カナダリのレジャイナに大学交換留学で行きました。大変な事もたくさんありましたが楽しかったです。

その他

みなさんはカナダと言えば、大都市であるバンクーバーやトロントなどをイメージすると思いますが実は他にも色々な場所があります。わたしが大学交換留学でいったのはカナダ中部のサスカチュワン州という場所でした。

これは留学が決まった後に気がついたのですが、日本の初夏でもまれに雪が降ることもあり冬の間はとても寒い場所で-40℃にもなることもあるんだと分かったときには少し、恐怖したのを覚えています。ですが、そのような時期の滞在でなくて安心しました。またリジャイナに留学に行けて本当によかったです。

カナダのホームステイは日本とは大違い!

ホームステイ先では、ご夫婦と成人したお子さんがいました。人によっては、子どもがいる家庭にホームステイする可能性があるとのことでした。

ホームステイ先では、門限などの約束事がありましたが、それも家庭によって異なる印象を受けました。日本とは違い、水の使用については細かく注意を受けました。

例えば、飲んでいい水が出る蛇口が決まっている、洗濯してよい日が決まっているなどです。

 私のホストマザーは旅行好きの方だったので、世界各地で撮った写真などを見せてくれました。日本について興味を持っている方だったので、少しずつ日本の学校について話しました。

また、こちらの英語力が低くても、それに合わせるよう簡単な言葉に言いなおしたり、何度も聞いてくれるような方でした。

言葉が喋られないというハンデはあまり考えることはありませんでした。

食べ物についても紹介

食べ物はとてもおいしかったです。ただ、お米だけはインディカ米だったので、日本の米のように扱うことは難しいでしょう。

また、炊飯器は家によってある家、ない家がある様子でほぼないと言ってもいいかもしれません。

あった場合でも、日本の物とは使い方が異なるため、日本と同じような白米が食べられないと思った方がいいでしょう。

肉類が豊富で、初日の夕飯に歓迎としてターキーを出してくれました。ターキーでお祝いされたので、私は少しびっくりしました。

私が鶏肉が好きと聞き、用意してくださったようです。同じ肉料理として、羊肉やリブロースはとてもおいしかったです。

カナダと言えば、有名なメイプルシロップも欠かせません。アイスやクッキー、コーヒーなどに入れて味わいました。

ホストマザーとの会話も思い出に

 ホストマザーは何度も留学生を受け入れているベテランだったので、学校の事やカナダの文化などをよく話してくれました。

元々大学の職員だったこともあり、大学の中についてはとても詳しく教えてくれました。休日になると、近隣をドライブしてくださり、重要な文化財などを見せてくれました。

お礼に私は小学校で習う紅葉の歌を歌いました。カナダでは紅葉は国旗にも描かれ、町中にもそのマークを見ることができたので、お礼に相応しいと思いました。

緊張してしまい、うまく歌えなかったので、インターネットで英語厄をしたサイトを広げ、こういう菓子なのだとホストマザーに伝えると、とても気に入ったそうで優しく微笑みながら、サイトを見ていました。

帰国する際には、カナダの絵本を二冊下さりました。内容は子ども向けの物でしたが、カナダの地名をあげた特色のあるものでした。

大学の連携プログラムについても紹介します。

私の大学では、カナダの大学に夏と春にホームステイを希望する学生を支援するプログラムがありました。

カナダだけではなく、イギリスやオーストラリア、アジアでは中国などに留学することができました。昨今では、新型コロナウィルスの影響により中断されています。

しかし、支援プログラムのお陰かおおよそ20万円前後で留学をすることができました。毎年各コース5~6人ほどの希望者がおり、それぞれ事前研修などを受けていました。

また、ホームステイではなく、大学の学生寮に滞在するコースもあり、人によればホームステイに抵抗がある人は学生寮のコースを選んでいました。

しかし、学生寮コースでは、英語を話す機会が格段に下がり、ホームステイの方がよかったという声も聞こえました。大学により、留学プログラムには差があるため、調べる事をお勧めいたします。

事前講習もありましたが…

留学が決まっていても、すぐに現地に向かうわけではなく、長期休みを利用して二週間ほどの事前講習がありました。

基本的な英会話を始め、現地の簡単な説明などがありました。そこでは、留学に向かう学生同士の交流もあり、どのコースに行くのか、どのような目的で行くなど、様々な情報をやり取りすることができました。

これにより、私は一人に行くことに少し緊張感がありましたが、交流を続けることで安心して留学に向かうことができました。

また、一番記憶に残っているのは、前回同じコースに参加した学生からの感想を聞く時間です。そこで現地の情報を尋ねることができました。

また、私もまた留学から帰った時に同じように、感想を述べることがありました。留学に行って、それで終わりではなく後に続く学生にも残すことができてとても有意義だと思いました。

カナダ留学の提出書類とは?

留学に向けては、希望する旨の書類を提出した後、いくつかの質問書を受け取りました。

学生寮のコースではあまりないようでしたが、基本的にはホームステイ先についての希望のようでした。英字の質問書だったため、現地の学校での書類でした。

例えば、子どもがいていいのか、ペットがいる家は可能か、食物アレルギーはあるかなどでした。

これは、子どもがいる事でのトラブルを避けたり、食物をはじめとするアレルギーを避けるために必要だと考えられます。

質問書はあまり堅苦しくないようで、英語が苦手な学生にも分かるように、簡単な単語を選んで書かれていました。

しかし、正確に書くことが大切なため、事務所の方を通して書きました。大学をとおしての留学プログラムだったため、事務所の方を通すことで安心して書類を提出することができました

当然、困ったこともたくさんあった

大学の敷地が巨大

 外国の施設なので、全ての物が大きく、また頑丈でした。特に困ったものは、自動販売機と棟を繋ぐ扉です。

自動販売機は水やジュースなどが売られていますが、よく見ずに水を買うと炭酸水だという事もあり、開けてびっくりしたことがあります。

外国では炭酸水のみ(見た目だとわかりません)が売られていることがあると知らなかったので、驚いたことの一つです。次の扉は、とても頑丈で重厚なつくりになっていました。

このため、小柄な人は全身の力で開けることになります。私はその事に気づくと肩で押して開けていました。

また、大学がとても広く、慣れるまでは何度も迷子になりました。

迷子になりやすい人は、現地の大学の地図を手に入れて、今いる所を確認しながら行くことが重要だと感じました。

特に、棟をまたぐ移動の場合は現在地を常に確認をしていました。

英会話力不足を実感

大学での講義は基本的には棟の一角で行われ、主にコミュニケーションに重きを置いた授業でした。午前中は座学を行い、午後からは現地の大学生とのフリートークを行いました。

フリートークに参加している学生は、現地で日本語を勉強しているので、日本語を話せますが、英語で話すのが原則です。

現地の大学で日本からの留学生との交流ができるプログラムが組まれており、フリートークもその一環とのことでした。

フリートークの内容は現地の食べ物やスポーツがメインでした。私以外の学生の英会話の実力が高く、あまり発言することができませんでした。

日常生活でも問題が…

現地の大学の留学プログラムとの連携のためか、学生には一人一枚ずつバスのフリーパスのような物を受け取りました。

見た目は日本での交通系ICカードによく似ていました。ホストマザーに尋ねてみると、このフリーパスはリジャイナ市内を走るバスに一定期間乗り放題になるとのことでした。

バスは日本の物とよく似ていますが、降車ボタンの代わりにビニル紐のような物がバス内に渡されており、それを引くことで車掌に降りることを伝えることになります。

バスはいくつかのルートを周回して織り、バス停を乗り過ごしても、しばらく乗っていると戻ってくることができるそうです。

それに気づかず、私は一度途中下車をしてしまい、ホストマザーに迷惑をかけてしまったことがあったので、同じ事が起きないように気をつけていただきたいです。

レジャイナの観光地も紹介します

ショッピングモール

 レジャイナでは、ショッピングモールがありました。学校からバスに乗り10分ほどで行くことができました。

ショッピングモールの内部は日本のそれとあまり変わらず、地下があり、二階建てのショッピングモールでした。

一階部分には服が並び、二回には食べ物やフードコートがありました。フードコートにはよく見かけるチェーン店の物もあり、見かけて買うことができました。

私の場合、シェイクが欲しかったのですが、発音が悪かったのか、アイスが出てきました。それでも、濃厚な味のアイスはとてもおいしかったです。

また、現地の大学には大きな購買所があり、どちらかといえば留学生向けの品ぞろえでした。

大学の校章が描かれたTシャツや文房具をはじめ現地で人気のクッキーやメイプルシロップなども売られていました

レジャイナ博物館

レジャイナは州都であるため、ショッピングモールや大きな公園のほかにも博物館がありました。自然の野鳥や、カナダに住む先住民の生活様式を模した展示などがされており、興味深い資料となっていました。

展示はもちろんすべて英字でしたが、じっくり読み解けば難しくない英語だったので、初心者でも読み解くことができました。一番の目玉は野生動物のはく製です。

躍動感のある狼のはく製や、枝に止まる小鳥のはく製は今にも動き出しそうな迫力でした。もう一つは、カナダの自警団の歴史を展示している博物館でした。

こちらは留学プログラムに組み込まれているもので、過去から現代までの自警団のユニホームや装備品などが展示しており、とても勉強になりました。

ただ、これらの展示はやはり単語が見慣れないものが多いため、人によっては単語帳ではなく英和辞典が必要になる気がしました。

自警団のマスコットキャラクターの熊のぬいぐるみはとても可愛らしいため、熊が好きな方は一度見てみることをお勧めします。

レジャイナ湖

レジャイナには湖があり、市民にとっての憩いの場となっていました。

湖の周りには多くの鳥が集まっており、日本で言う所の鳩と同じような雰囲気を感じました。人に対して警戒心が低く、手がふれそうなほど近づかない限り逃げませんでした。

もし触ってしまったとしても、少し足早に走り去るほどでした。夕方ごろに伺ったのですが、それでも多くの市民が集まり本を読んだりジョギングをしたりしていました。

カナダはスローライフが前面に打ち出されている国でもあるので、全体を通してゆっくり時間が過ぎていく感じがしました。

夏場に滞在したためか、日暮れがとても遅く午後9時を回っても夕方が広がっていました。逆に冬になると、日暮れが早くなるのだそうです。

湖の周りには手入れをされた庭園があり、色鮮やかな花々が植えられていました。

写真引用元

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