人の経験ではわたしがカレッジの学生時代に隣の部屋にアジアの国の方が出稼ぎにきている方がいましたが毎日、夜の2時くらいに電話をする方でした。

そのために、話し合いでなんとかしようとしましたが、その方がまったく英語ができないために(わたし個人も今に比べたら、話せないに等しいですが..)

会話がをするのにものすごく、苦労しました。カナダ留学に限らず、留学とは色々な経験をするもんなんですね。

シェアハウスの気温管理

日本とカナダで圧倒的に違う事で、気温の問題があります。カナダの人口のほとんどが雪が毎年のように積もる場所での生活をしています。(バンクーバーなどはましですが、それでも1℃くらいにはなります)

そのために、カナダでは州によってシェアハウスの気温を最低でもこの期間は“何度”にしないといけないという法律があります。たとえば、オンタリオ州のトロントでは部屋の最低気温は21度となっています。

Toronto apartment heat bylaw - minimum temperature
Apartment minimum temperature heat bylaw in winter, City of Toronto

(すべての州にあるかどうかは不確かですが…)

運がいい事に、わたしの15年の経験では気温のトラブルはありませんでしたが、わたしの知り合のシェアハウスでメインヒーターが2月の中旬に壊れたケースがありました。

それでも、衣服の数を増やしてやり過ごしたようですが、このようなケースは凍死の可能性もあるために恐ろしいの一言に尽きます…

ちなみにトロントの借家借地法の記事はこちら

部屋の窓の問題

いつかの記事でシェアハウスの部屋に窓がない部屋に住むと人によって大変な事が起きるという記事を書きましたね。

体内時計に影響する可能性がありますよ、という記事を書いたと思います。これはたぶん人によって違うのですがわたしを含む数人ではそのような結果が出ましたね。

そもそも、オンタリオ州では窓がない部屋(窓から外へ逃げられない)はほとんどの場合で違法となっているようです。

色々な条件が下記に書かれていますが、窓に部屋がなくてもいいケースでは寝室ではないケースや限られたいくつかのケースだけのようです。

The Ontario Building Code | Egress Windows or Doors for Bedrooms

わたし個人が学生の頃に窓なしで滞在している友達に聞いた話だと、窓がないために酸欠の感じがするし、息苦しいという話を聞いたことがあります。

“それって生命の危機なんでは?”と思ってしまいましたが、これは正直怖かったです。

インターネットの問題

これはシェアハウスでは本当にあるあるの問題です。もちろん、人によってインターネットのスピードがどれくらいほしいのかも変わってくると思います。

わたし個人ではYOUTUBEのHDが止まらないで見れるレベルのスピードが欲しいです。

シェアハウスによっては、動画が全く見れないレベルのサービスしか提供できないシェアハウスもあるようです。

さらに文句を言えば“追加料金を払え!”となるケースもよく聞きます。

このご時世では動画の視聴くらいは権利だと思います。かならず入居前に調べておきましょう!やり方?それはこの記事!

デポジット不返金

カナダの一般的なシェアハウスではデポジットというものを、シェアハウスのオーナーなどに一時的に払う(預ける)という事になっています。

ただし、この場合にはオーナー(大家)がそれを望まなければ必要はありません。

しかし事実として、デポジットなどを望まない大家はかなり少数派です。そのために留学生はデポジットを払う事(預ける)が多いのですが、悪徳の大家だと色々と文句をつけてデポジットを返さないという事になります。

この問題はわたし個人も経験をしたものになります。

トロントではなくアルバータ州の都市にての出来事ですが、予定より早く家を出たケース(ただし、契約期間はすでに終わっていました)があったのですが返金がありませんでした。

このケースでは色々とメールは送りましたが結局、返金はありませんでした。このようなケースでは契約書が力を持つのですが..

ちなみにカナダの賃貸選びでおすすめの記事は下記です。

留学生の賃貸の問題などがあれば、連絡をください。100%解決できるかはわかりませんが、頑張ります。

まとめ

今回はカナダの賃貸の問題でよくあるトラブル(返金、インターネットなどなど)を書いてきました。もちろん、このようなトラブルを避ける方法は契約書の一択につきます。それはいつか、このブログで書きたいと思います。

mohamed HassanによるPixabayからの画像

Muhammad RibkhanによるPixabayからの画像

Renate KöppelによるPixabayからの画像

コメント

  1. Ruu より:

    とても興味深い記事でした!

    半年くらい前のコンドタイプのマスターベッドルームを三ヶ月契約で借りていたのですが、二ヶ月ほどで出ました。その際に次の人を探せばいいと言われ見つかってから出たのですが、デポジットは返ってきませんでした。

    このようなケースはオーナーさんはデポジット返金する義務はあるのでしょうか?

    • canadaojisan より:

      こんにちは、Ruuさんに質問があります。そのコンドを契約した時に契約書は発行しましたか?
      また契約書がなくても携帯の履歴などでそれを証明できますか?
      返信お待ちしております。

      カナダおじさん

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