カナダの日系と外資のレストランで働いたら12のポイントが分かった話

カナダ仕事

カナダにワーホリなどの就労ビザ来る方は知っているかもしれませんが、すくなくてもワーホリの方は最初は飲食関係で働く方が圧倒的に多いです。

わたし個人も少なくても4つのお店で就労経験をしています。日本食、タイ、イタリアン、ピザ出前+店内(イタリアン)このわたし個人の職歴からわたし個人が見つけた日系と外資の違いを説明していきたいと思います。

この記事を読んでいただくと、日系と外資のレストランの違いを理解できます(あくまでも個人の経験です)。あなたのカナダ留学にいかしてください。今回はイタリアンレストランと日本食レストランを比べています。

従業員(同僚)

少なくてもわたし個人が働いた日本食レストラン(多分、ほとんどのトロントのレストラン)では、すでにカナダに移民した日本人やカナダで生まれたけど両親が日本人で日本語と英語、ともにかなり喋れるなどの従業員が多かった。

日系:

また、日本人のワーホリの方もいました。わたし個人が一番お世話になったのは、日系の先輩(ただし、すでに30年ほどいてカナダ国籍を取得)で、もちろん日本語は完璧だった。

わたし個人も仕事に慣れるまでに1週間-2週間しか、かからなかったのはこの人のおかげでラッキーだった。

外資:

日本人はかなり少ない、わたし個人が入ったときにいた日本人はわたしの他に1人だけ。

しかも、このレストランはかなり大きく400席はあり、しかも週末のディナーの時間となれば待っている人が50人とかにもなるようなレストランだった。

この当時にはある程度は英語は喋れた(短大卒業後)けど、日本人のワーホリの子と1日中、働けたの1回もなくすべての仕事を英語(カナダでは当たり前だね..)で覚える必要があった。

英語のネイティブの同僚(特にサーバーに)も多く(移民もたくさんいましたが)、とにかく、みんな喋るのが速い。でも質問をすればちゃんと教えてくれるいい同僚が多かった。

メニュー

日系:

カナダの日本食でもほとんどはみんなが知っている一般の日本食、だから基本的には日本食のメニュー. 刺身盛り合わせ、天ぷらセット、すき焼きなどなどを取り扱っていることが多い。

下記は一般的なトロントの日本食のレストラン(やや高級店)

Nami Japanese Restaurant
Open for Dine-in and Take-out!

(注意、わたし個人はここで働いてません)

メニューはもちろん英語だけど、読んだだけで料理をイメージできる。例えば、天ぷらコンボと聞けばどんな天ぷらが入るんだろとか?刺身の盛り合わせと聞けば?中身は?こんな感じに日本人の利点を生かせる

外資:

わたし個人が働いたイタリアンレストランはまさに勉強の連続、まずはメニューが聞いただけじゃほとんどわからない!

日本でも聞いたことないし、発音が難しかったりした。また、客に聞かないといけない事がいくつも(たとえば、パスタの茹で加減、デザートを持ってくるタイミングなどなど)あったりした。

さらに下のメニュー、聞いただけじゃイメージがつかない。わたしだけじゃなく、一般の日本人なら日本食のメニューの方がなじみがあると思う。

また同じお店で酒を造るバーテンダーもやっていたので、いくつものお酒を1つのカクテルにするために使う、そのために本当に覚える作業が多すぎた。完全に英語環境+覚える事が多すぎる環境だった

客層

日系:

客層は日本人を含めたアジア系が多いのは間違いない、でもここ数年でアジア系の以外のお客さんも増えているよう。

わたしが働いたときには日本人の旅行客が30%をしめていた。ただ、トロントで客として明らかに多いのは中国系の客。

また他のアジア系もそこそこ多い、東南アジアとかのお客さんが中心、この時にかなりの数の中国系のお客様を案内した結果、中国語が母国語の英語を理解できたことは利点。

わたし個人が思うにアジア系の英語のアクセントは欧米やラテンなどの英語と比べると理解しやすいと思う。たぶん、それらの国の発音などが欧米の言語に比べれば日本語に似ているところもあるのでは?

外資:

少なくてもわたし個人が働いたイタリアンレストランではお客の人種が何か?は関係なく本当にいろいろな客がきた。

アジア系をはじめに、白人、黒人、中東からラテン系などなど(ただし、外見だけでは見当がつかないので、外見を含む、客の英語のアクセントや話している言語などから予想)

少し前に書いた記事で、英語のアクセントはみんな一緒じゃない。

母国語が日本語なら日本人の英語のアクセント(例えばRとLに難あり)が出がちだし、スペインならスペイン語のアクセントが出がちになる。

そんな意味で、このイタリアンレストランにいたときは色々な英語を勉強した。

チップ

日系:

ここの部分は読んだ人によっては異論はあると思うけど、どちらかと言うとチップは10%程度(平均より少ない)の客が多かった。

また、その日本食レストランは日本からの観光(ツアー客)の客を受け入れていたがチップを払わない客が多いので最初からチップも料金にいれるシステムに数年前に変更になったと聞いた。

ただし、これには続きがある日本を含むアジアの国々はそもそもチップの文化があるところは少ない、余分なお金を払うこと自体がおかしいと感じてしまう事。

外資:

わたし個人が働いたイタリアンレストランではチップの額は平均で15%程度で、バーテンダーなどの場合は曜日によってチップの額が変わったりしたこともあった。

英語環境

日系:

日本語を含んだ英語を使う程度の場合が多いみたい。

すくなくても、わたし個人が働いた日本食は日本語ができる人が日本に長期滞在した事がある中国の方を含め5人程度いた。このような環境では英語環境を作りずらいのは間違いないと思う。

外資:

私が経験したイタリアンレストランではほぼ完全な英語環境だった。そもそも、日本語を話し事がほとんどなく、仕事を覚えるのも英語、お客と話すのも英語で色々、大変だった。ただ英語を伸ばすという意味ではよかったと思う。

難易度(働くにあたり英語など)

日系:

仕事の難易度という意味ではそれほど難しくなかった。実際に、働いた初日にメニューのほとんどはイメージできたし、覚えることができた。

さらに同僚に日本人がいたので日本語で仕事のやり方の解説を受けれたことなども要因だったと思う。

日系の客はわたしの当時の下手な英語でもほぼ100%理解してくれた。たぶん、日本語が母国語の英語に慣れているんだと思う。(日本からの旅行客にはもちろん、日本語)

外資:

わたし個人の意見だけど、英語力が、かなりないと客と円滑に話すのは難しいかもしれない。実際に、一部の客には“sorry ?”という感じで何回も聞き返されたこともあった。

そもそも、その州では日本人が少ない=日本人の英語のアクセント(なまり)に慣れていない事も要因と思う。

おすすめしたい

日系:

正直な話、英語をあまり使わないでも仕事ができる可能性があるのが日系のレストラン。同僚が日本語を使えたり、お客層が日本人が多かったりする可能性もあると思う。

ただ、これも場所のよると思う。日本人が極端にすくない、場所だとそれでも英語環境になりえると思う。

英語に自信が ない人にお勧め、ここから英語を伸ばして英語をもっと使える職場に移動するのもありだと思う

外資:

ある程度、英語が喋れる人や、レストランでの経験がある方。例えば、英語がだめでも本場のイタリア国内のイタリアンレストランとかで働いた経験があると、ある程度は助けなると思う。

ただそれでもポジションなどによって、お客と英語で世間話をしないといけない事もあるのでやっぱり外資系は日系比べると英語は高い必要があると思う。

英語をある程度は喋れる人、理解できる人にお勧めすでに英語はそこそこ喋れるものの英語のレベルに限界を感じしている方には新鮮でいいかも

まとめ

今回は日系と外資の英語環境やチップなどの違いなどを書いてきました。カナダ留学の参考にしてくれればと思います。

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