カナダに日本製品を輸入する者の義務とは?知らないでやらないと罰金になります!

カナダ日本製品輸入

カナダへ日本製品のお茶を輸入したいです!日本製の車を輸入したいです!これら実はツイッター上で実際にあったツイートです。わたし個人も日本製品がカナダに来て人気なれば本当にうれしいです!

日本製品がカナダで人気になることで、トロントの多くのお店で日本製品へのアクセスが可能になるという事になります。

他にも、ここで値段競争が起こって、価格的に少しでも安くなる可能性が高いので実際にはいいことだらけなんですね。

でも、ここで1つすごく重要なことがあります。日本からカナダへ商品を輸出するということは言うほど、簡単なことでありません。実はしないといけないことがたくさんあるんですね。

”この記事ではあなたが日本製品を買う側から輸入して売る側になることを考えているならかなり重要な記事になります。ぜひ、参考にしてください。”

輸入品の通知義務

まず、当たり前のことかもしれませんがどのような輸入品をどこの国からどのようにカナダに持って来るのか?も重要です。

実は一部の国には規制(高い関税や、輸入制限)が敷かれています、昨今で代表的な国と言えば”ロシアです”理由は言わなくても分かると思います。また、他の一部の国や地域から他の理由で輸入できない物も存在します。

実は日本からも一時期の間、狂牛病や鳥インフルのような家畜にたいしての感染病で輸入に関してカナダの政府系機関から規制処置がとられていた時期がありました。

少し話がずれてしまいましたが、ようは”カナダ国内に商品が入ってくる前に必要な情報は全部”カナダ税関の方にすべて提供してくださいという事ですね。

情報の提供を後で変更した場合にも(すべてではない罰金の対象になりますので覚えておいてください。

輸入品の会計の義務

上記で日本からの輸入品の情報をすべてカナダ税関などに提供する必要があると書きましたね。

その次のステップとして、”あなたがカナダに持ってくる商品などによってかかる関税や売上税を計算してくださいねというのがここのステップになります。

こちらの会計の義務ですが、大きく分けると数通りのパターンに分かれます。例えば、輸入品の合計額が一定の額を超えるケースですね。

こちらのケースではしっかりと手配をすれば商品が輸入された直後に通関は通る(つまり待ち時間がない)ことができますが、会計額を確定させるまでに多少の時間があるパターンです(全てではない)。

他にも輸入品が一定の額に満たないケースでは輸入されてから、最大で1ヶ月間近く会計の時間を待ってもらえるパターンもあります。←このよう聞くと我々のような一般人にはこの時間の意味はあまりピンときませんよね?

でも、商業用で輸入してもらっているパターンではこの時間がかなりありがたいと言う業者もいるんですね。つまり、これは輸入して販売してから会計額を確定させることができる可能性があるということです。

輸入品の税金や関税の計算は”正直な話かなり、ややこしく一般的には業者に頼んだ方がいいです。

カナダ政府機関への納税の義務

これまで、上記で2つのステップを確認してきました。カナダに商品を輸入する前に商品の内容を告知する義務、その後に会計額を確定させるステップでした。

さらにもう一歩すすんで、次は納税になります。ですがこちらも少しややこしく”輸入直後に納税しなくてもいいケースもあります。←ただし、個人輸入(代行なし)などのケースでは信用度の問題で納税後でないと商品が受け取れないパターンもあります。またカナダに商品を輸入すると大まかにわけて2つの税金がかかります。

売上税

ほとんどの商品に対して掛かります、またあなたが住んでいる州によって税率が違うのが特徴です。ここで賢い方は”税率が低い州で輸入して、他の税金が高い州に移動させれば税金を節約できると思うかもしれません。

しかし、税金の対象は輸入する州ではなく最終消費者の住所です。”そのために、オンタリオ州に住んでいる者が税金の節約目的のためにアルバータ州で購入するということにして輸入すると罰則の対象になりますのでお気をつけてください

関税

こちらは輸入する商品によるのですが、機械類は関税が掛からないか、安いことが多いです逆にアパレル系の商品や食品系は関税が高い傾向にあります。

他にも関税や他の税金が恐ろしく高いタバコや、お酒などがありますが、その話はまたの機会にします。

基本的には月末までの納税ではあるが…

さきほど、代行業者なしでカナダに輸入する場合には”先に支払いをしないとカナダ国内に商品を輸入できないと書きましたね。では、代行業者を使う場合にはどうなるのか?

ですが、基本的には月末締めです。←すべてのケースでこうなるわけではないので一般的な話ですね。また、他にも”特定の業者には関税や税金などの支払いを一定期間待ってもらえる制度(ただし、かなり例外です)もあります”

カナダには輸入できない商品がある

ここまで、カナダに商品を輸入するにあったって、告知、会計の確定や納税の事を書いてきましたが”実はカナダには海外から輸入できない商品もあります

例えば、重火器のような”誰でもそれはダメだろ!”ってわかるような物は書く必要はないですよね?でも、”ベビーウォーカー”のような一般的な商品も禁止されていることは知っていましたか?

他にも意外かもしれませんが、一度でも使われたマットレスも輸入できません。つまり、これは製造者から輸入者や代理人を通して輸入される必要があります。一度で販売されると中古品です。

これらの商品は輸入できないだけではなく、間違って輸入してしまうと罰金になってしまいます。そのために、輸入する商品にカナダへの輸入が禁止されている商品がないか、必ず専門家などへご相談するのがいいと思います。

まとめ

と言うことで大きく分けて3つのステップを解説してきましたね。輸入者はカナダへ持ち商品の情報を提供すること、他にも会計額を確定させること、さらのそれらを納税することも重要です。他にもカナダ国内で輸入が禁止されている商品も紹介しましましたね。

Andreas BreitlingによるPixabayからの画像

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