カナダから日本に本帰国:でもその前に確認しておきたい9個の事 退職編

カナダ仕事

わたし個人はカナダ在住が今年で18年になるのですが、もしわたしが日本に帰国となると色々やることが多いように思います。

賃貸を引き払ったり、携帯電話を解約したり当然、日本は左側通行でカナダでは右側通行であるために、車なども手放さないといけないと思います。

当然、他にも重要なことがありますよね?そうですね、仕事ですね。退職は退職でもカナダの退職は日本とは違いますから知ってほしいことがいくつかあります。ぜひ、参考にしてください。

カナダの退職の告知は最低でも2週間前が一般的

まずあなたがいつ退職するのか?を会社に伝えないといけないと思います。この期限ですが、最低で2週間となっています。

でも実はこれはESA(労働基準法)では法的には正式いつと?は決まっていません。つまり、やめる前に告知する義務はあっても法律では前日に告知しても法的には問題ないことになります。

ただしカナダの常識として最低2週間と言われていますね。

またReasonable Notice of ResignationにていわゆるCommon lawにおいてreasonable time(常識の時間内) と書いてあり一定の時間に労働者が会社の方に告知する義務があることはここで書いておきます。

そのために、もし不安なら人事部の方にやめる予定が決まったらいつ言えばいいのか?を聞いておくといいと思います。

個人的におすすめのステップとしては

(1)個人的にはやめる予定の2ヶ月間前くらいで、やめる可能性があることをなんとなく言う

(2)やめる予定の1ヶ月間前にやめる可能性が可能性が高いことを言う。

(3)2週間前に正式に退職することを伝える

と言うようにステップを踏んでいくのが望ましいと思います。どのような会社でも後任の準備などがありますから予定を組んでいくといいと思います。

Do You Legally have to Give 2 Weeks Notice in Canada | About Staffing
There can be a lot of confusion around how much notice is enough when you plan on quitting your job. This post will give some clarity to resignation practices.

ただし、先ほど申し上げたとうり法律的は何日前という期限はありません。

問題が起こって退職した/リストラされたケースでは2年間が期限

何も問題がなく円満に仕事を退職できることほど、素晴らしいことはありませんよね?でも実際にはかなり面倒なことも起こりえます。

会社の都合でリストラされたのに自己都合で会社を辞めることを強要されたケースや、最低賃金に満たないケースでそのことに文句言ったらリストラになったケースなど様々です。

しかし、非常に重要なことにどのようなケースであっても2年以内に法的な行動を取らないとすべて無効になります。どう考えてもあなたが正しいケースでもです。

そのために、このことは覚えておいてください。詳しくは下記

Filing a claim | Your guide to the Employment Standards Act
Know your rights and obligations under the Employment Standards Act (ESA). This guide describes the rules about minimum wage, hours of work limits, termination ...

給料の支払いが遅れる可能性がある

これは会社やあなたがいつ働き出したのか?によるのですが、給料の支払いが遅れる可能性があります。例えば4月1日に働き出して、締め日が4月8日に確定するパターンですね。

その後に支払いが、4月15日にされるパターンです。通常であれば、4月1日から2週間働たらいたのですから2週間分の給料がもらえると考えると思いますが、これが1週間だけになります。

そうですね、締め日に給料額が確定するのですからその分は1週間分だけになります。つまりこれはあなたが働いた最初の週の終わりに締め日がありそれが支払日と異なる事が原因です。

そのために、疑問に思ったら調べてみてください。

会社から推薦状をもらえるか聞いてみる

これは万人に言えることだと思いますが、できれば何も問題なく退社したいですよね?円満退社が望ましいわけです。

円満退社のケースでは、上司などに頼むと推薦状を書いてもらえる可能性が出てきます。これはカナダ国内でも日本でもマイナスになることはありません。

ただし、その書き方やフォーマットには気をつけてほしいことがあります。

  • 直属の上司からの推薦状であること(それを証明できると尚 可)
  • 基本的にすべてがポジティブであること
  • 実際に起こった良い場面を具体的に書いてもらう

例(課長が長期の病欠になったが、課長代理として立派にその期間、仕事をやり遂げたなど)

  • 電話番号やemail addressが推薦状に載っていること、またコンタクト可能であること

などの条件があります。

たとえ、会社を辞めるにせよ関係が良ければ推薦状も快く書いてくれると思いますし、第3の会社から確認が来てもよい返答を期待できるとおもいます。

そうですね、しっかり準備しておきましょう。下記はフォーマットになります。

https://resources.workable.com/wp-content/uploads/2019/03/Letter-of-recommendation.pdf

仕事において成功例のサンプルの保存をお願いをする(Save Work Samples)

推薦状の話をしましたね、それに加えてあなたが実際に成功に導いた会社の命運がかかったプロジェクトなどの書類ですね、そのような物があればなおさらよろしいようです。

ただし、この中には会社の情報などが書いてあることが多いために会社の上司などにストレートに印刷してもいいか??

などを聞くと断れることになりますから印刷をして会社の情報があるところは黒マジックなどで黒く塗りつぶすという方法がいいと思います。

会社の情報を無断で外に出すと当然 裁判沙汰になる可能性もありますから注意してください。要はあなたがそのプロジェクトを成功にみちびた(例えば)事がわかる証拠ですね。

退社に当たって、わたし個人が絶対におすすめする方法に“あなたのせいではなくても礼儀をわきまえて退職するのがいいと思います。

”怒りに任せて暴言や、法的処置に出るなどの事を匂わせたりするとその後の関係を維持することができなくなってしまいます。

カナダに限らず、ビジネスの世界では経営状況が一時的に悪くなることは珍しいことではありません。

そのために、景気が回復すれば復職できる可能性もあります。実際に日本へ帰国したもののカナダに就労ビザとともに帰国した方がいます。

このようなチャンスを捨てるのは賢明ではありません、是非、覚えておいてください。

福利厚生などを再確認(社員のみのケースが多いが..)

英語で言うベネフィットというもので日本語で言う福利厚生になります。カナダと日本で大きく違う事と言えば、国民健康保険です。

カナダも一応は国民皆保険ですが、大きく違うところに保険がなければ薬などが100%負担(一部除く)であることです。

日本では学生や老後生活をしているお年寄りの方だけの場合でも一部の負担で済みますが、カナダの場合はそうはなりません。

そのために、あなたが仕事をやめる時に例えば、歯医者や眼科などは済ませておくことをおすすめしたいです。そうでもないと、かなりの出費になってしまいます。

年金の確認をする

他にも年金の話をしたいと思います、カナダにも日本の国民年金にあたる(Canada Pension Plan)CPP会社に働くとここは義務(一部除く)ですので、積み立てが勝手に始まります。

でも、日本に帰国する場合にはカナダで余生を過ごすかは?わかりませんよね?でもどうやら、*かなり条件付きでカナダで払った年金を日本で受給することも可能のようです。

そのために、長期間においてカナダの年金を払った場合には必ずここも確認しておきましょう。下記は日本年金機構の公式サイトです。参考にしてください。

https://www.nenkin.go.jp/service/shaho-kyotei/kunibetsu/notice/canada.html

休日や休暇のチェック

他にもあなたの休日や休暇の確認をすることをおすすめします。オンタリオ州 の労働基準法で1年間のフルタイムで働いた方には2週間の有給休暇が義務になっています。

つまりこれはあなたが働かなくても給料がもらえる事になります。

にもかかわらず、このような休暇を消化しないと丸損になってしまいますので、そこら辺もしっかりと確認をしてからやめるならやめましょう。

ちなみにオンタリオ州の一般の会社では有給休暇を使わなかった場合には、保証金などを支払う必要はありません。そうですね、うっかり忘れると無駄になる可能性が高いです

しっかりといきましょう!

状況によっては失業保険が申請可能である。

会社のせいで失業した例では、まず失業保険の受給資格が得られるケースが多いです。失業保険はおおよそ、その会社でもらっていた給料の半額を一定期間において受け取る権利を得られます。(例外あり)

また、あなたのせいでも失業保険の受給できるケースがありますので、失業した場合にはじっくりと調べてみてください。

例 親族の介護、病気などはもらえることが多いです。

帰国前にこれは大丈夫?知ってほしいことを書いています。

日本帰国前にすることと言えば、賃貸を引き払うことや携帯の解約など色々やることがあると思います。当然、退職の準備をするのはそのうちの1つです。

そのために、近々本帰国する予定の方がいる場合にはおすすめの記事になります。できるだけ問題にならないように日本への本帰国を成功させる情報が入っています。是非参考にしてください。

まとめ

と言うことで、日本への本帰国の退職編と言うことで色々書いてきましたね。失業保険のケースや推薦状の話、またカナダの福利厚生などの話もしてきました。

みなさんが少しでもありがたいと思っていただけると書いた意味があると思います。

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