カナダから日本に一時帰国して思う事 7選 2024年版

その他

この記事を読んでいる方で、今現在、日本に住んでいるよ!という方もいると思います。個人的にはものすごくうらやましいです。←これには色々な理由があります。

こんなことを言うと、カナダ生活のほうが断然いいでしょ?と思うれもしれませんがすべてがいいわけではありません。

個人の感想になりますが、仕事に関してはカナダの方が良くても、その他の事に関しては日本のほうが圧倒的にいいと思います。これには色々な理由がありますが主に飲食や文化に関わる事ですね。

ですが、そのような話はまたの機会にして今回はカナダ在住約20年が日本に帰って思ったことをまとめています。是非ほっこりしてください。

(1)時差ぼけがきつい

カナダに旅行などで行ったことがある方なら知っている思いますが、カナダと言えば、大きく考えて日本の裏側に位置しています。ちなみに日本の真裏はどこか知っていますか?

ブラジルと言われていますね。ちなみに日本からブラジルまでは飛行機で丸一日かかると言われています。

ブラジルほど遠くはないカナダですが、それでも日本の裏側にあると言ってももいいくらいの距離にあります。ちなみに日本から一番近い大都市である、バンクーバーまでの距離は成田国際空港からおおよそ飛行機で10時間になります。

まぁ、遠いので当たりまえですよね?でも、カナダは日本よりもずっーーと東の国(考え方によっては西側になります)。そのために、時差もかなりの大きさになります。

具体的にカナダ最大の都市のトロントではサマータイムの時差は約13時間ほど、またバンクーバーなどは17時間差になります。そうですね、これくらい時差があると時差ぼけがどうしても出てきます。日本からカナダやその逆のパターンも当然、この影響を受けるんですね。

ただ、まれに時差ぼけの影響を受けない方がいるようで、本当にうらやましいです。

(2)日本は全体的に一人前がすくない

カナダの飲食では1人前の量がとても多く、日本と比べると2倍ほどの差なる事もあります。ただし、すべての食べ物が2倍も差があるわけではなくファーストフードなどのマックの量は全く変わりません…

何故だかはわかりません。ただ、フランチャイズなら世界規模でサイズはすべて同じというわけではなく、コーヒーチェーンのスターバックスなどのようにそもそも、日本とカナダでは取り扱っているサイズが違うケースもあります。

例えば、日本のLサイズはカナダのMサイズだったりします。どうも呼び方が違うみたいですね。ここで個人的に思う事と言えば、日本の飲食店で大盛にしないとなんか物足りないという事ですね。だって、同じ外食でも量がかなり違うからです。カナダになれると帰国しても色々大変ですね。

(3)英語の発音でマクドナルドを言ってしまう

この記事を読んでいる方なら英語勉強している方は多いと思いますが、日本で知る英語の発音と英語圏で勉強する英語の発音はかなり違います。日本語のまま英語を話すとまず理解してくれません。

1つの例を出すと、マクドナルドとか本当にいい例です。日本語のマクドナルドをそのまま相手に伝えても理解してくれるのは”日本文化を深く理解している一部の方に限られてしまいます。”そのために、日本で一般的に使われている英語でもカナダに行く前に一度しっかりと発音の確認をしておきましょう。

個人的にスターバックスコーヒーを注文するときに”意図的に和製英語であるコーヒーという発音をするように心がけています。でも実際にはカァフィーに近い発音なんですよね。←ただし、これもたまに日本にいることをすっかりと忘れてしまって店員さんにカァフィーの発音での注文のになってしまって

”??もう一度言ってください”という感じになるときがあります。

これはマクドナルドやスターバックスのコーヒーなどの固有名詞に限ったことではありません。例えば、花と言えばフラワーですよね?この発音を日本語バージョンの花とカナダ英語いうフラワーの発音とは雲泥の差があります。

他にも、ご飯はRiceですが、日本人はLとRの発音が苦手なために一部のネイティブ講師にはお米を食べたいが、Liceである(蚤)のみを食べたいに聞こえるので注意して、と言うことを言われた経験がありますね。つまりRICE(米)と言いたいが、発音のせいで蚤に聞こえてしまう。

話は少しずれましたが、日本で使われている和製英語は意図的にRとLを発音できなくても伝わるように作られていますので気をつけてください。和製英語になれてしまうとカナダで苦労します。

(4)カナダはこうなのにね!と言うと嫌味に聞こえてしまうらしい

これは個人の悪い癖なのかもしれません。いつもカナダと日本を比べてしまうことが多いですね。特に友達の前だと、カナダはいい国で日本よりもここがいいんだよ!みたいな感じで自慢話が始まりますが会うたびにまた”こいつのカナダの自慢話が始まった”という感じの流れになります。欧米化やろうだ!と言われます。

でも、ここでしっかり書いておきたいのはすべてがカナダの方がいいとは限らないんですよね。確かにカナダの方が稼げるけど物価は高いし、食べ物だって日本みたいに食べたいものが格安でいつでも手に入る訳ではないですからね。

他にも、治安とか医療保険とか、他分野においてカナダと日本を比べてもみて、日本の方が圧倒的に優れている事もたくさんあるんですよね。

(5)日本の大都市がカナダの大都市のように感じる

昨今の日本はまるで海外にいるようだと、言われているますよね?個人的にも日本の大都市である大阪や東京の一部の場所にいるとカナダの大都市にいる感覚になりますね。

とりわけ、外国人旅行客が多い、秋葉原や大阪の西成などは外国人が本当に多くて英語の方が物事が伝わることが多いです。外国人で有名なホステルに泊まったときには宿泊客の80%が外国人で常に英語をしゃべっているような状況でした。

わたしが、カナダに行く前の2000年代の前半は外国人と言えばビジネスマンのイメージで、しかもコンビニなどで働いている外国人の方もほとんどいませんでした。

そのような時代は大きく変わっていまの日本は観光客も労働者も外国人が多くなっていますね。そうですね、日本の都市は国際化していると言うことだと思います。

(6)安さに驚くただし、日本国内はインフレで値段は上がっている

個人的な話なのですが、わたしがカナダに来たころの18年前は1CADが80から90円くらいで安定していましたね。”また非常に重要なことに日本の物価とカナダの物価にはそれほどの差がありませんでした”具体的に2005年の日本の最低賃金の全国の平均は668円でした。

そのときのカナダの最低賃金は州によって若干違うものの時給が$6-$7くらいの幅になっていてその当時の為替レートを適用させると最高でも630円くらいとなっていて、単純計算は日本の方が物価が高いと考えることもできます。

しかし、それから20年近く年月がたって、オンタリオ州では2023年10月に最低賃金が再度あがり為替レートを適用した後の金額は1800円を超える金額になっています。これは2022年の沖縄の時給の853円の2倍以上の金額で日本カナダの物価は明確に差が出ている感じです。

そのために、日本物価はとても安く感じます。

出所:TRADE ECNOMICS

(7)しかし値段とクオリティーがミスマッチ

と上記にカナダのほうが物価が高いという話をしましたね。ここ20年ほどカナダの経済が好調で穏やかなインフレと共に成長しているからです。その間に日本の経済は停滞してデフレを経験していたわけです。

とここまで書くと日本経済はダメで終わっていると思うかもしれませんが、この長期のデフレの影響でようやく外国人が安くて質がいい日本に気がついたと思っているんですね。

つまり、値段が安いにも関わらず商品のクオリティや観光の質がよく、これからこのような分野は日本の産業として期待できると考えています。←つまり値段とクオリティーがミスマッチしている(お得である)と考えている訳です。これからの日本に期待したいですね。

まとめ

と言うことで2023年の終わりにカナダから日本に来て思ったことを2024年版として書いてみました。日本の時差ぼけの話や円安の話、さらに物価やその質にも焦点を当てて書いてきました。ぜひ、参考にしてください

コメント

タイトルとURLをコピーしました