今回は10代の頃にビクトリアに留学した。Cさんの体験談を紹介します。ビクトリアはカナダの主な留学地としてはまだマイナーな部類に入ると思います。
10代の留学は人生経験もすくないために、大変な事も多いようですね。ただし、英語面から見れば若い世代の留学は英語の発音の面でかなりプラスです。
今回は悲しかった事や恐怖を覚えたことなどを語ってもらいました。では行ってみましょう
悲しかった事

語学学校の授業中、日本人の生徒に日本語で話しかけられ、私は英語で回答していたのですが先生に日本語で会話しているとみなされ、他の生徒の前で厳しく怒られてしまった時の事です。
理不尽に怒られたのも悲しかったですが、それ以上に『私は日本語を話していない』という弁解をする程の英語力がなく、ただ謝ることしかできなかったのが1番悲しかったです。
今思えば勇気を出して下手な英語でも話せば良かったと思いますが当時はその勇気すらありませんでした。怒られた後にその日本人の子に今後は私に対し日本語で話しかけないようにお願いしました。
その子も英語が分からず不安で日本語を使ってしまったとの事でした。
日本人とはお互い助け合う事も可能なので、私はクラスに日本人がいる事自体はダメだとは思いません。しかし、このような経験も産む原因となると思います。
恐怖を覚えた事

帰り道バスを乗り過ごしてしまった事です。本来なら10分程度で着くのですが、気付かぬうちに寝てしまい、起きた時には全く知らない田舎街でした。
Wi-Fiもなくホストファミリーと連絡も取れない上に周りにスーパーなどもなかったのでとても不安でした。また、バス停の近くに浮浪者の方も数人いて、チラチラ見られていたのも怖かったです。
勇気を出し、次に来たバスの運転手の方に聞いてみたらそのバスに乗れば最寄駅に着くとの事だったのでなんとか家に帰る事が出来ました。
その時の運転手の方がとても優しく、私の最寄駅に着く少し前にアナウンスでアリガトウと言ってくれた事が心に残っています。
その事も含め、今思えば良い経験ですが当時は二度と帰れないのではないか、と思うほど怖かったです。
留学中に楽しかった事

放課後に語学学校でできたメキシコ人の友達とお出かけをした事です。
その日は15時くらいに授業が終わったのですが、映画館にクリスマス映画を見にいき、帰りに日本食レストランで夜ご飯を食べました。
映画が始まるまでの数時間はビクトリアを観光し、ジェラートを食べたりプリクラのようなものを撮ったりと楽しい思い出も作る事ができました。
お互い英語力は高くなく、会話するのが大変でしたが外国人の友達とお出かけをし、拙いながらも会話できたというのは自信にもつながり、英語を話す事へのハードルも下がったように感じます。
スペイン語と日本語を教え合ったり、有名な観光地を紹介したりなどお互いの文化について理解が深まったのも留学ならではの体験だと思います。
今でもその友達と連絡を取り合っていて、更に仲も良くなったのでいつか再開できる事を願っています。

語学学校での英語ONLYポリシーなどはよくある話ですね、本当に厳しい場所になると1週間の停学処分になる場所もあります。
また、わたし個人もカナダではありませんが、初の外国でホームステイまでのバスを乗り逃がした経験があります。これは、本当に恐怖そのものでしたね。
今回はビクトリア留学でCさんの体験談でした。参考になりました、ありがとうございました。
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