2020年、9月27日現在で世界の感染者の数が3300万人にとなりアメリカに近いカナダも第2波の兆しが出ている事は恐ろしい事です。
世界的に第一波を経験した、のちの第2波ですから感染者多くなってきているイギリスなどの国でも死者の数は増えることなく善戦しているという事です(あくまでもそのような話です)。
わたし個人は引き続き、2020年の5月の記事と同じように2021年の留学をお勧めします。歴史を紐解けば世界的なパンデミックは1年で終わるようなことは稀のようです。
今回の記事ですが、カナダ政府が新型コロナに対して行っている対策の数々を紹介していきます。
おすすめはできませんが、もしあなたがパンデミック終了以前に渡加する場合にはさらに有益な記事になるでしょう
マスクの義務化(交通機関など)

数日前に日本の親族と話をしていると日本のマスク使用率は90%を超えているという話をしていました。これにはさすがにかなりビックリしました。
すくなくてもトロントでのマスク使用率はいいとこ70%くらいであり、ビルの中で3密になりえるよう場所でも、マスクをしていない人がかなりの数います。(これでもかなりマスクの使用率は上がってきています)
この影響でしょうか?トロントの交通機関であるTTCはそれらの交通機関を使う時はマスクの使用が義務図けられています。またバンクーバーでも同じようにマスクが義務化されています。
それらは罰金の可能性もある、強力な物もになっています。

ソイシャルディタンシング

カナダに限らず、世界的に必要であるシャルディスタンシングですがカナダでももちろん、これを実行しています。
お店などに並ぶときにも2メートル【6フィート】の距離を保つことが強制されますし、お店の飲食(トロントは最近解禁)もテーブル同士が2メートル以上になるように設計されています。
新型コロナの罰金/懲役

カナダでは新型コロナ関連の罰金の法制化をしています。これは日本にはない法律だと思います。カナダの自由は2020年現在では限られたものになっています。
例えば、バンクーバーの交通機関でマスクの不使用での使用での罰金が$150(最高)になる可能性があります。
またトロントでは外でも25人以上でのあつまりを禁止しているのですが、そのような集会が行われた場合には最高で1万ドルの罰金になります。

さらにカナダ政府はカナダに入国するほぼすべての人に2週間の検疫を課しています。
検疫時のルールを守らない者には最大で600万円(75000ドル)、6か月間の懲役刑の可能性もあります。またこれは脅しではなく、すでに課せられた方々いるという事です。
アプリの活用(帰国者など)

カナダではこのようにカナダの国外の国から来る方に対して、アプリで簡単に情報などを登録できるARRIVCANというものが存在します。
(下記より)記事によると海外から来る方にはこの情報の提供が必然とされておりAPPの使用が推奨されています。
州政府の検疫プログラム

カナダでは政府の新型コロナ対策に加えて、州政府の新型コロナ対策も行われています。詳しく説明すれば、州政府ごとに新型コロナ対策が異なるという事になっています。
トロントはオンタリオ州に位置しています。この都市は全国的にも感染者が多いので短大や大学などのオンライン授業の義務化を2020年のかなり早い段階で決めました。
一方、新型コロナの感染者が少ない一部の大西洋側の州政府はこの時期に大胆にもカナダ国内の他の州から旅行者を誘致する政策をとっています。
これは日本のGOTOと似ているのかもしれません。この政策は多少はリスクがあるように思います。
ただし、このようにコロナ対策を州政府レベルに委託することできめ細かい対策が可能になるという利点があるようです。
新型コロナ給付金とシックリーブ

カナダ政府は新型コロナにて失業した人のために最大で6か月間ていどの給付金を提供しています。これはもちろん、新型コロナで働いている会社の倒産や給料の減給などにも適用されます。
また注目はその基準です。過去の12カ月間の間に$5000を稼いでいて、さらに新型コロナの影響で仕事を失うなどのケースにはこのカナダ緊急時給付金を受け取ることができるわけです。(他にも条件はあります)
またカナダ政府は新型コロナにかかったすべての労働者に対して最大16週間の無条件の無給の休職をみとめています。(州政府によって多少、違う可能性があります)
日本と比べるとやはり、カナダ政府の従業員に対するセーフティネットが抜群の威力を発揮していると言ってもいいと思います。本当にこのための高い税率ですね。
アメリカとカナダの国境の封鎖

カナダとアメリカは他の国とカナダ以上に深いつながりがあります。これは貿易だけに限らず、観光などの話も及ぶのですが、カナダ政府は思い切った国境の封鎖でカナダ国内の在住者を守っています。
カナダとアメリカの国境は3月の終わりくらいから、引き続き閉鎖となっています。しかも、話しよると少なくても2020年中は閉鎖が濃厚という事になっています。
これはカナダ政府からするともろ刃の刃という事以外にほかなりません。
しかし、アメリカの感染者数、死者数ともに世界トップクラスの被害となっており、苦渋の決断という事がみてとれます。わたし個人としても早い段階のワクチンの完成などを切望します。

新型コロナの検査

日本での新型コロナ検査は全国規模で、簡単には検査するという事はいまだにできませんよね?また日本で検査をすると費用はすべて個人で負担するという事なっているようです。
カナダの場合には新型コロナの症状が出ていたり、職場や近親者に新型コロナの症状が出ている場合には無料で検査が可能です。誰でも可能ですので、このように検査をする体制が整っているという事が言えます。
またトロント市内だけでもかなりの数の検査場があることもわかります。(詳細は下記から)

個人の意見ですがカナダ留学時期がいまだに適切だと思えません!
まとめ
とカナダのコロナ政策という事で書いてきましたが、どうでしたでしょうか?新型コロナの検査体制や給付金の有無や懲役刑などの法律は日本とはやはり違うところです。
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
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