いまだ、世界では新型コロナでの感染者が増えている地域もたくさんありますが、少なくもカナダでは規制なども2021年に比べるとかなり緩和されてきたと考えていいようです。
そのためにカナダに留学に来る学生も増えている状況になっています。そこで今回はそんな皆さんのためにとりあえず知ってほしい労働基準法を書いています。
当然、個人で調べて書いていますがわたし個人は法律家ではないためにこのサイトは情報収集のためにご覧ください。
もし、質問がある場合には弁護士などに直接ご相談ください。
(1)最低賃金(オンタリオ州)

カナダのオンタリオ州の最低賃金は2022年の6月現在では$15.00となっています。また2022年の10月に$15.50ドルに上がります。
オンタリオ州の法律では研修中の賃金が存在しません。E-mapleなどの求人サイトなどによくみられる研修中の賃金はなしとか、最初の10時間は$7とか色々な広告を見ますが、これは違法になります。
つまり未経験でも最低賃金が適用されるという事ですね。2022年の6月現在では$15となります。
**ただし、稀にいくつかの職業は最低賃金がこの金額以上であったり、以下であったりします。また、学生(ワーホリは含まれない)には$15以下の最低賃金が認められているケースがあります。**
(2)学生の最低賃金

上記でカナダのオンタリオ州の最低賃金は$15という事を書きましたね。ただし、学生にはこれ以下の最低賃金の適用が可能になっています。
具体的に18歳以下の学生で週に28時間いかの労働に限られるとしています。
ここで書いておきますが、ワーキングホリデーなどの短期の就労ビザの方は18歳以下ではありませんから該当しないという事になりますね。

ただし、すべての職業と言うわけではなく例外もいくつかあるようです。
(3)3時間ルール

このルールは知らない人も多いかもしれません。例えば、サーバーとして週に40時間のシフトがあなたにあるとします。
ところが、本日はお店が暇で仕事がないから、わずか1時間で帰宅を命じられて時給を稼げなかったという事になってしまった場合があるかもしれませんね。
しかしオンタリオ州では最低3時間分(最低賃金)/またはあなたの時給(どちらか高い方)を給料をかならず支払わないといけません。
これをオンタリオ州の3時間ルールと言います。このようにすることによって、労働者が極端に不利ならないようにしているんですね。
ただし、この法律には例外がいくつかあってそもそも通常のシフトが2時間しかない場合などケースではでは適用されないようになっています。
まとめ
金曜日の記事ですので、今回はこれくらいにしておきますが、今回は最低賃金にフォーカスをあてて書いてきましたね。
引用した記事は下記にありますが、オンタリオ州の最低賃金の話、学生の
最低賃金はさらに多少、低くなるもののワーホリ(短期の就労ビザ)の方には該当にしないという事とさらに3時間ルールの詳細も書きました。参考になれば幸いです。
またさらに詳しい事は下の記事に書いていますので知りたい方がいれば参考にしてください。
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