今回は、カナダの中部にマニトバ州にあるウニペッグでの高校留学の体験談を紹介します。ぜひ参考になればと思います。
高校留学で良かった事と悪かった事

全校生徒が100人に満たない学校に留学したので、先生のサポートがとても手厚く、思う存分勉強することができました。
休み時間はよく先生のところへ行き、授業でわからないところを聞いたり、課題の添削をしてもらったりと、たくさん面倒を見てもらっていました。
私の学年には15人ほどしか生徒がいなかったので、友達作りの心配は全くなく、登校初日からすぐに友達ができました。
ただ、留学先は大きな都市からとても離れた田舎だったためできることが限られていて、都会でしか過ごしたことのなかった私にとっては物足りないと思うこともありました。
しかし、自然豊かな場所だったので、田舎でしかできないような楽しいアウトドアがたくさんあり、川釣りやアイスフィッシング、クルージングなどに連れて行ってもらいました。
その場所で苦労した事

日常の生活で苦労したことは、留学先のマニトバ州がカナダで一番寒いと言われている地域だったので、冬の間に雪の中毎日歩いて登下校していたことです。
また、学校がアウトドア教育を大切にしているところだったので、冬と夏に1回ずつ任意参加のキャンプがありました。
ただ、そのキャンプがとても本格的で、運動部に所属したことのなかった私にとってはとても過酷なものでした。
冬のキャンプでは、スキーやクロスカントリー、スノーシューイング、スケートなどあらゆるアクティビティを5日間を通して体験しました。
夏のキャンプでは、5日間かけてカヌーで川を移動して無人島でキャンプをしました。
ウィンタースポーツもマリンスポーツも経験がほとんどなかったので、現地の経験者たちの中で全ての活動をこなすのはとても大変でした。
これから留学する学生にアドバイス

これから留学する方におすすめしたいのは、友人やホストファミリーからの誘いにはなるべく乗ることです。
自分の苦手だと思っている分野でもやってみると意外と面白かったり、新たに気づくことがあったりします。全く想像しないところで思わぬ収穫があるかもしれません。
また、田舎に留学する方は都会に留学した友人と比べて情報量の差やできることの差に焦るかもしれませんが、全く心配することはありません。
自分がその時その場でできることを一生懸命探して、最大限学びのチャンスを作ればできることはたくさんあります。
勉強はもちろんのこと、留学中は自分を見つめ直す時間を作ることもとても大切です。
例えば自然の中に一人で散歩に行ったり、近くの森や湖を見に行ったりと、一人の時間を設けることが留学の意味や人生について考えるいい機会になると思います。
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