夢がかなったビクトリア留学!!本当に大変だったけど充実したカナダ留学でした。

カナダの滞在場所

今回紹介するのはカナダのビクトリアでかなり充実した留学生活を送れたDさんの経験談をまとめた記事です。カナダのビクトリアと言えばバンクーバーと同じ州にあるのは有名ですよね。でも、実はビクトリアが州都みたいですね。

これは、オンタリオ州の州都がトロントではなくてオタワであるのと似ていますね。少し、話はずれまいたが今回はビクトリア留学の体験記です

カナダ初日から英語で苦労する

最初に英語で苦労したのは、カナダに到着した時でした。

留学先がビクトリアだったので、バンクーバーで乗り換えをする必要があったのですが、英語が全くできない状態だった私は、空港でかなりさまよいました。

職員が何か話しかけてくれますが理解できません。

幸いその方が韓国語で「どこに行きたいですか?」と聞いてくれたおかげで、韓国語が少し理解できた私はとても助かりました。

入国審査の時も、入念に準備した質問の紙を読みながらなんとか乗り越え、ぎりぎりでビクトリア行きの便に乗ることができました。

ビクトリア空港に到着後、ピックアップに来てくれた方と話した時も、「どれぐらい留学するの?」「留学中何したい?」

と質問を投げかけてくれるのに、「1年」「勉強」などと単語で返すことしかできず、自分の英語力に落胆したことを覚えています。

ホームステイでも英語の試練が…

次に英語で苦労したのは、ホームステイ先で意思疎通ができないことです。

ホームステイ先に到着し、ホストマザーがハウスルールを説明してくれるのですが、話すスピードが速く、ほとんど聞き取ることができませんでした。

そのたびに聞き返すこともできないので「OK」だけを繰り返していました。

その家には私以外にもパナマ人の留学生が一人、日本人とスイス人の留学生が二人いました。

初日から留学生を含め、家族みんなで話をしたのですが、私だけ会話についていけず疎外感を感じたのを覚えています。

私からすると他の留学生はネイティブ並みに英語を喋れていて、英語を喋れないのは自分だけのように感じてとても落ち込みました。

ホストファミリーと意思疎通ができないために、勘違いが生まれ、関係が悪くなってしまいました。

語学学校でも英語で苦労..

語学学校でレベルが高すぎるクラスに振り分けられて辛かった経験があります。

私の通っていた語学学校は、最も簡単なレベル1から最も難しいレベル8までクラスが分かれていました。

入学初日に受ける筆記と会話のテスト結果によって振り分けられます。

私は高くてもレベル3ぐらいだろうと思っていたのですが、レベル5に自分の名前を見つけます。

レベル5のクラスは、もうすでに留学して1年経った人がいたり、ペラペラしゃべれている人ばかりでした。

一方 私は授業内容はおろか、先生が何を指示しているかも分かりません。

クラスメートに聞きながらなんとか耐えていましたが、先生から「人に頼らないで自分でやって」と注意されます。

もう無理だと思った私は泣きながら学校長にお願いし、レベル4のクラスに代えてもらうことができました。

ホームステイからシェアハウスに移動することに

私は1年間ビクトリアに滞在しながら3回の引っ越しを経験しました。1回目の引っ越しはホームステイからシェアハウスに移った時です。

カナダに来て3ヶ月間ホームステイで過ごしたのですが、ホストファミリーとの相性が悪く、限界を迎えていたため引っ越しを決意しました。

家を出る1か月前以上前からcraigslist、Used.ca、Kijijiを使って家を探していました。この時はすんなりと内見までのアポイントを取ることができ、家の内装や条件も気に入ったので一軒目ですぐに契約しました。

ホームステイの家はダウンタウンから30分、バスの路線は1つだけで不便だったのですが、このシェアハウスはダウンタウンまで10分、バスの路線も5つ以上あったのでとても便利でした。

家賃は$700でホームステイのように厳しい干渉もなかったので一回目の引っ越しは大成功でした。

シェアハウスからAIRBnBに移動

シェアハウスはとても快適だったのですが、仲の良い友人が引っ越すタイミングで一緒に住もうということになり二回目の引っ越しを決めました。

しかしこの引っ越しのタイミングが良くなかったんです。私がシェアハウスを出ようとしていたのが8月末。

9月1日から入居できる場所を探していましたが、ちょうどこの時期はカナダの大学生の新学期が始まるシーズンです。

学生たちが一斉に部屋探しをするので、良い物件はすぐになくなってしまいます。私はそれに気づくのが遅かったので、気づいたときには良い物件はソールドアウト。

それから毎日家探し、連絡、内見の繰り返しで、送ったメールだけでも50件は超えていたと思います。月末までに決まらないとホームレスになってしまうストレスでいっぱいでした。

結局月末までに家は見つからず、AirBnBに1か月滞在することにしました。

AIRBnBからコンドミニアムに…

1か月間AirBnBに住みながら家探しを継続することになりました。急遽予約したところだったので、1か月1000ドルと高額なうえに、学校からも遠くキッチンもありませんでした。

オーナーが庭に簡易キッチンを用意してくれて、助かりましたが、天気が悪い日は不便なので、やはりちゃんとした家に移りたいと思いました。

AirBnBに住み始めて1週間。1か月以上家探しをした結果ついに、すごく綺麗なコンドミニアムを契約することができました。新しいコンドミニアムはダウンタウンの中心部にあり学校からはなんと徒歩3分。

価格も1人875ドル、ジム付きで、オートロックでセキュリティもばっちりでした。帰国までの6か月間住んだのですが最高の住み心地でした。3回の引っ越しを繰り返しホームレスにもなりかけた結果、すごく素敵な家をみつけることができました。

語学学校に行ってスキルアップできたのは英語?だけじゃなかった

留学前は語学学校に1年通って本当に英語が話せるようになるのか半信半疑でしたが、私の英語は飛躍的に上達しました。

私が英語が話せなかった理由に精神的な問題が大きかったからです。私は幼いころから英語を使って仕事をすることが夢で、それに合わせた進路選択をしてきました。

しかし、帰国子女、留学経験者などの英語がペラペラな人と自分を比べることでどんどん自信を無くしていました。

英検2級のスピーキングテストに2回も落ちたことで「私は本当に英語が話せないんだ」と人前で英語を話すのが怖くなり、英語を嫌いになっていました。

そんな私が留学をして英語を使わないと生きていけない環境に身を置いたことで成長できました。

カナダでは誰も私も英語を笑ったり評価したりしないからです。その結果、TOEIC790点を取得し、400点アップさせることができました。

韓国語も勉強

私はカナダ留学前から韓国語を勉強していて、日常会話レベルの韓国語力がありましたが、カナダ留学中にもっと上達したいと考えていました。

語学学校には様々な国の留学生がいますがその中でも多いのは、日本人、韓国人、中華系、スペイン系です。

それぞれ同じ言語を話す人たちでコミュニティを作って遊んでいることが多いです。

絶対に日本人とつるんで日本語を話す環境を避けたかった私は、入学初日から韓国人の友達を作り韓国系のコミュニティに入りました。

韓国人の友人も韓国語が少し話せる日本人の私を歓迎してくれました。英語を話すのに疲れた時も日本語には絶対に頼らず英語よりも楽な韓国語を使うようにしていました。

学校、授業では英語を、家、友達と遊ぶときには韓国語を使う生活を1年続けた結果、最上級である韓国語能力試験6級に合格することができました。

なんと言ってもコミュニケーション能力

カナダ留学をして、コミュニケーション能力が格段に上がったと感じます。なぜならカナダで数えきれないほどの出会いを経験したからです。

語学学校には、私のように長期間通う人もいれば、数週間だけの人もいて学校に通う期間は様々です。基本的には1か月単位で何十人もの留学生が入学、卒業を繰り返し、クラス替えも行われるので常に新しい出会いがありました。

留学前は人見知りで常に空気を呼んでいましたが、カナダには日本でいう「空気」なんてものは存在しません。異文化が共生している社会だからこそ人々の共通認識も異なります。

違うことを間違いとせず個性だと認めてくれるカナダで、自分らしくいることの素晴らしさを感じました。

そして、異なる価値観を持つ人たちとコミュニケーションを円滑に行う力を身に着けることができました。

英語のスキルは爆上がり!!

スピーキング能力

パワースピーキングコースはスピーキングスキルを伸ばすことに特化したコースです。このコースでは毎週テーマを選び、10分間のプレゼンテーションを行います。

プレゼンテーションまでには、テーマ設定、構成、調査、資料作成と練習と全て1人で行わなければいけません。発表中はカンペを見ることは禁止で、発表の内容だけでなく態度、抑揚、発音なども評価されます。

私がジェネラルコース以外で初めて受けた特別授業がパワースピーキングコースでした。苦手だった英語のスピーキングとプレゼンテーションを克服することを目的に参加しました。

授業以外の時間も常にプレゼンの準備で忙しく、発表の前日には胃が痛くなるほど緊張しましたが、そのおかげで人前で話すことが怖くなくなりスピーキングにも自信がつきました。

IELTSのコース

IELTSコースは、IELTS試験対策のためのコースです。私はIELTSのテストを受ける予定はなかったのですが、より難易度が高い授業に参加してみたかったので受講しました。

IELTSコースでは実際の試験問題を解きながらリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つの技能をバランス良く身に着けることができます。

社会問題や環境問題などを主題として取り扱うので、アカデミックな内容のものを議論し、自分の意見を述べる力が付いたと感じました。

IELTSコースの最終テストは本番形式のIELTSテストを受けて採点してもらうことができます。私がIELTSコースを2ヶ月修了する頃には、IELTS 6.5のスコアをもらうことができました。

留学前は4.5だったので大幅に伸びたと思います。IELTSのコースはストレスにもなりすぎず成長も感じられるので、3つのコースの中で一番私に合っていると感じました。

ビジネスコース

ビジネスコースは、国際的なビジネスの場でキャリアを目指す学生のためのコースです。私も将来英語を使って国際的に活躍したいと思っていたので受講することを決めました。

他の授業やコースが英語を学ぶことが目的であるのに対し、このコースは英語で何かに取り組み達成することを目的としています。

先生は語学学校ではなく、大学の授業のようにビジネスについて教えるのでついていくのがとても大変でした。

実際のビジネスの場面のように、ミーティングやマーケティングの授業があり、そのためのチームプロジェクトがあります。

少しでも休んでしまうとチームのメンバーに迷惑が掛かってしまうので常に責任をプレッシャーを感じていました。

とてもストレスがかかる授業でしたが、チームメンバーと協力して課題を成し遂げる貴重な体験ができました。

語学学校では大変な事も楽しいこともあった

語学学校で辛かった事は私が学校に入る前に既にクラスの雰囲気が出来上がっていたことです。

私の学校は2カ月に1度クラス替えがあったのですが、私はその後半に入学したので他のクラスメイトはみんな仲の良い感じで、そこに1人で入るのが辛かったです。

私は英語が話せないという固定概念もあり、最初の日は自分から話しかける事も出来ませんでした。

しかし、クラスメイトが私に話しかけてくれ、2日目からはお昼ご飯を一緒に食べたり、朝早く来て話したりなど、親睦を深める事ができて良かったです。

それでも授業中のノリなどにはついていけない事もあったので少しの間は寂しい思いをすることが多かったです

スピーキングクラスでようやく慣れてくる

語学学校で辛かった事は私が学校に入る前に既にクラスの雰囲気が出来上がっていたことです。

私の学校は2カ月に1度クラス替えがあったのですが、私はその後半に入学したので他のクラスメイトはみんな仲の良い感じで、そこに1人で入るのが辛かったです

私は英語が話せないという固定概念もあり、最初の日は自分から話しかける事も出来ませんでした。

しかし、クラスメイトが私に話しかけてくれ、2日目からはお昼ご飯を一緒に食べたり、朝早く来て話したりなど、親睦を深める事ができて良かったです。

それでも授業中のノリなどにはついていけない事もあったので少しの間は寂しい思いをすることが多かったです

語学学校について

ビクトリアはヨーロッパ風の建築物や州議事堂、公開されている庭園など、歩くだけで気分が良くなる街並みが広がっています。

移民や留学生に理解ある人が多く、ホストファミリーや店員さんは下手な英語でも聞き取ろうとしてくれたのが嬉しかったです。

また、バンクーバーと比べて語学学校の日本人の割合は比較的低く、街中に日本語表記はほとんどないので英語で学ぶのに適した環境だと感じました。

しかし、それでもクラスに数人日本人はいるのでそこに甘えてしまい日本語で会話し、放課後も日本人とのみ遊んでしまう人もいました。

日本人と話すのが悪いという事はないですが、時間が限られている中で日本語しか話さないのはもったいないと思います。

授業中はもちろんのこと、ビクトリアにはショッピングセンターや映画館、運動施設など遊べる施設が沢山あるので他の国の留学生と共に放課後も英語を使える環境に自分を置くのが大切だと思います。

写真引用元

メープル カナダ 秋 – Pixabayの無料ベクター素材 – Pixabay

人前で話す 前書き マイクロフォン – Pixabayの無料ベクター素材 – Pixabay

コメント

タイトルとURLをコピーしました