カナダの原油産地(アルバーター)で起きた好景気になるとどうなる?(個人の体験談)7つを紹介します。

カナダの滞在場所

日本人の方がカナダに留学と言うことになれば、まずはバンクーバーかトロントを検討すると思います。そうですね、どちらもカナダの留学では有名ですよね?

わたし個人はトロントにかなり長いあいだ滞在しているのですが、実は他の都市にも行ったことがあります。それが、石油の産地有名なアルバーター州ですね。

わたし個人はこの都市で色々な経験をしました。文化や英語面ではもちろんの事ですが、他にも日本では一度も経験した事がない事があります。

そうですね“景気の良さ”バブリーを初めて体験したんですね。この記事ではオイル産地のアルバータ州で景気の良さを体験した記事です。

給料が高い

まず、バブルが起こっている場所で起こりやすい事に賃金の高騰という事があります。もちろん、すべての職種で賃金の高騰が起こるとは限りません。

例えば、いま現在なら 世界的に家の価格が高騰していますよね?このためにリアルエステート系(不動産)の仕事の賃金が高いと言われていますよね。

つまり、高い賃金を払ってもそれよりも利益があれば問題がないという事なんですね。2010年代のアルバータでは原油のバブルにより、石油の採掘、精製、卸などの仕事(特にこれら)の賃金が高騰していました。

信じられないかもしれませんが、石油の採掘の初任給が8万ドルという求人を何度も見たことがあります。10年くらい前の話です。

カナダのトロントでは職種にもよりますが、4年制大学卒業でも5万ドルから始まる仕事はあまり多くありません。(というか、大卒の平均給料が年間で5万-6万ドルくらいです)

飲食などの就労時のチップが高い

わたし個人はアルバータ州で35時間の仕事(貿易関係)と、15時間くらいのアルバイトをしていました。

アルバイトの方はイタリアンレストランだったのですが、カナダの飲食と言えばチップがもらえる事が一般的ですね。

このチップですが、一般的には注文した額の15%―20%くらいまでと言われていますね。

ですが、当時の(アルバータ)レストランではチップの額が25%という事もしばしありました、というか15%程度だと“ケチだなぁ”と思ったもんです。

それがトロントに帰ってきて、飲食のアルバイトをした時に15%って平均だという事を勉強したんですね(という、思い出した感じです)。

わたし個人はバーテンダーをやっていたのですが、酔っぱらったお客さんから$50を一撃でもらえた事(LOL)もありました。

失業率が低い

景気と失業率はかなり、リンクしていると思います。というか、景気がいいと失業率が低くなることが多いです。バブル=好景気をもう一段 超えた状態という感じですね。

そのために、原油の価格が高騰していた2013年 当時はアルバータ州の失業率が低く4%くらいでした、反面 原油に頼ることができないオンタリオ州は8%くらいあったの覚えています。

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(オンタ州)
Government of Alberta
Alberta Economic Dashboard
(アルバーター州)

つまり、カナダでは国内でもどこの州に住むかによって(単純にですが)就職の難易度が2倍も異なるとも考える事ができるのかもしれません。

つまり国内でも好景気、不景気がわかれる国と言えるみたいです。(もちろん、時期によると思いますが…)

住宅価格が高騰

アルバータ州では、歴史的に原油の価格が高くなる☞仕事を求めてカナダはもとより世界から就労者がアルバータを訪れたといいますね。

そこで仕事が見つかり、パートーナーも見つかったという日本人の方を知っていますが、その方が目ずらいしいと事ではなく当時ではよくある話でした。

そこでカナダに永住という事であれば、次は済む場所ですよね。そりゃ、不動産の価格が上がるという事だったみたいですね。

インフレ率が高い(価格が高くなる)

突然ですが、皆さんはデフレーションという言葉を知っていますか?それは知っているけどインフレは知らないという方や、逆の方パターンの方もいるかもしれません。

実は、景気がいいとインフレが起こりやすいと言われてます。過去20年、日本ではデフレ(価格の下落((あくまでも他の国と比べると))しかありませんでした。そうですね、明らかに景気が悪いという事になります。

このインフレですが、いい事だけでありません。価格が上がっていくので物の価格が高くなります。ですので、給料などもすぐに対価に合わないようになってきます。

ここまで読むとインフレは悪い事のように思いますが、実は逆で景気には良い事です(もちろん限度はあります)。

インフレが起こると、紙幣の価値が減価しますから、人々はお金を使いだすようになります。(景気が循環する)

カナダ全国(または海外から)から色々な人が訪れる

2013年当時のアルバータ州ですが、本当に世界各国から色々な人が来ていました。

アルバータ州の大学で学業後に石油関係で就職予定の方にはたくさん会いました。個人的に欧州やアフリカ(フランス語圏)の方などが多かった気がします。

また外資などでコンドミアム建設やレストランチェーンをアルバーターに進出させる予定の方も会ったことがありますね。

他にもイタリアンレストランでの同僚がケベック州やブリティッシュコロンビア州などからきている方がたくさんいて、色々な出会いがあったのを覚えています。

都市が拡大する

景気が良くなると、他の国から人々が流入してくると事が一般的になります。日本のバブルの時に海外から人々がたくさん来たことがありましたよね。そのようなことが起こるんですね。

このようになると、日常的に使っていた交通機関などの拡張が起こります。例えば、新しい駅ができた、バスの路線が増えたというやつですね。

他にもコミニティが拡張していきますので、新しく住める場所が必要になりますね。そのために、XXXタウンみたいな家の集まりができるようになります【コミニティ】

日本でも高度成長期にこのような事がありましたよね。多摩ニュータウンとかはいい例だと思います。

またこの上記のように人々が増えると、その地域を狙って小売りなどがお店を進出させます。

少し、上で話しましたが結果的に都市全体が拡大していくという事みたいですね。

まとめ

という事で、一個人の体験談を書いてきました。すくなくても日本ではバブルを経験した事のない自分にとってはいい経験になったと思います。

仕事や住宅関連などの変化は代表的な事だという事が分かりましたね。

KoneviによるPixabayからの画像

AllangeによるPixabayからの画像

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