突然ですが、日本の医療制度は世界屈指の良さだと思います。これは、わたし個人がカナダに16年間いますが、いまだにちょくちょく思う事ですね。
とは言ってもカナダの医療制度も世界の水準からみると“手厚い”と考えることができるようですね。
カナダはあなたがどこの州に住むかによって、どのような保険に加入できるか?という事が異なります。
この記事ではカナダのオンタリオ州に加入できる州政府の保険を紹介します。
基本的には留学生(ワーキングホリデー)の場合には州政府の保険が加入は可能でも民間の保険が契約が義務なってることが多いです。(州による異なるようです)
加入できる条件は何?
オンタリオ州に住んでいる期間(必須)
- 過去の12か月間で少なくても153日間はオンタリオ州にいる
- オンタリオ州に住み始めて、最初の183日間で少なくも153日間は住んでいる事(あなた自身がオンタリオ州にいる事)
- カナダのオンタリオ州に住居がある事
上記3つに該当する方は下記の1つに該当すれば加入ができます。
- 市民権保持/永住権保持/カナダ・ネイティブである事
- 永住権申請していて、受理される可能性が高い(詳細は下記から)
- 就労ビザがあり、かつフルタイムで6か月間 働いている事(証明するレターが会社の上司から必要です)
などなど(詳細は下記)
どのように申請する?
行く場所
まずサービスオンタリオに行く必要があります。(新型コロナ下で短縮か一時的に締まっている場所あり)
下記から最寄りのサービス・オンタリオを探せます。
登録時に持っていくもの
- 州政府の登録用紙(記入済み/店舗で記入することは可能)
- ID カナダ移民局からの物(ビザなど)
- ID 個人の住所などを確認できるもの(運転免許証など)
- ID あなたの情報を証明できるもの(パスポート)
(2-4)までで、他にも証明書として使える物の情報は下記にあります。
- オンタリオ州でフルタイムで半年間 以上働いていると書かれた紙(上司などに頼む)
次にOHIPで何がカバーされるのか?に迫っていきます。
何が無料?
カナダの州政府の保険ですが、まずここでしっかり書いておかないといけない事に薬などは実費【10割負担】です。(日本の国民皆保険はここが素晴らしいんですね)
- visits to doctors
- hospital visits and stays
- medical or surgical abortions
- eligible dental surgery in hospital
- eligible optometry (eye-health services)
- podiatry (foot-health services)
- ambulance services
- travel for health services if you live in northern Ontario
と上記に無料の医療サービスが紹介されています。(ここで書いておきますが、あなたが住む州によってサービスが異なる可能性があります)
【Ⅰ】クリニックなどのお医者さんの診察料
これに関しては、日本から持ってくる民間の保険でも当然カバーしていると思いますが、オンタリオ州の保険でもカバーされます(あくまでも診察料だけです)。
【Ⅱ】病院での滞在費
- 病院での医師とナースの費用:
- 病院での診察料(XRAYなど)
- 病院での必要最低限の滞在費
- 病院内で使う薬(退院するまで)
- 病院から退院後の薬
など…
【Ⅲ】妊娠中絶の費用
- 手術を伴うケース
他にも、特定の薬を使う場合のその費用
【Ⅳ】病院でい必要なレベルの眼科の検査
12カ月間に一回の検査(基本的なもの)
またこの検査は19歳以下の未成年か、65歳以上の方が対象。ただし、それ以外の都市でもクリニックなどで検査をした結果、病院での検査が必要になれば対象になる
【Ⅴ】歯科 手術が必要な物に限る
歯科については無料のようですが、下記の症状に限定されるみたいですね。どれもあまり聞いたことがない物ばかりですが..
fracture repair
tumor removal
reconstructive surgeries
medically necessary tooth removal (prior approval by OHIP is required)
他にもコンディションによっては、無料になるケースが多々ある模様。
【Ⅵ】podiatry (足病学)
どうやら、下記のウェブサイトでOHIPでもあるにも関わらず、唯一 有料のサービスがあるみたいです。
それがこの足病学、というかわたし個人は全く見識がないかったのですが、がどうやら足の膝の関節のや足の裏のタコとかを治療するみたいですね。
【Ⅶ】 救急車
この救急車ですが、陸、海、空と種類があるみたいですね。というか、ヘリコプターとかあるみたいですね。
でも最近は乱用を防ぐために、一部を有料にしようか?と言う話が出ているみたいですね。
他にもオンタリオ州の特定の地域には病院が少ないために、通勤費用の一部、補助の情報やOHIPでカバーされない物の詳細が書いてあったりします。
また海外にいてもOHIPでカバーされるものがあるみたいですね。これには驚きですが、この記事は日本人向けですので、そこら辺は割愛します。
(詳しくは下記に)
まとめ
という事でオンタリオ州 政府の保険で何が無料?またどのように登録するのという事を軽くですが書いてきました。登録するには滞在期間やあなたのビザの状態などが影響する事が分かりましたね。
Hilary ClarkによるPixabayからの画像
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