ありがたい事に最近、NB州で勤務経験のある方に記事を書いてもらう機会に恵まれました。そこで、日本人留学もあまり多くないNB州にてコロナ後を見据えて、観光地の記事を書いてもいました。
この記事ではニューブランズウィック州おすすめ観光地10選を紹介しています。ぜひ参考にして下さい。
①Peticodiac River(ペティコディアックリバー)
NB州でもっとも栄えている街、モンクトンに沿うように流れている川で、大西洋の海から流れてくる海水と川の泥水が混ざり常に茶色であることから別名チョコレートリバーとも呼ばれています。
この川では1日に2回Tidal boreと呼ばれる川が逆流する現象を見ることができます。
満月新月により程度は変化し、大潮のときにはよりはっきり見ることができます。
川沿いにはおよそ5Kmのハイキング/サイクリングトレイルが整備されていて、チョコレート色の川を眺めながら散歩を楽しめます。
②Magnetic Hill(マグネティック・ヒル)
モンクトンの北西部に位置する観光名所で、磁石の坂と呼ばれています。
目の錯覚を利用したもので、平坦な道に見える道路でエンジンをニュートラルモードにすると、車が自動的にすすみはじめ、まるで車が磁石に引っ張られているように見えることで有名です。
この丘にはウォーターパークや屋外コンサート会場も併設されています。さらには動物園も併設されており、約600種類の動物を観察することができる観光名所です。
③ファーマーズマーケット
NB州の主要都市それぞれでファーマーズマーケットがあります。
NBで採れたベリーや季節の野菜、手作りのチーズやパン、手作りクラフトなどをマーケット内で買うことができ、スーパーにはないような、生産者の顔が見える品物を買うことができます。
特に、モンクトンのファーマーズマーケットは毎週土曜に開催されており、アジア系の移民も多いことから韓国系、インド系のショップも楽しむことができます。
④Confederation Bridge(コンフェデレーションブリッジ)
NB州は、赤毛のアンの舞台で有名なプリンスエドワードアイランドの隣に位置し、州間はコンフェデレーションブリッジと呼ばれるカナダで一番長い橋でつながっています。
長さは12.9Kmにもおよび、氷で覆われた川に掛かる橋としては世界一の長さと言われています。
NB州の南東部に位置する大きな街モンクトンからプリンスエドワード島までは2時間半程度で、車で行くのはもちろん、長距離バスも運行しています。
その際にはぜひ、北アメリカ大陸と小さな島をつなぐこの橋を見てみてください。
⑤Bill Thorpe(ビル・トープ)遊歩道
NB州の州都、フレデリクトンにある1938年に建てられた古い橋です。
以前は貨物列車のための橋として使われていましたが、老朽化により1997年より人と自転車のための橋に整備し直されました。
セイントジョンズ川にかかっており、街の北部に広がるハイキングトレイルの一部となっています。
観光で訪れた人はもちろん、現地の人たちもランニングコースに通ったり、犬の散歩している人もいたりするような活気のある場所です。
⑥バラックススクエア(駐屯兵宿舎)
フレデリクトンの街の中心部にある、3階建てのブロック作りの建物で、戦時中にイギリス軍によって建てられました。
当時は駐屯兵の寄宿舎として使われており、200人もの兵士を収容していたと言われています。
現在は改装されてローカルのアーティストによるクラフトショップが入る、おみやげ物屋として観光客に人気の場所です。
パンデミック中は、残念ながらしばらくお休みするようです。
⑦Kouchibouguack(コーチボグワック)国立公園
モンクトンの北東部に位置する国立公園で、大西洋に面しています。
海沿いにウッドデッキの遊歩道が整備されており、草地と海の両方を眺めながら散歩を楽しむことができます。
特に、大西洋に太陽が沈んでいく夕方の時間帯には、きれいな夕日を見ることができます。
近くにはビーチやキャンプ場もあり、夏にはアウトドアを最大に満喫できます。
野生のカニや渡り鳥、小動物も目にすることができるので、子供から大人まで楽しめるアウトドアスポットです。
⑧St. Andrews(セイントアンドリューズ)
カナダNB州とアメリカメイン州の国境にある、バケーションに適したリゾート地です。
規模としては小さな町ですが、灯台や植物園もあり、リゾートホテルも利用可能です。海沿いでは野生のアザラシを見られることもあります。
また、ホエールウォッチングのツアーでも有名な街で、ミンククジラを始めとした、数種類の野生のクジラをツアー船から眺めることができます。
セイントアンドリューの街から、対岸にはアメリカがすぐあり、夏の晴れた日にはアメリカの国土をカナダ側から見ながら日光浴を楽しめるでしょう。
現地人のニュブランズウィッカーたちもバケーションで訪れる、人気スポットです。
⑨Port St. John(ポートセイントジョン)
NB州最大の港町、セイントジョンには大型豪華客船が出入りする大きな港があります。
カナダで3番目に大きい港町と言われており、世界一周をする豪華客船もこの港に停泊するので海外からの観光客も多い街です。
セイントジョンの街にはイギリスの古い文化が残っており、イギリス調の建築物やアートギャラリー、NBミュージアムなど歴史的な文化にふれることができます。
歴史深い街ですが、大きな街ではないので数日でメジャーなスポットは回れるでしょう。
北アメリカをクルーズ船で周遊する際はNB州のセイントジョンにも立ち寄ってみてはいかがでしょう。
⑩Hopewell(ホープウェル) 州立公園
NB州の南部に位置した自然公園で、自然に風化された岩々や、ファンディ湾からの潮の満ち引きによって起こる波の変化を見ることができます。
引き潮の際には岩の上を歩くことができ、岩のアーチなどを間近でみることができます。
満潮の際でもカヤックのツアーがあり、夏にはたくさんの自然好きな観光客が訪れるスポットです。
浜辺は砂浜というよりは赤茶の泥土でできていて、アトランティックカナダ特有の地質を見ることができる観光スポットです。
という事でNB州の観光名所を解説してもらいました、やはりカナダの有名な観光地なだけあって行ってみたい箇所がたくさんありましたね。
わたし個人は”Kouchibouguack”でしたね、みなさんはどこでしたか?
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