金融市場の季節要因が噂とうりになっているか過去の5年間を調べてみた、結果(1月から4月まで検証 前編)

経済、金融、投資

金融市場には季節要因と言う1年間のあいだにこの時期に限っては資金が入ってくるというものがあったりします。

この季節要因ですが、今年は強いけど去年は弱いという事が当たり前のようにありえます(例えば、6月は日本ではボーナスの時期ですが、2020年はコロナによってボーナス自体が少ない業界も珍しくありません)。

この場合にはこのような季節要因の影響はかなり少ないと思ってください。

ですので、基本的に季節要因が何故に起こるかを勉強した方がいいのではないのかと思います。(そうすれば、多少物事が変わろうが金融市場に臨機応変に使えます)

今回は先週に書いた記事を私が使っている金融のチャートで検証をしていきます。1月から4月まで(詳しくは下記から調べてみてください)

この記事を読んでいただくと季節要因が本当に噂通りにっているか調べることができます(過去5年間)。

1月の検証

(1)1月から2月 ファンド勢などが買いや売りのボジションを作る(トレンドができやすい)☜動きやすい

(2)1月から2月までその年の高値や安値を付けやすいと言われています。 ですので、これも調べてみましょう

(クリックすると大きくなるよ)

結論から言うとすべての年で5%以上動いていました。(もしかするとすべての年で10%以上動いているかもしれません)以上の結果から優位性があると思われます。

まずは、(1)の1月から2月はトレンドが出やすいというものです。1月か2月にダウ・ジョーンズが5%以上のトレンドできるか(動くか?)どうかと言うものを検証しました。(青い矢印は上昇で赤い矢印は下落です)

結論から言うと十分に出ていました。まず2020年ですが、みなさんもご存じのとおりコロナショックで暴落を起こしています。また2019年も年末に底を付けた後に急騰を演じています。

2018年は1月の終わりに15%程度、急落したあとに2月から回復局面に入っています。2017年も2016年から始まるトランプラリーの上昇が継続していました。

2016年も他の年と比べるとトレンドは弱いもののやはり5%以上はトレンドができていました。

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次に(2)1月から2月までその年の高値や安値を付けやすいと言われています。 ですので、これも調べてみましょう

まず2016年の1月にその年の最安値を付けていますね。また翌年の2017年もトランプラリーが継続しており、その年の最安値を付けています。

つぎに2018年になりますが、この年は2月の初旬にそのとしの最安値を付けています。2019年に至っては1月3日がその年で一番安かった年(最安値)でした。

またみなさんの記憶が新しいが2020年ですが、なんと2月の中盤の最高値を付けた後に30%-40%近く急落していますね。まさしく、ジェットコースターのようです。

結果的に1月か2月にその年の高値か安値を付けやすいという話はすくなくても過去五年間でみれば信ぴょう性があるようです。

2月の検証

(1)2月の間はFXが動きにくいと言われています。ではドル円を検証し見ましょう(2月中は5%以下の動きしかでない)というのが検証内容だったと思います。

ドル円の検証をしています。

上記のように調べてみてみましたが2017,2018,2019年に関しては噂通り、動きがでていなかったです。

また2016年と2020年の2年間(赤色)に関してはかなり動いていました。ただし、これはドル円のペアですので、他の通貨を調べれば動いているのかもしれません。

以上の結果、5年間のうちの3年間のみ動かないという事になり、これをトレードとして使うのは弱い(頼りない)ものになっています。

3月の検証

(1)3月 日本企業のレパトリエーション(海外の利益の円転回帰)が起こる→円高

(2)3月の中盤から4月の中盤にかけてアメリカのDOWが堅調?

以上の2つが3月の季節要因でしたね。では検証してみましょう

過去の5年間を調べましたが、5年中の4年間(2016年から2019年)で円高にはなっていませんでした。むしろ、3月はドル円のペアに限ってはほとんど動いていません。

唯一の例外が2020年のコロナショックという事になりますが、これもレパトリエーション(日本企業の利益の円転((日本回帰))でなったものではなく、リスク回避の円高になったものです。

結果的に、少なくても過去5年間に限定してはこの影響はほぼないと言えそうです

(2)3月の中盤から4月の中盤にかけてアメリカのDOWが堅調?も調べてみましょう。

上記のようにアメリカの株式であるDOWを調べてみました。結果から言うと2020年を除いた年では上昇はしていませんでした。1,2,3,4のすべてはほとんど動いてません。(2018年に関しては乱高下していました)

ただし、少なくても過去の5年間では2月の中盤から3月の中盤くらいの期間にしてみると上昇していることが多くなるかもしれません。

これはもしかすると還付金が2月の中旬から市場に入っているのかもしれません。

アメリカの年金に関してはもう少し詳しく調べてみる必要がありそうです。

4月の検証

(1)4月は日本の金融市場は新年にあたるために外国人が株を買ってくるために日経が上がる?

(2)新年の始まりのために(様子見で)動かないという説もある(どっち?)

(3)日本の機関投資家から新規の外債買い→円安ドル買い

4月の季節要因は上記の3つだったと思います。では調べていきましょう

では(1)と(2)を同時に調べていきます。この月も過去五年間の日経平均を調べてみました。すくなくても過去の5年間では5%-10%の上昇となっていました。

やはり噂の通りに何かしらの玉が新規に日経平均に入っているのもしれません。ただ、3月の中盤から上昇している事が多く、そのうちにもっと詳しく調べてみたいと思います。

すくなくても過去5年間では(1)は正しく(5%から10%の幅で)(2)は間違っているという結果になりました。

次に(3)を調べてみましょう日本の機関投資家らから外債(ヘッジなし)の買いが出る→円安

ドル円の値動きを過去の5年間分を出しています。すくなくても過去の5年間分では4月に円安になりやすいというこではありませんでした。

5年間ともすべて、どちらかと言うと円高に動いたという事の方が多かったです。また4月の間に円高と円安の方向に動くというようなケースもかなりありました。

(3)少なくても過去この5年間では相関性はありませんでした。

次回は検証記事の中編になります!

コメント

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