突然ですが、日本の交通機関は世界でいちばん時間通りに来ると言われているのは知っていましたか?
JRなどを含む私鉄などの会社のほとんどが、5分以上の遅延があった場合には遅延証明書を発行すると言われていますね。
ただし、日本の電車と同じ感覚でトロントで電車に乗ると本当に驚くことがいっぱいです。この記事ではトロントの公共交通機関であるTTCあるあるを紹介します。
留学に来る予定方などはぜひ参考にしてください。
バス停留所でスルー
突然ですが、バス停とはバスを待つ場所ですよね?100人中100人の方がYesと答えると思います。
人が待っている可能性のあるバス停付近でバスの運転士は人がいるかいないかをよく調べて、人がいる場合には徐行し、その後に停車して乗客を乗せる手筈となります。
しかし、このトロントではバス停でもバスが全速力で向かってきます、そしてもしあなたがバス停の端っこの目立たない位置にいようものならスルーされるんですね。
このような事が月1くらいでありました、本当にありえないと思いましたね。スルーされた瞬間はせつないですよ..それからというもの、バス停では常に目立つ位置でバスを待つようにしています。
バスが縁石に乗り上げる/運転が荒い
車を乗っている方なら経験があるかもしれませんが、たまに縁石に乗り上げることがあると思います。
ただし、公共機関のバスになると一気に減ると思います。これはもちろん、運転手がプロであるからですね。
これがトロントになると、明らかに縁石などに乗り上げる確率が高くなります。もちろん、彼らもプロの運転手のはずなんですが..
もちろん、これは日本とトロントのバスを比べただけですので、もちろん運転手によりますがそれでも荒い運転が多い事には間違いないです。
時間通りにこない/時間より早く来てしまう
はい、これは恐らくみなさんも予想ができたと思います。世界的には優秀でも日本に比べると時間通りに来ないのがTTCです。
ただし、これには続きがあり、たまに時間よりも早くつくことがあります。
そうですね、2分―3分の範囲ですが、個人的にはこの現象は昔から1本前のバスだと思っていました。
ですがバスの時間をインターネット調べられるようになってからどうやらバスが多少 早くバス停などに着いても数分であれば、そのまま待たず通り過ぎる事があるみたいですね。
つーか、早いのはダメだろ!!っと思いますよね。
特にこのような現象はラッシュアワーの時間帯に多いようです、気を付けましょう。
運転中に突然コーヒーブレイクが起きる
バスの運転手ですが、たまに職務中にコーヒーを買いに行くことがあります。TTCで8年近くバスを使っていたのですが、少なく見積もっても10回くらいは経験していますね。
単純にスターバックスのある交差点に突然 停車そして、“コーヒーを買ってくるから10分止まります!!”と言う放送とともに外に出ていくでした。
日本人には信じられないと思いますが、カナダでは本当によくあります。
マジですよ!日本じゃないわ――、というか放送があるだけいいかもね((+_+))
ストライキが多発
日本でも組合などが強くてストライキがよく頻発してと言う話を聞いたことがありますが、TTCでも少し前まではストライキが起こっていました。
ストライキが起こると、突然 駅が閉まります。そして、使用不可能になります。わたし個人も2007年くらいに経験しています。
突然、バスも電車もストリートカーも止まるんですね..これには本当に困りまりました。
ちなみに前回のストライキは2008年
罵り合いがよく起きる、運転手が被害に遭う
日本でもたまに公共の交通機関で凶悪犯罪が起こることがあるようですが、トロントのTTCではほぼ毎日のようにいざこざが起こります。
運転手が殴られてたり、時には銃撃されたり様々ですね。
もしみなさんが、TTCを利用中にもめ事に巻き込まれた場合にはバスや電車の中でもできるだけその場所から離れましょう
上記は実際に銃撃事件が起こった時の記事ですね、8年前ですが..
そもそも、TTCの従業員は待遇(給料やベネフィットなど)がいいと言われているので、この影響もあると言われていますね。
週末に工事が多発
このトロントのTTCには何故かは知りませんが、週末に工事が多発する傾向があります。たぶん、週末の方がダイヤを乱す必要がないためにあえて週末に工事をするんだと思います。
たとえば路面の工事になると、電車が一時的にストップしてその代用としてバスなどで一般道路を使うことになります。
もちろん、この場合では通常時間の何倍もの時間がかかることになります。ただし、TTCでは予定している工事をインターネットで前もって調べることができますのでここに貼っておきます。
他にもこんなことがあります。
世界基準からは優秀 日本基準では物足りない
日本の交通機関に比べると、時間通りに来ないと言われるTTCの交通機関ですが、それでも世界するとかなり優秀で先進国でもトップ10くらいには入る正確さみたいですね。
こう考えると日本が異常なんですね。
夏と冬では時間やルートや本数が違う
これは日本でもあるかもしれませんが、TTCのルートは夏と冬で違います。一例を出すとすると、大学などのルートですね。
夏期などは学生は夏休みになりますよね?そのために、バスのルートが短くなったり本数が減ったりすることがあります。
さらに夏(サマータイム)と冬では時間が異なるのもカナダの特徴ですね。
利点
一見すると、欠点が多いようなトロントの交通機関ですが、もちろん利点もあります。
安い
はい、とにかく安いという事ですね。日本での運賃は基本的にはどのくらい遠くまで行ったか?と言う計算方法だと思います(一部 一定料金もあるようですが)。
これにくらべて、トロントでは基本的には時間制です。お金を払ってから2時間(約300円)は乗り放題です。
個人の経験だと、散髪に行って、昼食をして買い物をして2時間で間に合った経験があります。つまり、これだけして300円ですんだんですね。安いですね!
混雑しにくい
そもそもトロントには人が少ないので電車などが込みにくいという利点がりますね。これは、大阪や東京などにはない強みだと思います。
駅が少ない(理解しやすい)
トロントの人口は約600万と言われており東京都の1200万や大阪の900万人に比べるとかなり少ないと言えます。
実は、これでもカナダ最大の都市です。また、路線を写真を下に貼っています。トロントの方がかなりシンプルですよね。
トロントの地下鉄マップ
シンプルでいいね!!(´・ω・`)
こちらが東京の地下鉄マップです。蜘蛛の巣ですか?
目にも脳みそにも良くないですね。((+_+))
まとめ
という事でトロントの交通機関であるTTCあるあるを簡単に書いてきました。日本に比べるとストライキなどが多い事、また時間通りに来ない事などがありましたね。
ただし、利点も存在していて、運賃が安い事や駅が少なく迷う可能性が少ない事などがありましたね。
OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像
OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像
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