カナダでの給料交渉はどうする?知っておきたい交渉ネタ 8選

カナダ仕事

突然の質問ですが皆さん今の給料に満足はしていますか?と聞けばほとんどの方は”NO”ではないでしょうか?

わたし個人も数年前に一定の給料で合意して働き始めたものの、カナダのここ数年の長引くインフレによって、実質の賃金は目減りする傾向にあるために数年後には交渉の可能性も視野にいれて働いているのが実情です。

ここでみなさんに聞きますが、給料交渉をしたことはありますか?自信をもって、Yesと答えられる方は少ないのでないですか?そもそも、日本では昇給交渉は一般的ではありません。

交渉するにしても転職の時などが一般的ですよね?しかし、カナダでは昇給交渉は一般的(少なくても日本よりは)で同僚で成功した人を何人も見てきています。

”大事な事と言えば、単純に給料を上げろと!”言ってもまず無理です。

その理由が必要なんですね、本日はうまい口実などを個人の経験、さらにINDEEDの記事から紹介していきます。是非参考にしてください。

交渉を行う前に必要な情報

ここで交渉を行う前に調べておくことをいくつか書いていきたいと思います。まず、給料の交渉がしやすいカナダでも何も準備をしないで交渉をするのは無謀です。

一般的な会社では”理由なしに昇給を受け入れるの可能性は低いと言います”ということであれば、昇給に必要な理由をいくつか調べておく事ですね。

同じ職業の勤務経験の平均給料調をべておく

例えば、あなたの業界のキャリアと勤務年数の平均を調べておき、平均以下の場合にはこのネタを元に交渉をするのは筋が通っています。

特に生活費用が高い、バンクーバーやトロントなどでの勤務の場合には他の勤務地に比べるとそもそも物価が高いので同じ給料というわけにはいきません。

あとで紹介しますがわたし個人は同じ会社でも移転のために昇給した経験があります。

同僚の給料の額を入手しておく(可能ならば)

わたしの個人のケースでは過去にやめた後の同僚の給料を聞き出して、それをネタに給料の交渉をした経験があります。(←ただし、同僚内で給料の額がお互いにいくらなのかを共有するのは会社の規則で違反になっていることが多いので注意してください)

また、同僚の給料の額をネタに給料交渉をするとその同僚に迷惑がかかるので注意しましょう。わたし個人のケースで恐縮ですが、過去の会社で同じ量の仕事なのに給料が違いましたね。かなり、ショックでした。

わたし個人はこれをネタに給料交渉に行った経験があります。しかし、撃沈しました。(^_^;)

上司や同僚に口添えをしてもらう

他にも上司や同僚に口添えをしてもらうと言う方法もおすすめの1つみたいですね。

こちらはINDEEDからの引用になりますが、経験が豊富な同僚や上司に経験と給料が見合っていないと上司(課長など)からさらに上の部長などの役職に進言してもらう方法です。

個人の経験則で昇給が認められた人が数人いましたが、直属の上司に決定権はなくさらに上の役職で、部長から役員などの人に進言があってさらに会社の人事部に話がいって、ようやく認められるケースがありました。←このルートが一般的みたいですね。

ですが、個人の経験則では説得力がある理由なしでは昇給に繋がったケースは知らないですね。そのために、タイミングやそれなりの理由が非常に重要です。

昇給交渉はタイミングがすべて

では一般的には認められにくい、昇給ですがタイミング次第でチャンスが生まれてきます。まず、わたし個人の経験から紹介します。

カナダ国内の他の店舗に移転した

大学を卒業した後にトロントで仕事がないために泣く泣く、他の州に移動したことがあります。当時はまだ2010年くらいの金融危機の影響が色濃く残っている状況で、職歴がなければ仕事もない状況でした。

そのために、トロント以外の都市(カナダ北西部)で仕事をGETして数年後にトロントに戻ってきたのですが、その時の時給が$1くらいあがりました。

*ただし、2つの都市の物価を比べると実質的には同じくらいかもしれませんね。*

資格を取得したあと

わたし個人は貿易関係の仕事をしているのですが、あるていどの年数を働くと”経験者”としてこの業界の資格などを合格すれば会社の費用でいいので取得してみないか?

という話が出てきました、また資格を取得後には昇給にも応じるという話だったために試験に受けてみました。そして、運良く合格できましたね。

結果的に時給が$1昇給しましたね。←ただし、これを今考えると、$1ではなく交渉をして$2くらいにしてもらえれば良かったと思います。

残業の給料は時給が高くなる可能性も

他にもわたしの元同僚の経験ですが、週五で朝の9時から夕方の5時までのシフトで働いていたものの会社の都合でどうしても週に10時間-15時間くらいの残業が必要なる機会がありました。

会社との話し合いの結果、家からリモートで勤務できることを条件に承諾していましたね。当時はまだ、リモートワークが今ほど一般的な事ではなくうらやましく思った記憶があります。

他にも週の労働が44時間を超えると時給が1.5倍になります。←そうですね、考え方にもよりますが、実質的に給料があがると考えることもできます。

わたし個人の経験や元同僚の話を紹介してきましたが、上記のようにタイミングをうまく使うと昇給のチャンスをつかめることになります。

INDEEDからの引用(記事は下記)

INDEEDから引用した記事には他にもいろいろな方法で昇給も交渉する事ができるとありますね。ですので、いくつか紹介していきます。

地理的な条件などを考慮してもらい昇給するケース

先程、地理的な条件を出して昇給交渉をするという話をしましたね。カナダでも都市によっては物価が違いますのでここを強調して交渉するのも手です。

また、会社から通勤時間が長い(子供面倒を見る必要がある)などを理由に昇給などはなくても仕事の一部をリモートワークにしてもらって家から勤務できるようにしてもらうケースも知っています。

やはり、ここら辺もそれなりの理由が必要になってくると思います。職場で仕事をする必要はないので実質的には昇給に繋がってきます(例えば、通勤時間を他のことに使えますね、また通勤費用を削減できる)

業務内容を変更して昇給をしてもらうケース

他にもINDEED”によると、勤務経験が長いことネタに説得して、業務などの変更や追加で昇給してもらうというパターンもあるようですね。

まぁ、確かにある程度勤務経験が長くなると実質的には課長補佐のような仕事内容になる方もたくさんいますから(特に日系の日本人の方)、これなら会社、従業員ともに妥協できると思います。

昇進で給料交渉をするケース

他にもINDEED”で調べた内容の中に役職の変更がありますね。例えば、係長から課長になるとか、アシスタントマネージャーからマネージャーになるような感じの役職の変更です。

わたし個人がしっている昇給の話では、このルートが一番大きな昇給になっていると思います。

もともと、一般の業務を5年くらいしていた方が、係長になったや、課長が辞めたので係長から昇進したケースですね。

会社によると思いますが、係長から課長になったケースでは年俸が1万ドルから2万ドルあがるケースもすくなくありません。ただし、マネージメントになると一定の残業代は出ないことが多いです。

そのために、実質的に昇給になるかには業務次第という事になると思います。

昇給の額は肝心

すごく重要なことを書きますが、昇給をしてほしいけど、金額は決まっていないという方は気を付けてください。昇給リクエストしてもあまりにも高い金額を提示してしまうと意味がありません。

非常に重要なことで一般の会社ではポジションによって出せる給料が決まっています。金額次第で昇給は可能だと考える会社は結構あります。

個人的におすすめの方法としてはあなたが今働いている会社の求人を常にチェックすることです。

あなたと同じポジションの求人が出ていても、あなたの給料よりも高くなっていませんか?←これはインフレなどを加味した給料になっているケースですね。

つまり考え方によっては、このくらいの昇給は可能ということでもあります。

人事部や経理部の方々の知識は重要

他にもおすすめの方法として人事部または経理の人と仲良くなるという方法があるみたいですね。

これはわたしの上司からアドバイスされた事ですが、これらの方々はあなたの給料などに関する情報を持っています。さらに求人の情報も当然知っていますよね? 

例えば、新規の事業が会社に飛び込んできて新しくXXX部門を開設するなどの情報がわかるかもしれません。

少し前の話ですが、会社に新しくイーコーマーの部門ができて他の部署で一般職で働いていた従業員が課長に昇進した話をしっています。

いくら同じ会社で働いていてもこのような情報を知らなければチャンスをつかめません。昇給を望むなら挑戦はしていかないといけません。

さらに経理部の方々は会社の経営状況をよく知っています。ここで働いている方が過ぎにやめる場合には会社の経営状況がよくない可能性があるみたいですね。←ここをよく知ることで倒産する会社を前もって知る事ができるといいますよね。

まとめ

と言うことで個人の経験談からさらに、INDEEDからの引用を含めた記事を書いてきましたね。再度書きますが、何もしないけど給料を上げろ!はなかなか通用しません。そのために、正当な理由が必要なんですね。

資格を取得した、役職の昇進したなどの事はよくあるケースです。この記事がみなさんのためになると光栄です。

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