カナダ・ワーホリ:バーテンダー経験者カナダ18年目が語るバーテンダーの仕事で知っておきたいこと8選2023年最新版

ワーホリ

こちらの記事を読んでいるという事はカナダの就労に興味があると言うことで間違っていないと思います。昨今はカナダ就労で金が稼げると言うことで話題になっていますよね?

特にレストランなどの仕事は日本ではもらえないチップをもらうことができるために他の仕事以上に稼げるのでは?と、思っている方も多いと思います。

ただし、ここで明確にしておきたいのはレストランの職種にも料理などを持ち運ぶバサーや、料理を作るシェフなどがあります。

他にもこれらの仕事の中でもお酒を取り扱うサーバやバーテンダーがありますが、こちらの2つの仕事はチップが多いことで知られている職種になります(100%は保証できませんが)。

この記事ではチップなどが多く稼げると言われている、バーテンダーの仕事の利点と欠点(こちらの欠点も重要です)をカナダ在住18年の元バーテンダーが解説します。

利点はこれだ!

稼げる職種である

このような言い方は失礼かもしれませんが、短期の就労ビザでわりと簡単になれる仕事でお金を稼げる職種に大きなレストランなどで働くバーテンダーがあります(要:英語力

カナダでは日本にないチップ制度があり、本当に稼げる方になるとチップだけで$300それに加えて、時給ももらえるために8時間の労働で日本円になおすと約4万5千円という話も聞きます。

確かにこのような方は日本人には少ないかもしれません。しかし日本人の方で短期の就労ビザであるワーキングホリデーでの就労で手取りの日当が$200(2万2千円)という方も知っています。

ちなみにわたし個人が10年くらい前にバーテンダーで稼いだ金額は金曜で1日の額が夜5時から深夜すぎくらいまで働いて手取りで$150(1万7千円)くらいでした。現在はそれから時給も上がっています。

カナダ国内の何店舗かのレストランで働いた個人の経験ではサーバーも同じくチップを稼げるためにこちらもおすすめになります(すべてのレストランではないと思います)。

2024年の最低賃金はトロントで$16.55に上がっています。

英語力のスピーキング力が伸ばせる

こちらもバーテンダーの仕事の利点になると思いますが、バーテンダーは英語力でお客さんと話をするために英語力を伸ばす事ができます。

ただし後で書きますがそもそもある程度、英語力がないとバーテンダーの仕事をGETするのは難しいのが最大の難点になります。

意外に運動になる

どのようなレストランでもバーテンダーの仕事にはお酒を作ること、の他にもサーバとして料理などをキッチンからテーブルに持ってくる仕事も含まれています。

そのために、大きなレストランであればあるほど仕事量も多くなります。また、個人の経験談ではビールやお酒類のストックも毎日しないといけませんでした

これはつまり、ビールなどを冷蔵庫から持ってくる必要がありますよね?

個人の経験談でカナダのクリスマスの日にビールなどを100本以上運んだことがあります。10時間ていど、仕事をした後にこれもしないといけないわけです。

そうですね、かなりいい運動になります。←こちらは人によっては欠点になるかもしれません。とにかく疲れますからね。

賄いは利点

個人的にバーテンダーの仕事に賄いがあることも利点の1つとしたいですね。実はバーテンダをやっているときにお店のお酒を飲まないように再三にわたり注意された記憶があります。

わたし個人はお酒が弱いために、お酒はそれほど飲みません。しかし、お酒を水のごとく摂取できるカナダ人の同僚仕事中に勝手にビールなどを飲んでいる従業員がいたのも事実です。

そのためにわたしのレストランなどではこのような事態を避けるために“1日につき好きなお酒を一杯だけ無料で飲めるということにしていましたね。”

↑このような制度は実はカナダではよくあるシステムみたいですね。そのために仕事上がりの少量のビールが無料だったわけですね。まぁ。うれしかったですね。

オンタリオ州の資格のスマートサーブはおすすめ

カナダのお酒の取り扱いの仕事ですが、オンタリオ州の限定でSmart Serveと言う資格があります。

こちらの資格は少なくてもオンタリオ州で認知をされていて、持っていれば面接を有利に進めることができると思います。

また、こちらの資格は管理職などには必須の資格になっていて持っていないと法に触れるようです。

ただし一般の従業員のレベルでは必須かどうかは確認が取れませんでした(2022年時点)。まぁ、どちらにせよ所持していると有利だと思います。

この資格ですが、ありがたいことにその費用が$50CADと安くなっていすのでもし興味があれば下記のサイトから調べてみてください。

Online Training - Smart Serve

いいことだけでは当然ない

欠点も紹介

と上記のように利点だけを書いてきましたが、当然ですが欠点もあります。欠点がない仕事なんて本当に珍しいと思います。

俺の酒が飲めないのか?

個人的に一番いやだったのが、“俺の酒を飲めないのか?”というやつですね。ドラマの一場面みたいですが、1週間で1回くらいはあったと思います。

先ほど言いましたが、典型的な日本人のためにお酒に弱いんですね。1日に3回これがあった日を経験してこの日がバーテンダーでは最悪の日でしたね。←さすがに難しいので飲んだふりをしたりしました。

終業時間が夜遅い

こちらは特に女性の方には欠点になると思います。バーテンダーで昼間の方が忙しいというお店は聞いたことがないですね。基本的に週末の夜が最も忙しくなります。

と言う事で、この時間帯まで働いてさらに掃除やお酒のストックなどをチェックしてその後にレジなどを精算してその日は終了になります。

個人的に仕事が終わるのが深夜の1時以降になることは珍しくなかったですね。

面倒な事も多い

この記事でバーテンダーンの仕事を経験したことがある方もいると思いますが、客の中に酒にたいぶ酔っ払って酩酊寸前の方もいますよね。

個人的にも介抱する必要に迫られた経験も少なからずあり、この仕事の欠点だと思います。当然、レストランで食べたものを逆流するような方もいて、このケースでは大惨事になります。

さらに先ほど書きました、閉店の仕事でお酒などを運ぶ仕事も考え方によっては欠点になります。

覚えることも多い

バーテンダーの欠点をさらにあげると、お酒の造り方を覚える必要があることですね。

単純なお酒は難しくないですが、お酒によっては4種類くらいのお酒を入れる必要があってそのような物を覚える必要があったのは大変でした。

最初からある程度は高い英語力が必要なのは欠点

個人的にはこちらが最大の欠点になると思います。わたし個人がバーテンダーをやったときはすでにカナダに5年くらいいて英語も個人的には完璧だと思っていました。

しかし、お客さんがお酒を飲むと英語のスピードが極端に早くなるケースや、ろれつが回らない英語になったりしました。

またお店がお客さんで満員になると同僚やマネージャーが忙しさのあまり煽るように英語をしゃべってくる事も多く、このときほど英語力がさらに必要だと思ったことはありませんでした。

個人的にはこの仕事を始めるには上級の英語力は必要になると思います。また、英語のスピーキングが高い必要があるとも思いました。

そのために、英語に不安がある方はまずは日系のレストランなどでバーテンダーのポジションを狙う方法もありだと思います。

まとめ

カナダにて個人が経験したバーテンダーのポジションの記事を書いてきましたね。利点として、お金を稼ぎやすいこと、また英語のスピーキング力をあげるにはもってこいの仕事である事などを説明しましたね。

また、欠点として酔っ払いなどの相手をしないといけないことやしこの仕事をするために英語力が高い必要があることを説明しましたね。

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