カナダの正規留学(カレッジ、4年制大学)の1セメスター(1学期)の流れを経験者が説明するよ

大学関連

カナダへの留学と言えば語学留学やワーホリ留学などが有名ですよね?わたしの記事を読んでくれている方々ならこれらの事は知っている事が多いのではないでしょうか?

事実、ここ20年くらいで日本人には一般的な留学になってきています。

では、カレッジ留学や4制大学留学はどうでしょうか?期間が長かったり、学費が高かったりするためにあまりなじみがないかもしれません。

ただ、近年の円高やカナダ永住権の需要の高まりにより人気が出てきているのは確かなようです。

この記事を読んでいただくと正規留学の流れを理解できます。もし、あなたがカナダのカレッジ留学や4年制大学留学などに興味があればぜひ読んでみてください。

あくまでもわたし個人の経験とアドバイスです。(大学や学科によって内容はかなり違う)

一般的なクラスの1セメスターの構成になります。最初のクラスから期末までのクラスで4か月間程度です。ちなみに下記はわたし個人が卒業したセネカカレッジの国際ビジネスです

SCM950 Summer - 2017, Seneca Subject Outline - School of International Business

1回目のクラス

さて、カレッジや4年制大学の1回目のクラスですが、おそらくこのクラスに参加する生徒は1番少ないのではないでしょうか?

カナダの大学では1番初めに大学の講義を始めるのは少数派です。わたし個人の経験でもそうのような教授は数人くらいしかいませんでした。

最初のクラスでは自己紹介に始まって、1セメスターの流れや重要な日程(中間テストや期末テストなど)の説明を行うだけの事が多いです。

ですので、これを見越してか生徒の数も半分以下というクラスも珍しくありませんでした。

クラスは学科などによりますが、1週間で1回【3時間】だけのクラスと2回【90分】のクラス、また1週間に3回【60分】あるクラスもあります。

週末の土曜か日曜日などにあるクラスは社会人向けの物で3時間のクラスが多かったです。

2回目のクラス(学費が戻ってくる期限)

大学の講義の2回目のクラスとなると、教授が最初のクラスで重要な事をさらっと再度、説明してその後に授業を開始するという事が多いですね。このクラスから生徒数がどっと増えます。

また重要な事にこのクラスくらいから1回とったクラスをキャンセルするとキャンセル料金がかかります。(カナダでは学校がはじまってから最初の10日間くらいまで(州によって法律が異なる)は授業をキャンセルできる)

つまり10日間くらいまでなら、授業料を払う必要はない?そうです!そのとうりです!(ただし、手数料ていどは取られる可能性はあります)

アサイメント(宿題)5%程度 パート1

一般的はカレッジや4年制大学のほとんどのコースには宿題がちょくちょくあります。わたし個人が専攻したビジネス系は4人ー5人での1グループとのプレゼンテーションやエッセイなど提出がありました。

また、カレッジや4年制大学にもちろんこれには期限が設定されていることが多く、その期限を過ぎると問答無用で評価なしになるような教授も存在しました。

*ただ、わたし個人の経験からカレッジ【4年制大学より緩い】の方は教授によりますね*仕事が忙しいとか、他のクラスが忙しいという事を真剣に話すと、期限が延長してもらえるという話はよく聞きましたね。

中間試験(MIDTERM) 全体の25%-35%程度

1学期の授業も中盤に差し掛かってくると、中間試験の話題になってきます。だいたい、最初の日から45日目から60日目くらいの日に設定されていることが多いです。(学部などによりますが)

またこの中間テストですが、教授によってさまざまなパターンがあります。例えばある教授は100問すべてが4択から5択方式のmultiple choices だったり。他の教授はT/F yes or noの2択だったりします。

わたし個人が一番つらかったのが、すべての問題がショートアンサーと論文形式の問題です。前者と後者では文の長さが違うのですが、もちろんどちらもすべて英語です。

ただし、わたし個人が経験から一番 多かったのが、パート1が〇×の2択の問題でパート2が4択問題、パート3がショートアンサーでパート4がエッセイの問題です。

一見すると、すべてあるので難しいように聞こえますがバランスよく振り分けられていることが多かったですね。

ちなみにカナダ・カレッジあるあるはこちら

中間テスト後の最初のクラス

カナダのカレッジや4年制大学などではその学科のクラスを意図的に落とすという事が認められています。例えば、中間テストで合格点に満たない点数しか取れなかった学科を落とします。

このような事になると期末テストで高得点をとらないとクラスのコースに合格できないという事になります。

このような場合には意図的にクラスを落して他のクラスに専念するという事も選択肢の1つです。

基本的に学生は1学期に5個くらいのクラスを取ります。

このように1学期にとるコースの数は1ではありません(パートタイムという形で1だけ取ることは可能ですが、留学生では1学期に取らないといけない数が決まっています)。

点数が悪いクラスを落として、5つのクラスから4つのクラスに減らせばそれだけ他のクラスに使える時間が増えますよね?安全策という事ですね。

期末テストのヒントがいっぱい 最後のクラス(復習クラス)

いつかの記事で書いたことがあると思いますが、カレッジでも4年制大学でも復習のクラスがあることが多いです。(ただ、教授によってはこのクラスがない事もあるので用心してください)

このクラスですが、期末試験(中間テストの前にもある事があります)の前の最後のクラスであることが多いです。

またこのクラスにはほとんどのケースで“こんなに生徒がいたんだ、このクラス?というくらいの数になります”

わたし個人はこの重要なクラスをIPHONEで録音してましたね..うーん我ながら、忍者っぽいですよね!(*´Д`)

アサイメント(ファイナル) 5%-10% パート2

大学では色々なクラスを取ります。たとえば、あなたが国際ビジネスを専攻したとしても、取らないといけないのはビジネス系のクラスだけではないです。

ビジネス英語なども取らないといけませんし、他にも一般教養という科目も取る必要があります。

そのクラスでは、エッセイだらけだったり、プレゼンテーションだらけだったり様々です。

重要な事にもし、大学がストライキなどで休学になってしまった場合には試験がキャンセルされてアサイメントになることが多いです。わたし個人もこのようなケースの経験があります。

期末試験 35%-50%程度 最初のクラスから3か月間半くらい

さて、カレッジも4年制大学も期末テストという魔物を含んでいます。本当にこれ次第でそのクラスをもう一度、受けないといけないかどうかが決まるわけです。

基本的には中間テストよりも範囲が広く、定義も広いものを回答しないといけないことが多いです。ですので、基本的に例外などが(中間テストの平均点が低いとか)ない場合には一山超えるくらいの量の勉強が必要です。

気を引き締めて行きましょう!

(クイズ)と呼ばれるもの

5%-10% その他にも、クラスによってはクイズと呼ばれる分配比率が低いものが存在します。

これは中間テストや期末テストには属さない物で1学期に1回-2回くらいあったりなかったりです。またクイズの場合には所要時間として30分くらいで終わり、一般のクラスに戻ることが多いです

カナダ・カレッジ攻略法の記事はこちら

まとめ

カレッジや4年制大学のクラスの1学年をさらっと、説明してきました。宿題から、中間テストにはじまり期末テストなど様々な行事がありましたね。参考になれば幸いです。

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