近年のトレンドでは、カナダ留学=ワーホリや、語学留学と言うわけではない事は知っていましたか?
事実、カレッジなどや4年制大学からのカナダで数年間ほど働いて、カナダに移住と言うケースもよく聞きます。
ここで疑問が出てきますよね?国立のカレッジと私立のカレッジではいったい何が違うのか?という事ですね。
この記事では、カナダ公立カレッジ卒業生が私立と公立のカレッジでは何が違うのか?という事をまとめた記事になります。ぜひ参考にしてください。
**注意:(就労=政府に認可されているカレッジを知る事がまずは重要)**
ただし、詳しくは専門家にお聞きください ここは参考程度によろしくお願いいたします。
**注意点** 私立のカレッジなどでプログラム修了後にインターンシップやコープなどのビザが出るケースがありますが、こちらはカナダ移民局の定義では学生ビザになります。
卒業後に出るPGWPと比べると、使いやすさや、移民のための職歴など、また仕事の制限・事項などは雲泥の差になります(州によって多少異なります)。
あなたの学校は卒業後に就労ビザの対象?

まず、カナダに留学するにあたり絶対に確認しないといけないことがあります。
そのカレッジを卒業すればカナダ政府から就労ビザを付与されるのか?という事ですね。
公立の場合には問題ないのですが、私立のケースでは異なります。政府の認可がないケースでは就労ビザがおりません。 そのために、卒業後にビザで就労できなくなります。
今回はすごく重要な事ですので、まずはその調べ方から説明します。
公立ではない場合には就労ビザが下りるかどうかをしらべる方法
私立のケースでは、特定のプログラムだけは就労ビザに該当するケースもあります。私立の場合にはこのケースが多いようです。
STEP1 まずは下記をクリック
STEP2 そのページの下までカソールを移動する その後に(☞1のview list by Province or territory)をクリック

STEP3 渡加先の州を選ぶ(今回はオンタリオ州)オンタリオ州の私立と公立の大学が出てくる

STEP4 右端の“Offers PGWP eligible programs”(1)を選択してそのパターンか調べる私立の大学の場合には卒業後に就労ビザが出る学部があるかどうかを調べる(2)

1番初めの私立の学校をクリックすると、どのようなプログラムなのか?などの詳細を調べることができます。
(1)YES (2) NO (3) YES (Details)(4)ここのリストにはない の4パターンになる模様
ケース1(YES) すべてのプログラムが卒業後の就労ビザの該当
公立の大学でこのケースが多い
ケース2(NO) 該当するプログラムない
私立のかなりの数はここに該当する
ケース3YES(Details) 特定のプログラムは該当
私立の一部の教育機関はここに該当
ケース4 見つからない☞対象外か新規の学校?
ここに該当しないケースでは、対象外か新しい教育機関だそうです。
上記の4パターンになるもようです。
ここでもう一度書いておきますが、PGWP(カレッジ、大学 卒業後ビザ)の対象でないと卒業後にカナダ国内で働くことができません。ただし、詳しくは専門家にお聞きください
ですので、これは非常に重要です。そのために必ず調べてから学校を選びましょう。
学費の違い

初めに説明しておくと、カナダの大きな都市でのカレッジは私立や公立と、どちらもあります(カナダ政府に認可されている学校)。明らかに私立の学校の数が多いみたいですね。
特に、学費と言う面ではあなたがどの学科を勉強するのか?によって大きく変わる可能性があります。
ですので、留学したい都市にどのようなカレッジでどのようなプログラムがあるのか?という事を前もって調べておくといいでしょう。
公立のカレッジ:留学生のケースではカナダ人(永住権 保持者をふくむ)は留学生の学費の6分の一程度(州によってはこれよりも安い)
ちなみにトロントのカレッジのプログラムでは1年間で1万ドルから2万ドル(80万円から160万円)のケースが多かったですね。(学費のみ、他は除く)
私立の大学(カレッジ):学費はカナダ人や留学生もあまり変わらない(1部のケースを除く)
ただし、その学費と言う面では公立の方が安いです。ただし、海外からの留学生のケースでは公立の学費もたかく私立の方が安いケースもよく見られるようです。

クラスのサイズ(大きさ)

カナダには少なくても200以上の公立のカレッジがありますが、私立の大学に比べると、生徒数が多いという事が言えます。
公立の大学は学費も安く、質がいいという事であればみなさん公立の学校に通うということになりますよね。
そのためにカナダでは、公立の学校は私立に比べると1クラスの生徒数が多いという事になるようです。
そのために、私立の大学では生徒数が少ないために教授が担当する1あたりの生徒数は少ないという利点にはなるようですね。
教授の質

教授の質でカナダにある公立と私立を比べたときに、安定しているのは公立のカレッジだと言われていますね。
これはつまり、カナダでも一部の有名で予算が潤沢にある私立の大学はノーベル賞を受賞した教授が教鞭をとっているケースもあると言います。
一方、予算が限られている大学ではインストラクターが学士号なのど、一般的には教授には適していない学位のみケースもあると言います。
つまり、私立の大学やカレッジでは教授の質が上か下にぶれやすいという事が言えるようですね。
卒業後のキャリア(仕事)

調べたところによると、私立の教育機関の方が、卒業後の就職に強いという利点があるという事ですね。
そもそも、私立の方が民間の会社などとの提携が密でキャリアフォーラムなども公立に比べるとその様な機会が多いという事もあるみたいですね。
また、インターンシップやCOOPなどの協定も多いという事です。
確かに、公立のカレッジでわたし個人が勉強をした時には”仕事が見つからないという方がたくさんいましたね..(時期の問題かもしれませんが..)
大学の設備違い

わたし個人が知っている、トロントの公立のカレッジや4年制大学ではレジデンスはもちろんの事ですが、敷地内にプールやジムや、またやファーストフードなどが建物の中にあり生活するには困らないレベルでした。(ただし、キャンパスによっては規模が小さいか全くない)
これが私立になるとそのような施設があったりなかったりで、その大学次第と言うことになります。
一部の私立では、なんと、映画館やビリヤード場などはもちろんの事、ジムなどにも最新式の機械がある場所もありますので、ケースバイ ケースと言うことになるようですね。
大学の入学基準

これは一般的に言われている事ですが、私立の方が入学基準が緩いと言われています。
2021年現在では、公立のどのカレッジもIELTSなどで6.0(単純比較はできないがTOEICで800点程度)くらい必要とされています(プログラムにより異なる)
これが私立の場合には、英語の必要レベルが多少は低かったり、またはそのプログラムを勉強しながら英語を勉強できたり、色々なオプションがあるという事みたいですね。
プログラム(学科)の長さ

公立のカレッジや4年制大学では、1学期に一定の数 以上の単位は取れないようになっています(許可が必要)
その反面、私立では公立よりも短い期間で同じようなプログラムを完了する事が可能と言います。
ただし、これは一定期間に勉強しないといけない単位が増えるために1つの単位にしてみると少ない時間しか省けない事を意味しています。
そのために、質の低下などは避けられないようです。
今回の記事ですが、わたし個人の経験(カレッジ、4年制大学 卒業)と、ともに下記の2記事も参考にしています。



まとめ
という事で、とにかく海外(日本を含む)の留学生の場合はまず、卒業後の就労ビザが下りる学校か?どうかを最優先で調べてください。
さもないと、永住権も狙うことができませんし、就労経験をつむ事ができません。非常に重要な事です。
しつこいようですが、詳しくは必ず専門家に相談ください。
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