マレーシアのクアラルンプールに仕事の関係で単身移住し約3年間過ごしました。仕事や生活が慣れてきたころプライベートも充実させようしました。
そしてマッチングアプリをダウンロードの使用を思いつき様々な国の人とデートへいき、恋愛をしてきました。その中でも初めてマレーシアで恋愛した思い出深いフランス人の交際についてご紹介します。
お相手は花の都パリ出身のC。彼は私と同じくマレーシアには仕事できており5年ほど住んでおり現地の生活に溶け込んでいるようでした。
フランス人は文句が多いことで知られていますが、彼は文句を言うどころか、スムーズに物事が運ばないことに慣れていてそれを楽しむ余裕さえ見受けられました。
彼が話すフランス訛りの英語が当時の私にはとても新鮮に聞こえました。毎回連れて行ってくれたレストランやバーは「どうやってここ見つけたの?!」と驚きが隠せないほどセンスが良かったのを覚えています。
今回は仕事でマレーシアにいる方からの恋愛体験談を紹介させていただきます。お相手はフランス人の方と言うことで情熱の国という反面、プライドが高いや自己主張が強いなどのイメージもありますが…
今回のロマンスはどう展開されるのか?注目ですね!!!
フランス人との出会いに浮かれた私
フランス人Cとは、チャットが出来て英語の練習にでもなればいいかとかなり安易な感情から始まりました。
なんせマッチングアプリは写真とプロフィールのわずかな情報でしかその人を判断できないので期待していなかったのです。
初めて彼の写真を見たときには「かっこいいな。しかもパリ出身ってなんか素敵だな」という感情だけで特に将来を考える流れを予想することはありませんでした。
異国で外国人と恋愛するって良いなという単純な思いで彼を見た瞬間に右にスワイプをしました。そしてラッキーなことに彼も私を見つけた-時に右スワイプをし、アプリ上で会話が始まりました。
毎日こまめに連絡をくれることが嬉しくて、英語の練習だと思っていたチャットがいつの間にか楽しみになっていました。
「今日はインドネシアに出張だよ」と添えられた夕日の写真を見るだけで私は外国人と異国で恋愛をしようとしている感覚があり、鼻高々でした。
この時は彼のことが好きというよりは「外国人と連絡を英語で取り合っている自分」に酔いしれているような状態でした。
彼からの意外な告白に動揺
数週間、毎日連絡を取り合いついにバーで初めて会うことになりました。楽しくお酒をお互い数杯飲み、外の公園で散歩をすることになりました。
その日を境に週に1回会う仲になり、私の気持ちは段々と大きくなっていきました。
「この人が好き」と確信に至るまで、さほど時間はかからず翌月には告白はしていないもののお互いが付き合っているという認識を持ち、交際に至りました。
そんなある日、「パリに付き合っている彼女がいるけど君のことも好き」と言われ私は動揺してしまいました。今まで一緒に過ごしてきた時間全てが裏切られたようでとても悲しかったです。
「その彼女と別れるの?」と聞くと、「分からない」と言われた私はどうしていいのか分からず自然と彼との距離を取るようになりました。
初めて好きになった外国人に裏切られる辛さは今でも忘れません。
ある日、何ごとも無かったかのように「あのバーへ行かない?」と誘ってきた彼に、まだ好きな気持ちを押し殺して「ごめん。もう会うのやめよう」とメッセージし、それから連絡を取ることはなくなりました。
異文化恋愛を理解するのは思いのほか難しかった
私はどうしても一途ではない恋愛が出来ずこの恋愛は終わってしまいましたが、初めて異国で外国人とデートし交際に至った思い出は未だに色あせることはありません。
フランスのようにオープンな恋愛が出来たらどれだけ楽しいかと柔軟になろうと思ったこともありましたが、「私だけを見て欲しい」という思いは消えませんでした。
もう少し私が大人だったら状況は変わっていたかも知れませんが、まだ恋愛経験が浅く若かった私にはそこまでの余裕はありませんでした。
初めての経験を沢山くれた彼との恋愛は残念な結果に終わりましたが、私を成長させてくれた大切な思い出です。
と言うことで、結果的に二股と言うことで終わったしまったようですが、ここでの経験は全くの無意味と言うことではありませんので次に生かしていただければと思います。
今回も素晴らしい体験談ありがとうございました。
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