カナダ国内で就労! 電気メーカーの人事職に就いて

カナダ仕事

カナダ国内メーカーの人事職に就いて

2018年よりカナダの国内電気機械メーカーにてフルタイムで人事の仕事をしています。今の仕事について、また今に至るまでについてのお話をしたいと思います。

カナダに来る以前は、新卒で日本国内大手医薬品・医療機器メーカーに入社し、人事部にて、新卒採用や人事異動の手配、海外人事などを担当していました。

結婚を機に退職し、カナダに移住しました。移住して最初の7年程は育児中心の生活をしており、子どもの成長とともに英語を学びに学校へ通ったり、州で行われていた雇用支援プログラムに参加をするようになりました。

7年間もほぼ専業主婦の生活をしていたので、社会で、しかも英語で働けるのか、雇ってもらえるのか不安でしたが、上記の雇用支援プログラムでインターンシップが組まれており、現在の会社に縁あって採用されました。

インターンシップ後は、めでたく本採用となり今に至ります。

カナダでの就職は、業界や職種にもよりますが、基本的に学歴、資格、「カナダでの社会経験」、そしてコネがないとオフィスでの仕事を得るのは非常に難しく、雇用支援プログラムを利用して一番最初の「カナダでの社会経験」を得たのは正解だった気がします。

英語に関しては、仕事柄、部署内だけでなく保険会社など第三者と会話をする機会もあり、高いコミュニケーション能力が求められます。

また社内からは、不満であったり、問題を抱えて相談に来る方も少なくないので、それに対応できる力が必要です。

必要な英語力

人事規則などの専門的な文書も扱うので、それを理解し最適な文章を書ける、少なくとも文法、スペルのミスをしないレベルだと好ましいのではないでしょうか。

TOEICだと最低850点は必要かと思います。

健康保険、生命保険、年金積み立て制度、フィットネスジムの割引などがあります。

会社からの福利厚生(ベネフィット)

健康保険では、歯科や処方薬の他に、整体や鍼灸などにかかる治療費についても大部分が保険でカバーされています。また生命保険も会社の負担で入ることができます。

仕事については、インターンシップから始めたこともあり、新卒の新人が行うようなコピーとり、ファイリングから少しずつ教わりながら業務が増えていきました。

1)給与計算

現在では、1)給与計算、2)採用、3)人事マニュアル、人事規則の制定、改訂、4)安全管理、5)福利厚生の手配ほか、ほぼすべての人事業務に携わっています。

私の会社では、給与は二週間に一度支払われます。そのため、二週間に一度、役員以外の全社員の給与の計算から支払いまでの一連の仕事を経理部と協力しながら行っています。

それ以外にも、新規雇用者や退職者、その給与支払期間で住所や所属部署が変わった人などの情報を更新するのも仕事の一部です。

給与に間違いが少しでもあると、社員の生活に支障をきたしたり、社員さんからの信頼も失うので大変重要な仕事だと感じています。

2)採用

採用は、日本のように新卒採用と中途採用を分けて行うのでなく、空いたポジションが出たとき、もしくは人員を増やしたい、となったときにのみ採用を行います。

私の仕事では、募集要項を作成し募集媒体に載せること、そしてその翌日から履歴書が送られてくるので中身を確認し、次のステップへ進めるか判断をします。

面接に進むことになった場合には、面接官、書類、面接会場の準備なども行います。

3)人事マニュアル、人事規則の制定、改訂

どの会社にも人事規則はあると思いますが、私の会社では数年ごとに見直しを行っており、これまでの規則やマニュアルを加筆修正したりします。

また新しくできた法律(例えば、カナダでは大麻の使用が合法になり、それに関した法律が数年前に定められました)に準じた規則を定めます。

これは、毎回会議でディスカッションを行いながら、加筆修正していくのでかなりの英語力とスタミナが求められます。

4)安全管理

毎週、もしくは毎月定期的に安全点検のためのレポートを作成したり、その担当者とコミュニケーションをとりながら、レポートを取りまとめます。

これは製造業ならではかもしれませんが、フォークリフトや機械などの点検を行い、不具合やニアミスなどがあった場合にはそれの安全対策までされたことを確認する、など社員が安全に働ける環境作りも行います。

5)福利厚生の手配

福利厚生には、健康保険や生命保険、年金、その他にもフィットネスジムの割引やワークウェアの割引などがあります。

これらの案内を新規雇用者へ行い、必要な事務手続きを行います。また必要に応じて説明を行うなど、総合窓口的な役割をします。

大変な事とは?

現在の仕事を始めて4年経ちますが、自分が採用に携わった社員の方が楽しく働いているのを

見たり、また、社員の方が職場で何か困ったことがあったときに頼ってもらえる存在になれたのが何より嬉しく思います。

4年前に入社した当時は、誰も自分のことを知らず、自分も社員の名前と顔が一致せず、右も左もわからなかったので、その時と比べると大きな飛躍です。

一方、大変だと感じるのは、会議では常に意見を求められることでしょうか。黙っていると参加している意義がないと判断されます。

特にコロナ禍となってからはオンライン会議が増えたこともあり、さらに自分の存在意義を考えるようになりました。

どんな人に向いてる?

最後に、人事の仕事は幅広く、どの仕事を担当するのかにもよりますが、「ひと」を扱うので、人とコミュニケーションをとるのが好きな人、どんな時も冷静に考え、判断できる人に向いているかと思います。

カナダは、多様性の国と言われるように、人種、言語、バックグラウンドの様々な人達で構成されています。これらの方から新たな学び、気づきを得ながら仕事ができるのは人事の醍醐味かもしれません。

面接の質問

採用面接では、これまでの経験と、会社で使われているソフトウェアの使用歴、当時行おうとしていた人事プロジェクトへの参加意思を問われました。

また、行動パターン、思考パターンを探るため、こういった状況のとき、どうするか?というような質問が多かったように思います。

Dirk WoutersによるPixabayからの画像

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