恋バナ・カナダ:インド人の彼にカナダで出会えた話:日本の価値観が変わりました。

カナダ 恋愛

今回はカナダで運命的な出会いをしたSさん20代の方のストーリーになります。日本とインドと言うことで日本とは色々なことが違うのだろうという予想ができますね。

わたし個人の友達や同僚でもインドの方がいますが、仕事でも恋でも情熱的な人が多いように思いますね。前置きはこのくらいにしてさっそく読んでいきましょう

〇ドキドキ編

<初対面で間髪入れずに花束をもらう>

付き合う前)初めての彼とのデート。まだお互いがどんな人かもわからぬまま家の近くのスーパーで待ち合わせをしました。

会う前は三カ月ほどSNSを通してメッセージのやり取りを毎日していました。彼はもうすでに待ち合わせ場所に到着しているようで早歩きで待ち合わせ場所に向かいます。

「着いたよ。どこにいるの?」とテキストを送ると、

黒の乗用車から一人の男性が。事前に写真を交換していたので大体の雰囲気は想像していました。お互い少し恥ずかしそうに挨拶を交わしたと思ったら

いきなり視界には花束が。ピンク色がモチーフのブーケで、百合の花の香りが印象的でした。出逢ってまだ数秒しか経っていませんでしたが、彼は私のために花束を事前に用意してくれていました。

実はまだ会う約束すらしていないときに彼とのやり取りで「私はお花が好き」ということを伝えていました。

それから少し時間が空いていたので、私はその会話をしたことすら忘れていました。「君がお花が好きって言ってたから。」と彼は照れたように話していました。

正直、日本にいたときは男性から花束を貰ったことがなかったので、とてもうれしかったです。

まだ恋人でも友達でもない関係性の私たちでしたが、彼の誠実さと一途な思いを初めて会った瞬間に実感することができました。

〇誕生日編

<誕生日はサプライズでケーキやプレゼントを貰うのではなく自分からご飯を奢る>

付き合って約二週間後には彼の誕生日がやってきました。

皆さんにとって誕生日はどんな一日でしょうか。私が日本で生活をしていた時は、毎年友達や家族、恋人の誰かしらに祝ってもらっていました。

友達の誕生日には何週間も前からプレゼントは何にしようか、今年はどんなサプライズを用意しようかなど、頭の中は友達が喜んでいる姿でいっぱいでした。

これは個人差はあるかもしれませんが、自分の誕生日に周りの人に何かしようなんてことはちっとも考えたことはありませんでした。

もちろん彼の誕生日も祝う気満々で、「プレゼントは何が欲しい?」ときいてみると「必要ないよ」と返ってきました。

その時私は彼がただ遠慮をしているのだと思っていたのですが、彼にとってはそもそも”プレゼントを貰う”という概念がなかったのかもしれません。

なぜなら、インドでは誕生日はお祝いされる側ではなく、自分から家族や周りの人に感謝を伝える日だそうです。

それを知ったとき私はなんて素敵な文化だろうと思いました。誕生日当日はナイアガラ滝へ行って、宿泊費やその他費用もすべて彼が払ってくれました。

私は事前に用意していたプレゼントと手紙をあげました。私の拙いメッセージでしたが、彼は涙を流しながら「今日は今までで一番幸せな誕生日だ。」と喜んでいました。

〇日本ではありえないインドの常識

<デート中でも構わず電話>

インド人彼氏と付き合ってから一番文化の違いを感じたのは、電話に対する価値観です。

日本では、人前で電話を控える傾向にあると思います。

彼との初めてのデートの日に私は文化の違いを実感することになります。

私たちの初デートはカナダのトロントで有名なトロントアイランドというところに行きました。

その日の天気は快晴でお出かけに最適な一日でした。彼の友達は彼が初めて私とデートにいくことを知っていました。

目的地で観光中に彼の友達から電話がありました。彼は何のためらいもなくその電話に出ました。

会話のほとんどは彼らの母国語のヒンディー語を話していましたが、どうやら私とのデートについて話しているようでした。今どこにいるのか、何をしているのか、

そして一番驚いたのは、私の目の前で「彼女はどう?」と聞いていたことです。余りにも堂々としすぎていて、言葉が出ませんでした。

彼と付き合ってから、インド人は頻繁に電話をすることを知りました。デート中は必ず電話をしているのを見ます。見ない日は一日たりともありません。

彼らは友達とほとんど毎日、また家族や親せきともよく連絡を取ります。余りにもオープンで堂々としているので、友達に恋人を紹介するのもかなりオープンです。

〇彼氏と喧嘩した時

<コミュニケーション不足が原因>

私が彼と付き合っていて最も大変だなとおもうことは、

文化の違いの上にコミュニケーション不足が重なることです。それは最悪の事態を招きます。よく彼と喧嘩をする内容は、彼が約束を忘れがちなところです。

例えば土曜日にバーベキューをしようと予定を立てていてもそれが実現する確率は低いです。日本人と比べて外国人はそんなに深刻に物事を考えていない気がします。

それは時としていいことですが、複数人や第三者がいる場合はとてもストレスに感じます。友達と会う約束をしていたのに、気が付いたら予定がキャンセルになっていたなんてことはよく起きます。

私は典型的な日本人なので自分がこれから何をするのか、どこに行くのか分からない状況は精神的苦痛を感じます。

またある日は電話中に「I love you forever, and you? 」といわれ、まだ付き合って三ヶ月の彼に永遠は誓えませんでした。

私が考えすぎなのかもしれませんが、さらっと約束や言葉を口にする彼に、私は言葉の責任感の不足を感じます。

まとめ

まとめると、文化の違いはコミュニケーションによって解決されますが、自分にとっての当たり前を価値観の違う相手に突きつけると喧嘩が起きます。

彼とはよく話し合い、お互いの価値観について話し合いますが、衝突はよく起こります。どんなに説明しても分かり合えない時もあります。

私の英語力不足で言いたいことをすべていえるわけではありません。時に彼の家を飛び出して言葉ではなく行動で示す時もあります。

日本人同士なら言わなくてもわかるようなことでさえ、彼に説明をする必要があるのです。

ということで今回はSさんの彼氏との色々な経験談を語ってもらいましたが、やはり外国人という事でコミニケーションなどは英語力不足の影響もあるみたいで、大変な事もあるようですね。

とは、言ってみても日本人からすると本当にこのような事がロマンチックなんだろうなと思いますね。花束というのは正直 かなりやっちゃっている感じがしますよね?でもここら辺が文化の差と言うことなんだと思います。

Robin HigginsによるPixabayからの画像

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