カナダ就労こんなことも労働基準法に書いてある ウソ発見器編(オンタリオ州編)

カナダ労働基準法

この記事を読んでいただいている方で日本で働いていたよとか、いま現在働いているよ!という方はたくさんいるのではないでしょうか?

ここで質問なんですが、カナダの履歴書を作成するときに顔写真を貼ってはいけないと言うことをしっていましたか?

それどころか、あなたの宗教や性別や年齢も書かないことになっています。日本とは大きく違いますね。

(一部、例外あり)

What do I include in my Canadian resume? What do I exclude?
Canadian resumes might be different from resumes in other countries. You need to create your resume in a way that is fam...

話は変わりますが、カナダの労働基準法を言えば何を想像しますか?例えば、賃金の事だったり、有給休暇のことだったり色々とイメージする事があると思います。

ですが、実はカナダの労働基準法はウソ発見器の事についても書いてあるんですね。本日の記事はウソ発見器の記事になります。ぜひ、暇つぶしにでも読んでください。

民間の会社でのウソ発見器の禁止事項がカナダにあった

どうやら日本では会社で雇用主が労働者にたいしてウソ発見機を使って何か尋問すると言うことは一般的ではないようですね。

日本でも、警察などが疑わしい人間にウソ発見機を使うことはあるようです。また、すべてが違法ではないみたいですね。

話は変わり、カナダに戻ります。この国では民間の会社が現在雇用契約を結んでいる従業員にウソ発見器を使うことは固く禁じられています

また、雇用契約を結ぶ可能性がある方に対してもウソ発見器を使うことを固く禁じています。

他にも非常に重要なことにウソ発見器とは機械だけに限定せず、心理テストの類いなどもこれに含まれると書いてあります。

実用性などの議論もあると思いますが、極論では催眠術もこの類いに含まれる可能性があります。

労働者や応募者に与えられている権利

カナダの労働基準法(オンタリオ州)では雇用主がウソ発見器を使うことは法律で堅く禁止されていますが、他にも、2つほど労働者または応募者に権利が与えられています。

ウソ発見器にかけられるの拒否する権利

雇用主がウソ発見器を使うのは違法と書きましたね、そのために当然 雇用者などはこれを断る権利を有します。

ウソ発見機の質問にたいして回答を拒否する権利

他にも、ウソ発見機に関する質問をすべて拒否する権利を有していると書いてあります。

これはつまり、面接官によって例えば**当社ではすべての応募者に対して職歴が本当のものかどうを判断するために心理テストを受けてもらう**

と、万が一聞かれたとしてもこのようなケースではその回答を拒否することができます。

民事は禁止でも刑事の場合にはこれが可能か?

この法律は労働基準法で民事の法律となっており、会社の代わりにカナダの警察がウソ発見器などを試用することは禁じていません。(そのために、警察はウソ発見器を証拠としてではなく、1つの方法として使う可能性があります)

ただし、下記の法律によると刑事事件の場合にはウソ発見器の分析などを裁判の証拠として使うことはできないようです。

ただし、民法としては過去にこれを証拠として認めたケースがあるようです。しかし、ご想像の通り、かなり議論を巻き起こした事件という記事になっています(詳細は下記)。

まとめ

と言うことで今回はウソ発見器について書いてきましたね。ウソ発見器の使用は法律で堅く禁止されていること、他にも労働者や応募者はこれらの類いの質問ですら断る権利をゆうすること、などですね。

今回も下記の記事を参考にしました(オンタリオ州 労働基準法 公式)。

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民事ならウソ発見器は合法?

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