カナダの永住権から市民権をとる利点や欠点 8選

永住権

外国人がカナダの市民権を得るためにはほぼすべてのケース(5(4) of the Citizenship Act)で永住権からカナダの市民権を申請する手順が一般的です。

ただし、日本人の場合には二重国籍が認められていないために日本国籍を放棄する必要があります。

また、日本のパスポートがカナダのパスポートと同じくらい使い勝手がいいために日本人の永住権保持者でカナダの市民権を申請する人はまれです。

この記事を読んでいただくと、カナダで永住権を取得した後に市民権を取得する利点(一部)を調べることができます。ぜひ、参考にしてください。

カナダのパスポート

カナダのパスポート言えば、日本と同じくらい便利と言われています。

ちなみに日本で行ける国は190国でカナダで行ける国は184か国になるとの事です。しかし、日本でビザが必要な国でもカナダのパポートなら必要ない国もあります。

(2019年の初頭の情報です)日本人ではビザが必要な国にでもカナダの場合にはなし

カンボジア/パキスタン/バングラディッシュなどの国はカナダのパスポートの方が入国審査が優遇されています。

日本:事前の申請が必要

カナダ:到着後に申請が可能

ブラジル

日本のパスポートではビザ申請が必要なのですがカナダのパスポートではビザは必要ないです。

以上のように、同じ国に行けてもその条件は微妙に異なっていることもあります。ビザあり/ビザなしで行けるとしても申請などの難易度は微妙に異なるケースがあるという事もわかりますね。

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アメリカの就労ビザが使える

カナダとアメリカでは世界的にも有名なNAFTAと言う協定で結ばれているのは知っていましたか?この協定は貿易だけではなく経済や犯罪協定なども含まれています。

また人材の提供という条約も入っているのです。そのために、カナダのパスポート持っているとアメリカ就労ビザが出やすいという利点があります。

具体的にはNAFTAの協定国であるカナダ、アメリカ、メキシコの3つの国に限定して就労関係のビザも緩和するというプログラムです。

投資系、会社内系、技術系の就労ビザと3タイプあるのですがそのどれを取っても他の国と比べるとかなり優遇されています。

例えば、カナダ国内での技術系の仕事と言われるコンピューターサイエンスや経済アナリストなど仕事です。

申請にはカナダ国内の大学での学士号が必要ですがその際には他国に比べると簡単にアメリカの就労ビザを申請できます。

アメリカは他の国と違い少数の国としかワーキングホリデービザ協定がありません。

アメリカは基本的に仕事はアメリカ国民の特権と考えているためです。ワーキングホリデー終了後に違法に滞在されるのも怖いようです。

そのために、一般の国では就労ビザを取得するのは本当に難しいのです。わたし個人の知り合いのカナダ人がこのビザを使ってアメリカで働いている方を知っています。

アメリカとカナダでは技術職の給料が違いすぎてカナダの給料はばかばかしいと言っているくらいです。うらやましい限りですね。

8 CFR 214.6 NAFTA Regulations

カナダの選挙権がある/裁判制度の義務

カナダは基本的に数年に一回は選挙はあります。カナダの国籍を有していれば選挙に参加できます。

またカナダの裁判員制度に参加する事が義務になります、裁判員制度に参加しないといけないというのは正直な話、いいとは言えないですよね?

強制送還にならない(永住権の場合はなりうる)

カナダの永住権は所持者が犯罪を犯した場合には取り消しなります。

具体的にはどのような犯罪でも6か月間以上の実刑があったケース、また最高懲役が10年以上の可能性がある犯罪を犯した場合(麻薬の密輸、詐欺($5000以上)など)があるようです。

市民権を持っている場合には強制送還にはなりません。

上記の場合にはストレートに刑務所に行く事になります。(永住権保持者でももちろん、服役した後に没収となります)

職種に制限がない

カナダの国内の仕事は永住権をもっていればなんでもできるという事でもありません。いくつかの仕事は市民権がないとできない仕事もあります。

実際に政治家などはカナダの市民権がないと選挙に出る事はできません。

またカナダの警察であるRMCPや国境警備隊であるCBSAなどは永住権保持者も仕事につけるように数年前に変更されています。

ですが実際の話、市民権を持っている方が優先で永住権だけで受かっている人は少ないと言われています。

上記の職種は国の安全保障に関わる仕事ですので、理解できます。そのために現実問題としてすべての仕事ができると言うのは市民権を取得した後という事でまちがいないとおもいます。

二重国籍が認められている

世界的に見ると二重国籍が認められている国の方が多くなっています。先進国ではなんと日本を除くすべての国が2重国籍を認めているのですね。

ですので、仮に日本国籍を破棄してカナダの国籍にするとアメリカの国籍を同時に保持(将来的に)するという事も可能になります。

List of countries that allow Dual Citizenship (and those that don't) - Flag Theory
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入国を拒否されない/待ち時間が少ない(アメリカ)

日本から海外についた時の入国管理と言えば一番と言っていいほど緊張する場所なのではないですか?実際に、入国拒否なんてされたら大問題です。この問題ですがカナダの市民権を持っていれば拒否はされません。

またアメリカの入国管理局はカナダの市民権を持っている者には短時間で審査が終わるプログラムを施行しており、国境を超すのが容易となっています。

永住権の更新の必要がない(時間と手数料の節約)

カナダで永住権を持っている者には5年おきに更新をしないといけないのですが、その日に行ってその日に受け取れるというものではありません。

具体的にですが申請した日から104日間(平均)もかかり、さらに手数料も払う必要があるのです。もちろん市民権の場合にはないです。

ちなみに永住権の利点の記事はこちら

まとめ

カナダの市民権を解説してきましたが、永住権と比べると多少は違うというとこが分かっていただけたと思います。パスポートやカナダの国内の職種やアメリカの就労ビザなどの特権がおもなものです。

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