カナダ留学への(よくある)誤解9選

その他

カナダに来てみたものの、思ってたのと違うーーと、思う人は多いようです。しかしながら、いまはインターネットの時代ですので、調べればどのような情報だってすぐにしらべる事が可能ですよね?

この記事を読んでいただくとカナダ留学にありがちな誤解である、いくつかの事を理解できるようになります。これからするカナダ留学のためにしっかり準備しておきましょう。あくまでも1個人の意見です。

住んでいる人はほとんど白人(都市部には少ない)

実はカナダに限らず、世界の英語圏ではすでに移民大国の国が多いです。カナダに始まりアメリカ、オーストラリアにニュージーランドなどなど日本人に代表的な留学地は基本的に移民国家です。

上にあるどこの国でも移民の数が15%は超えているようです。

そのために、バンクーバーやトロントの都市部に住んでいると、本当に色々な人種の方とすれ違います。体感的には白人のシェアは3割-4割程度でしょうか?

また、大都市では世界の人口のように基本的にはアジア系の方のシェアが多いです。ただし、バンクーバーやトロントから地理的に遠くなるほど、白人系の方が多くなると言われています。

List of sovereign states by immigrant population - Wikipedia

カナダ医療制度が日本よりもいい(考え方にもよるが日本の方がいい)

実は日本の医療保険は先進国では最も優れていると言われてるほど充実しています。

そのために日本人がカナダに来て、永住をしても日本ほど医療の面では満足感は得られません。これはおそらく、歳を取ればとるほど感じることになると思います。

まず、カナダの医療制度では基本的に薬などは10割負担(いくつかは除く)の事が多いです。その反面、日本では原則、1割ー3割の負担ですよね?

カナダでは負担なしの無料になる事もありますが、その病気などの症状によりけりです。

また手術などをするにしても、予約をして検査をしてなどなど、いろいろなステップを踏むことから時間がかかるようです。この点も、日本とは違う事のようです。

差別が全くない(昔から黒人や先住民族には差別が存在する)

カナダは日本に比べると移民大国で色々な人種の人が多いという事は知っていると思います。

わたしがまだ、それほど知識がないころは移民が多いのは差別などの問題を克服した結果と思っていました。

ですが、それほど簡単にはこの差別の問題は解決しないと思われます。最近でもアメリカなど人種の問題が再燃しています。

またカナダにも、黒人よりもネティブカナダ人(先住民族)と呼ばれる人たちへの差別の方が多いとも言われています。

カレッジはどこでも学費は高い(場所によっては安い)

カナダの学費が基本的に高い、これはわたし個人がカナダに留学した15年前に比べれば確かにすべて高くはなっています。

これは特に語学学校と4年制大学などの学費は明らかに高くなっています。4年制大学に至っては年間の学費だけで400万円を超えてくるような場所もあります。

ただしカレッジなどは、いまだに年間100万円(留学生の学費)くらいの学費で通える場所も多数あります。(ただし、カナダの人気の留学地ではもっと高くなります)

そのために英語+特殊な科目を学べるという利点を生かせるという意味ではカレッジというのもありだと思います(ただし、入学にはそれなりの英語力が必要な事がおおいです)

カナダ留学なら語学よりもカレッジ留学がおすすめ

カナダではつねに綺麗な英語だけを勉強する事ができる(都市部では難しい)

カナダの公用語は英語とフランスですが、バンクーバーやトロントでは基本的に英語のみが使われています。

また、移民が多いために基本的にどの方の英語も訛りというものがあります。もちろん、あなたの英語にもそれなりの訛りがあると思います

英語の訛りなしで話すには特定の年齢までに英語の発音の練習をしておかないといけないと言われています。そのために慣れるまではそれなりに苦労します。

ただし、このような色々な国の英語のアクセントを勉強できるのはかなり利点だと考えています。

これはカナダ留学にこれから来る生徒さんには信用してもらえないもしれませんが、英語のアクセントはほぼすべての国で存在しています。

これは英語が母国語であるイギリスやニュージーランドやオーストラリアなどでもです。そのために、いろいろな国の訛りを勉強するという事は英語のリスニングのスキルには欠かせない要素です。

英語を伸ばすには日本人が全くいない方がいい(英語レベルによる)

カナダ留学に来る方で、じぶんの英語力に自信がない人がいると思います。そのような方が無理やり英語を伸ばそうとして、日本人を避けるという事をしてしまうと逆効果になってしまうかもしれません。

これはわたし個人が英語の講師をしている間に色々な生徒さんを見てきましたが、英語を伸ばすために日本人を(日本語を話さないため)避けるという方はすでに英語力がある程度、高い方に向けた方法だと思います。

具体的に、ワーホリなどに必要な英語力がない方が無理やりこの方法を実践しても、日本人の友達もできないし、海外の友達もできない(英語の会話ができないという問題で)という事になりえます。

そのためにホームシックやストレスで留学が嫌にになり、ワーホリを予定より早く切り上げるケースがかなりありました。

たとえ、いま現在の英語力が低く、日本人の友達が多くても滞在していれば最善とは言わなくても英語は少なからず伸びます。

英語に関してのおすすめの記事はこちら

ただし、日本に帰ってしまっては伸びるものも伸びません。そのような場合にはできるだけ、滞在することに目的を置くべきです。

カナダのフランス語圏は英語を話さない(話す人の方が多い)

少なくてもわたし個人がモントリオールなど滞在した時には英語での会話には困りませんでした。ただ、確かに英語を喋らない方は一定数はいるようです。

わたし個人が2008年ごろに語学学校の知り合いとケベックシティなどに旅行に行ったときに英語が通じない事がありました。

ただし、よくよく調べてみると、モントリオールなどにも語学学校はありますので英語も勉強できるのだと思います。日本人にはあまりメジャーではないですよね?でも、確かに語学学校は存在しています。

Attention Required! | Cloudflare

カナダ人の食事は肉とパスタなどの西洋風(いろいろ食べる)

はい、完全な誤解です。

まれにホームステイなどでパンとパスタと肉の繰り返しになる可能性ががありますが、カナダ人の大半は移民国家(特に大都市)に住んでいるために色々なものを食べます(食べれます)。

日本食に始まり、中東やアフリカ、もちろん欧州の料理も至る所にあります。バンクーバーやトロントではこのように色々な国の料理を食べれるのも利点ですね。

カナダの物価は恐ろしく高い(ワーホリの有名留学地では安い)

カナダ留学に行きたいけど、留学費用が高いらしいから他の国にしようかな?

と考える人がいるかもしれませんが、物価という面ではオーストラリアやニュージーランドに比べれば安いと思います。(あくまで、話やインターネットの情報からですが..)

またカナダ国内で節約する方法は色々あります、一般的な物と言えば自炊ですね。カナダでは外食をしてしまうと価格+消費税にチップとなり出費が多くなってしまうのは少し前に書きましたね。

知らないかもしれませんが、カナダでは全国レベルで軽減税率というものがあります。

これは特に米やパスタ、肉、魚などの人間が生きていくために必要な食品に適用されるものなんですが、このような商品(食品を含む)には税金が全くかかりません。

そうですね!見た価格が払う価格です。つまりカナダでは安く健康的に暮らせます。(ただし、このような商品でも加工(例えば、フライドチキン((鶏))をしたものについては税金の対象です)

What Goods and Services Are GST/HST Exempt or Zero-Rated in Canada?
The difference between GST/HST zero-rated and GST exempt goods and services in Canada and examples of each type to make ...

まとめ

日本人が考えるカナダへの誤解という感じで書いてきましたが、みなさんが思っていた事も1つくらいはあったのではないですか?そのような誤解を解ければ幸いです。(ただし、この記事は1個人の意見です)

Arek SochaによるPixabayからの画像

Ryan McGuireによるPixabayからの画像

TeeFarmによるPixabayからの画像

コメント

タイトルとURLをコピーしました