カナダ(主にトロント)で運転:日本と違う10個のこんな勘違いを知っておこう

カナダの車

この記事は2023年の冬に書いていますが上がる頃には春だと思います。カナダ留学と言えば、一般的にはいつでもできますが、一番おすすめなのが夏ですね。

トロントやバンクーバーに限らず夏には色々なイベントが盛りだくさんで、ESLでの語学勉強やカレッジでの勉強に限らず色々と楽しめることがあります。

また、カナダと言えば日本と違いその大きな国のサイズがよく話題に上ります。カナダの規模は日本の26倍です。そんな大きなカナダを車で横断の旅をしてみたいと思いませんか?

この記事ではカナダで運転する予定だけど、どんなことを知っておくといいの?というあなたに向けた記事です。ぜひ、参考にしてください。

(1)踏切は一時停止しない

まず日本と大きく違ういくつかポイントの1つはここですね。踏切では一時停止をしないという事です。日本では一時停止は必要ただし、公共の乗り物は安全第一として一時停止をしているバスなどはかなり多いです。

カナダの運転の経験がないと勘違いをするかもしれませんが一般の自動車などは一時停止の必要はありません。

(2)運転違反について(裁判にて)

こちらも日本とは大きく違う箇所の1つですが、カナダで食らった罰金については下げることが可能です。とは言っても、そのステップは少し複雑で罰金刑の確定後に裁判所に行く必要があります。

ここまで書くと”裁判所?”えっ?そこまで深刻?みたいな感じになりますが、カナダでは罰金刑などでも簡易裁判所に行って個人の意見を述べることは可能ですそして、重要な事にこれをやると減額や無罪になることがあります。

例えば、有料駐車違反にて支払いをしてなかった罪で捕まったケースでは、そのときのレシートやクレジットカードの履歴を後からでも裁判所に提出できると違反ではなくなります。

日本では一度捕まってしまうと、無罪にはならないと思います。ですがカナダでは無罪または罰金の減額などにできるケースが多いので覚えておいてください。

7キロのスピード違反

個人の経験でトロントではありませんが、スピード違反で捕まった事があります。それがなんと7キロのスピード超過だったんですね。7キロのスピード違反ってあまり聞かないですよね?

ですが、ここは北米のカナダですから、しょうがないですね。個人的に納得がいかず、知人などに話を聞いてみると”小学校などの学校の近くでは、ほんの少しのスピード超過でも違反になることがあるらしく、わたし個人のケースもおそらくこれだったのではないか?と言われましたね。

(3)高速道路は基本は無料(すべてではない)

こちらは日本とは大きく違うルールの1つですが、カナダでは基本的には高速道路は無料です。当然、すべてではないです。例えばトロントなどの都市部にある高速道路(407)は有料ですね。

他にもバンクーバーがあるBC州やケベック州にも有料の高速道路がありますが、圧倒的に無料の方が多いです。

そのために、料金所はないので心配しないでください。

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(4)カナダでは右側通行(ウィンカーもワイパーも逆)

カナダあるあるの1つですが、空港からタクシーなどでホームステイの場所に向かう場合には留学生の方々は間違って車の左側に乗ってくることがあります。

それはそうですよね、日本では右ハンドルで左側通行ですからね、実は世界的に見ても右ハンドルと左ハンドルの国はかなり分かれていますね。アメリカを含む北米は左ハンドルで右側通行で英国などは逆です。

と言うことは運転のときに使う、ウィンカーやワイパーなども当然、逆なんですね。ウィンカーを出そうとするとワイパーになって、ワイパーを使おうとするとウィンカーになってしまいます。

またすごく重要なんですが、日本は左側通行、カナダは右側通行ですから慣れるまでは間違って逆側を走ってしまう可能性もあります。←個人はこれを30秒くらいですがやってしまって冷や汗をかきました。

(5)カナダ特有(欧米)の方向転換システム/赤信号右折できる場所がある。

ラウンドバウト

このラウンドバウトという言葉を聞いたことがあるという方はあまり多くないと思います。上の絵を見ると車が円を回って方向転換をするシステムであることがわかると思います。

このラウンドバウトはオーストラリアくらべるとカナダには少ないないという事ですが、それでもトロントやその近郊の都市にこのシステムを採用している場所は結構あるので覚えておくといいと思います。

このような見慣れないシステムは結構怖いですよね?

赤信号右折

他にも日本にはないルールで”赤信号で右折が可能”すべてではないですが、カナダは日本とは違い右側通行のために赤信号でも横断歩道に人がいなければ右折ができます。

国が違うと、ルールも当然、異なるんですね。面白いですよね。

追記:2024年のトロントでは赤信号でも右折ができない場所が増えてきています。そのために、赤信号右折をするにも必ず確認をしてください。同じくカナダにあるケベック州はすでに赤信号で右折することを禁止にしていて、下記のニュースによると将来的に赤信号右折禁止は増えていく可能性があるとの事です。

Will Toronto follow Montreal and ban right turns at all red lights?
Montreal is famous for being one of the few North American cities that bans drivers from making a right turn after stopp...

(6)保険が恐ろしく高い

日本とカナダの違いは他にも車の保険ですね。日本の場合には年間で6万円くらいと言われていますね。これが、カナダの場合は18万円くらいですので、単純計算で3倍くらいになります

一部の人は、カナダの方が物価が高いから当たり前と思うかもしれませんが、2011年頃で日本の方が物価が高い頃でも圧倒的に保険の額は日本よりも高かったです。

これが昨今の円安でさらに拍車がかかっているます。

ただし保険は州などの場所によって違う

と、ここまでカナダの保険は高いと書いてきましたが実はあなたがどこの場所に住むのか?にもよってかなり変わります。一番コストが高い場所と、低い場所では2倍くらいの差があります。大都市である、トロントやバンクーバーなどは高めです。

レンタルは断られる可能性もあり

カナダ留学している学生などは車を買うよりもレンタルして友達などと旅行に行く方が多いのではないでしょうか?

でもここで書いておきたいのは25歳以下の方の場合にはレンタル料が大幅に上がる可能性があります。恐らくこれは若い方々に事故が多いからだと思います。

また、中には25歳以下の場合にはそもそもレンタルをしない会社も存在します。車を貸すことに色々なリスクがあるという事みたいですね。

まとめ

という事で、カナダで車を運転する前に日本との違いをいくつか紹介してきしたね。右側通行と左側通行で異なること、赤信号で右折が可能であることなどを書いてきましたね。

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