金融市場の季節要因が噂とうりになっているか過去の5年間を調べてみた、結果 5月から8月調べてみた(中編)

経済、金融、投資

金融のマーケットには季節要因と言う1年で12カ月間ある特定の月に限って、資金が入ってくるというものがあったりします。

今回も先々週に書いた記事を私が使っている金融のチャートで検証をしていきます。5月から8月まで(詳しくは下記から調べてみてください)

この記事を読んでいただくと季節要因が本当に噂通りに動いているかわかります。ぜひ参考にしてください

5月の検証

5月の季節要因ですが(1)ゴールデンウィークの円高説となっています。ゴールデンウィークと言えば一般的には4月の終わりから5月10日くらいまででしょうか?

今回は検証に当たって、すこし長めにゴールデンウィークの期間を取りました。具体的に4月の終わりから5月の2週目くらいまでです。

この期間でドル円が5%以上の円高に触れるかどうかを調べます。

一般的に、ドル円は長期の休みに動きやすいと言われています。これは、日本にはゴールデンウィーク、お盆、正月などの長期の休みがあります。

その間には銀行などの金融機関はすべて休みになる事が多いためにマーケットが薄くなるためと言われています。(投機筋などが仕掛けやすい)

ではそれを検証していきましょう。

上記のように調べてみましたが、少なくても過去の5年間ではゴールデンウィークの時期にドル円が円高方面(5%以上)へ動くという事はありませんでした。

むしろ、どちらか言うと円安に行ったことの方が多かったです。また値動きが5%以上出て切る期間も過去5年間では発見できませんでした。

結果的に、この噂は過去5年間(5%レベル)では正しくないと思われます

6月の検証

6月の季節要因は主に下記の3つだったと思います。(1)は欧米のファンド勢が新しいトレンドをつくるために株式が動きやすいと言います。今回はDOWで検証をしていきます。

2つめの季節要因として日本のボーナスが挙げられます。(2)6月は通常はボーナスの時期になりますので、このボーナスが日本から高利子をもとめて海外に出ていくと言われています。

また(3)ボーナスが日経平均に入って行くために日経平均があがりやすいという説もあります。これも調べていきましょう

では検証していきましょう

(1)ファンド勢が新しいトレンドを作る時期(DOW)

上記のように過去の5年間を調べてみました。結果から言うと、2016年、2018年、2019年と2020年の6月はトレンドができていました。

なお、2016年、2018年を除いた年は5%ではなく10%程度のトレンドがでていました。

DOWは月単位で見た場合には5%以上動かない事の方が多いので、トレンドができやすいと言えると思います。

2017年はほとんど動いていませんでした。結果的に2019年と2020年は10%程度の動きがでて、2016年と2018年は5%ていどの動きが出ていました。

(2)日本からのボーナスで円安になる6月の中盤から7月の中盤

では6月の季節要因ですが、噂ですと日本国内のボーナスが海外の金融商品に向かう(日本は長期の不景気により、金利がほぼないために(欧米よりもないです)外債など買うと言われています。

結果的にドル買い円売り(金融機関がほとんどがアメリカなどの債券を買っていると言われています)そのために円安になると言われています。

上記の結果ですが、過去5年間の6月に限っては2017年、2018年と2020年が円安傾向にあり、そのために5%以上の円安になっていました。

また2019年はどちらにも行ってませんでした。2016年のみ5%の円高になっていました。以上の結果から5年間中の3年間は円安に動いていました。

(3)ボーナスが日経平均に入るという説も検証していきましょう

以上のように過去の5年間を調べてみました。

結果からいうと、日経平均に関しては5%以上の上昇をしている年が2017年以外のすべての年となり、5年間中4年間は5%以上がっていました

またこの2016年と2018年と2019年で年末まで株高が継続していました。2020年も年末も株高で終わるか注目しています。

7月の検証

7月の検証ですが

(1)日本の投資信託はEU圏とアメリカの外債なども買っているそのために7月には円安になる。6月の検証でドル円は終わっているために今回はユーロを調べてみたいと思います。

と上記のようにしらべてみたました。2016年と2020年では5%レベルで円安になっていました。また2017年はトレンドが出てませんでした。

また2018年と2019年いは何故か円高の方にトレンドが出ていました。ユーロはもともと数多くの国が使う通貨ですので分析もかなり複雑になりがちです。

結果的に過去5年間においては2年間のみにおいて円安の傾向がうかがえました。

そのために日本勢の資金もそれほどユーロ市場に影響を与えるレベルではないのかもしれません。

8月の検証

では8月の検証ですが以下の2つだったと思います。

(1)日本円に対する円高説が再度登場お盆の間に急激に円高(ファンド勢の仕掛け)

日本の場所によってお盆の時期にはずれがあるために7月中旬から8月までのデータを取りました。

ゴールデンウィークと似た季節要因となります。日本の長期の休みにはマーケットが閑散とするためにファンド勢などの仕掛けが起きやすいとされます。

上記のように検証しました。2016年と2018年はお盆の時期にかけて、5%レベルの円高になっていました。また2017年も5%はありませんでしたが若干の円高になっていました。

また2020年ですが、もうすでにかなりの円高(拡大可能)になっていますので、このまま行くと2020年も円高として終わる可能性も否定できません。

ここの結果では5年間中2年間(ただし、2020年も円高になれば3年間)について円高になっていました。ただしこの説については、後日さらに検証をしていきたい思います。

(2)欧米のファンドは勢は夏休み(休みではないところもあります)なので動かない

日本でもそうだと思いますが、この金融業界ではとくに欧米で夏休みを取ることが一般的なことになっています。

そのために動かす人がいない(相場が動かないという)という説があります。

上記のように検証をしてみましたが、2015年と2018,2019年いついては5%レベルくらいで動いていました。また2016年と2017年については動いてませんでした。

また今年2020年ですがどうなるか注目です。

まとめ

季節要因について過去5年間をしらべてきました。次は後編です。9月から12月まで

GorkhsによるPixabayからの画像

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コメント

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