カナダで正規社員サインする事がいっぱい!知っておきたい事8選

カナダ仕事

今回は就労に関しての契約の記事です。短期の就労のケースでは、1枚-2枚である事も珍しくありませんが、正規 労働者になると書面にサインする書類がかなりたくさんあります。

わたし個人では書類の内容が分からないとサインは絶対にしたくない人間です。そのために、ここでは、雇用の際にどのような書類にサインを事があるのか?という事ですね。

この記事では、みなさんが就労契約を結ぶときに、どのような書類にサインをする必要があるのか?という事を解説した記事になります。ぜひ、参考にしてください。

JOB OFFER (Offer of employment とも)

まず、短期の就労のケース(仕事によります)でもサインをすることがあるのが、このJOB・OFFERの書類です。具体的にJOB・OFFERというと、日本で言う雇用 契約書になります。

ここには時給や年間でいくらなのか?や、1日に働く必要のある時間(例えば8時間)また、昼休みの時間(1時間なのか30分なのか?)

さらに給料などはどのように払われるのか?(例えば、2週間に一回、1月に一回など)また、祝日の数や休暇の日数も書いてあります。

短期の就労でも、上記の情報(可否)をメールで説明されたり、口頭で説明されます。(個人の経験)

正規の労働者のケースではかなり詳細に書いてある事が多いです(少なくても、個人の経験では)また、その書類にサインをする必要があります。

秘密 保持義務

わたし個人の経験では、正規労働者のケースのみですが、すべてのケースで秘密 保持 契約書と言う書類にサインする必要がありました。

例えば、会社が保持している顧客 情報や、特定の技術や発明品などの詳細を口外しない事や、誰がどのような職務についているか?などの情報もここに含まれるケースがあります。

万が一、ここに違反すると、懲戒 免職やたとえ、故意でなくても漏洩のケースで過失などがあった場合(不本意にも認定されると)には減俸や降格などの取り決めがあったりします。

そのような情報があるのがこの書類ですね。

保険の適用 範囲(会社の義務ではない)

日本では、国民皆 保険がありますから会社の保険などを使うケースは少ないと思いますが、カナダではカナダ政府のけんこう保険のみだと保証されている幅が、かなり狭いです。

たとえば、お薬ですね。ほとんどのケースで実費です。また、救急車を使った場合には$500を払う必要があったり(州によって違います)

日本では考えられない出費です(日本では税金で負担)。そのために、カナダ政府の保険(具体的には州政府ですが)は日本ほど、優れてはいません、

つまり大概の方はカナダでは国ではなく会社の保険などを使うのが一般的です。

また保険は会社によって、内服薬は90%まで補助できるが、歯医者などは50%までしか負担できないなどのルールが違いますので、そこもよく読んでサインする必要があります。

会社からの年金の補助(会社の義務ではない)

大きな会社だと、従業員の年金にも前向きで、働く期間が長ければ長い程、会社が払う年金も多くなっていくようです。

日本で言う、厚生年金の部分ですね。カナダも日本で言う国民年金の部分はあります。

それでも日本と同じで国民年金の金額が少ないのでRRSPの補助という二段階目の年金があります。この補助金がある会社が存在します(業種によるのかもしれません)

どのくらいの金額を会社が補助してくれるのか?という事は会社によってかなり異なりますので、良く調べておくのがいいと思います。

会社からのガイドブック

他にも会社にはガイドブックと言う本があることが多いですね。

これには、万が一に会社で火などが上がったケースではその日の就労はキャンセルになり、賃金が払われる/払われないや

雇用の際には犯罪歴チエックが必要になるや試用 雇用 期間がどれくらい長いのか?(たいていのケースでは90日間、)また延長されるのか?それとも契約解除になるのか?などの情報が書いてあります。

また、個人が辞めるときには何日前に告知する必要があるのか?会社がレイオフにするケースでは何日前に従業員に告知する義務があるなどの情報もここにある事が多いようです。

パフォーマンス(仕事の業績)

日本では、いちど正規で社員になるとよほどの事がない限りグビになる事はないようですが、カナダのケースではパフォーマンスが低いと免職がよくありますので覚えておくといいと思います。

プロベーション(試用期間)

ほとんどのケースでは90日間ですが、仕事の業績によっては延長になる可能性があるようです。またプロベーション中の評価は直属の上司の評価と言う事が多いですね。

わたし個人のケースでは、最初の90日間で課長が退職したケースがあり、そこから副社長が私の業績を評価された経験がありました。

この副社長は直属ではないために、どのように評価したのか本当に疑問でしたが..まぁ、ようはある程度は仕事ができれば試用期間はクリアできると考えていいと思います。

ボーナス

また、私の経験ではすべての会社ではありませんが、ボーナスがある会社がありました。

この評価基準ですが、会社の全体の業績や上司からの評価、またどのくらい欠席がすくないのか?などの基準だったと思います。

昇給

ここに昇給の幅の基準も書いてあることが多いです。ただ、わたし個人の経験では毎年、インフレ率の分は必ず給料が上がっています(法律で上げる必要がある?)。

他にも、あなたの仕事の業績がいいケースには、上記 以外にも数%給料が上がる事あります。わたし個人も何回かこの恩恵を受けたことがあります(すごく微額でしたが)。

まとめ

という事で日本でもあるはずの雇用 契約のカナダのケースを解説してきました。

上記でも説明しましたが、保険も年金もすくなくてもオンタリオ州では会社の義務ではありませんので”会社によりけり”です。

Andreas BreitlingによるPixabayからの画像

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