留学中に英語を伸ばせない原因7因

英語

近年はオーストラリアやニュージーランド、カナダなどの国に語学留学やワーキングホリデーで来る方がたくさんいます。ですがすべての方が英語を順調に伸ばせ帰れるわけではないです。

この記事を読んでいただければ、どのような方がどのような問題で英語が伸ばせないのかを理解できるようになります。

その結果を踏まえて、そのようなケースを回避して英語を効率的に伸ばせるようになります。

わたし個人は15年間ほどカナダにおり(2020年5月現在もいます)、英語教師や(日本人留学生)留学エージェントなどの仕事を経験しています。

そこで見た、たくさんの生徒さんやわたし個人が留学中にできた友達などのケースを見てきた経験からこの記事を書かせてもらっています。

ただし、わたし個人の経験談になりますので1個人の意見として聞いていただけるとありがたいです。

カナダ留学時の英語力が低すぎる

留学に行く前によく聞くフレーズですが“英語は留学すれば伸びるから問題ない”というものです。個人的な意見ですがこれはかなり危険です。

たしかにあなたが海外で1年間などの比較的に長期間をカナダ国内で滞在できれば問題なく英語は伸びます。

ある意味で遠回しに言えば留学に行き滞在できれば英語は伸びるという事は間違いないように思えますが、これは問題があります。

実は多数の留学生が当初の留学予定期間を途中で切り上げて日本に帰国するという事が実際に起こっています。

こうなってしまうと、もちろん英語は伸びません。わたし個人もオーストラリアのゴールドコーストに中学生レベルの英語力もない状況で留学をしてしまいました。

結果的に勉強もできない、友達もできない、何もできないという結果になりました。結果的に3か月間で10キロ以上体重が減るという悲劇に見舞われました。

この経験からみなさんにはすくなくても中学生の英語までは完璧にして留学をしてほしいです。

実は中学生の英語でも、完璧にすれば英語の3分の1は話せると言われています。個人的に思うのはいかに日本人が多いと言われているような留学地でも日本語ですべてを生活できるものではありません。結果的にある程度の英語力は必要になってきます。

またカナダでもオーストラリアでも、英語で英語を勉強することになります。これはつまり英語の授業を理解できるだけでの英語力がないといけないのですがこれがやっかいなのです。

正直な話、TOEICの700点台でも英語のクラスになれるのは1週間程度はかかるでしょう。

英語と言っても、イギリスの英語やアメリカ南部の英語は違います。さらにカナダは移民国家で先生が中学生や高校生くらいでカナダに来てその後に英語の先生になった方もたくさんいます。

そうなると英語の授業も多少のアクセントがある事になります。つまり、日本の学校で習う英語とはかなり違う英語を理解できる英語力も必要なわけです。

仕事が英語環境ではない

ワーキングホリデーや短大の学生などは条件付きで就労ができますが、カナダにあるすべての職場で100%どんな時でも英語が使われているわけではないです。

日系のレストランなら日本人従業員が多くいることが一般的です。

従業員の母国語が日本語であれば、一般的には日本語が使われます。またメキシカン料理のお店ならスペイン語が日常的に使われていることが多々あります。

日本人の方が日系の職場で働く事は本当に多い事ですが、日本語で仕事ができるといういみでは難易度が下がりますが、英語を使う頻度が極端に低いという欠点もあるのです。

仕事を探すには仕事の内容、給料、英語環境なのどの条件を調べて慎重に検討する必要があります。

留学に対する準備が甘い(途中で帰国せざるえない)

思ったより多いのが、留学中に自分の意志とは無関係に日本に帰えらないといけなくなってしまうケースです。

圧倒的に多いのが留学地で仕事が見つからないケース(また見つかっても短期でしか雇われない)となり留学必要資金が無くなってしまうケースが多いですね。滞在できないので、英語は勉強できないですよね。

お金の問題ですが、語学学校や住む場所も決まっていないのに全部で20万程度しか所持金がないとか言う方が実際にいます。

またワーキングホリデービザでカナダに入国する場合は保険がないといけないのに保険に加入していないケースなどなど…(カナダの入館で入国拒否にあう可能性もあるのに

International Experience Canada: About the process - Canada.ca

また圧倒的少数ですが、カナダに入国したその日に日本に強制的に送り返された方がいたという話をわたしが留学エージェントで働いていた当時に聞いたことがあります。正直な話わたしには理由はわかりませんが本人は知っているのではないでしょうか。

自分に合った勉強方法がわかっていない

留学に来た方のすべての方が同じ方法で勉強すれば英語が持続的に伸びると思っている方はいないともいますが、もちろんベストな勉強法は生徒によってかなり異なります。

そもそも留学に来た当時の英語力も異なりますので、英語で英語を勉強をした方がいい人、日本語で英語を勉強した方がいい人など様々なパターンがあります。

またスピーキング力が弱い方や文法力が足りてない方など(詳しくは留学中の英語の勉強方法)

特に初めての海外の方は留学に来るまで英語を本気で勉強したことがない人が多く(正直な話でわたし個人もそうでした)

自分にぴったりの勉強方法は個人にしかわかりません。まず、色々方法を試してみることが単純に1番の近道です。

留学中の英語の勉強方法とは?

滞在場所が英語環境ではない

カナダ留学の目標の一つと言えば留学中にできるだけ英語を伸ばすという事ではないでしょうか?完璧な留学と言えば色々な意味で英語環境な意味だと思います。

これは職場に続いて滞在場所も英語環境だと英語を伸ばせる場所が増えます。

ではシェアハウスではどうでしょうか?一般的には日本人が少ない方が英語を喋れる機会が増えて英語を伸ばすという意味ではおすすめの場所なんですが、それよりも個人的には学校のレジデンスがいいです。

理由がいくつありますが、住んでいる方が学生である程度は時間があることが大きな理由です。(詳しくは大学に住むと英語が伸びる理由)

彼氏や彼女が日本人(正直に言ってすいません)

これは批判が来ることがわかっていてもここに書かせていただきます。日本人の彼氏や彼女が留学地でできると英語は伸びにくいです。

単純に日本語しか話さないからです。もちろん、これには反論などもあると思います。

ただ、彼氏や彼女が留学地でできてお互いを励ましあい無事に留学を終えることができたと言う方々も知っていますので必ずしも欠点だけではないです。

わたしが言うのはあくまでも英語を伸ばすという事に焦点を置いた場合です。

ですが単純に考えてネイティブの彼氏や彼女ができれば英語は伸びますよね?このように考えれば私の行っていることは多少ですが正論に聞こえなくもないのではないでしょうか?

留学地を間違える(留学地によって必要英語レベルが異なる)

留学地でも場所によって難易度があるのは知っていましたか?カナダで言えばバンクーバーは日本人が多い事で有名で仕事の面や家探しの面でも難易度が低くなります。そのために英語初心者にお勧めの留学地になっています。

英語力が少なくてもしごとがあったり、なにか困った事があれば日本語でも対応可能な事が多いのだと思います。

では日本人がすくない場所のカルガリーやモントリオールなどはどうでしょうか?この場合には日本語で働ける会社が少ない事や日本人自体が少ないので問題があれば英語で対応しないといけません。

結果的にあなたの英語力がある程度高くないと問題を解決できない可能性が高まります。カナダの病院でこのような状況になったらどうでしょうか?

また完全英語環境の職場では英語を伸ばせるのはいいですが、そのそもそこで働けますか?高い英語力が必要ですよね?つまりその学生の英語などのレベルを考えて留学地を選ぶようにすることが重要です。

まとめ

留学中に英語が伸ばせない原因と言う事でやってきましたが、どうでしたでしょうか?留学中に英語が伸びないと真剣に悩む人がいますが英語のバスにはそれなりの英語力が必要な事、それには職場、滞在場所(州を含む)やパートナーの存在など色々な条件がかかわっています。

みなさんには自分のベストの勉強方法含めてコスパがいい勉強方法を探し出してほしいです。

Robin HigginsによるPixabayからの画像

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