ユーロが何故に長期的に強気トレンドなのか分析をしてみた結果

経済、金融、投資

こちらの記事は2021年3月の時点でミスリーディングの可能性があります。

それを承知の上でお読みください。

このブログでも、ツイッターなどでもわたし個人がユーロ対してかなり強気だという事をたびたび書いてきました。もちろん、これにはそれなりの理由があります。

前日、記事にした金融市場の分析の仕方を使いながらファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を中心に説明をさせていただければと思います。

この記事を読んでいただくとユーロドルの分析をどのようにおこなったのかわかるようになります。どのような金融商品(難易度はかなり異なる)であれ分析の仕方は基本的に同じです。

ファンダメンタルズ分析

まず、2008年のリーマンショックから世界経済はいまだに立ち直れていません。おそらく、この意見には多数の方が疑問に思うかもしれません。

しかし、インフレが引き続き下がってきているこの状況下では景気の本格的な改善は見込めないと思われます。

そのために世界の中央銀行はお金を刷るという事態に陥っています。少なくても経済学上ではお金の量を増やすとインフレになるという事ですが、いまのうちはそのようにはなっていません。

下のサイトには世界の中央銀行の金融緩和の量が、わかるのですが本当に世界中でと言っていい程お金の量(マネーサプライ)が増えている状況です。

Money supply - Wikipedia

たとえば、世界の中央銀行の1つの国が金融緩和をはじめたような状況下ではその国の通貨は価値が低下する可能性が高い事は歴史的に高いのです。

しかし、世界の各国がお札を無制限に刷っている状況下では投資家もこの事実で金融市場にお金を入れようとは思わないようです。

事実、現在のトレンドはすべての通貨に対してアメリカドル安ですが、このトレンドは2017年くらいから変わっていません。

したがってユーロ高という見方をしているわけですが、短期で金融政策の緩和という形では変更はないとみています。

金融政策

先ほど申し上げた通り、2008年ごろからの金融緩和で金融市場の投資家達は緩和には反応薄です

ただし、コロナ騒動が沈静化してく(ワクチンなどで)次の数年に金融引き締めという形になった時点で世界の投資家たちもかなり資金をマーケットに投げてくると思われます。

まず、アメリカから金融引き締めを初めて、欧州、東アジアなどに普及していくのではないかと思っています。

経済学的には金融引き締めの時にはその通貨の価値は増加しますので覚えておいてください。また株などにはマイナスの材料です。(他の要因は変わらないと考える)

このようにアメリカが金融引き締めに動いた場合にはアメリカドルの価値が短期で上がり、ユーロ安という形で現れます。その後にユーロ圏の金融引き締めという形になるとユーロ高アメリカドル安ということになります。

歴史的に、アメリカ→ユーロ圏→日本→その他の国 といったような順序が多かったようです。ですので、次の数年はどのくにがそのくらいの規模で引き締めを行っていくのかが注目に値するわけです。

財政政策

財政策と言えばマクロの経済政策で2本あるうちの片方の1本ですが、金融緩和という言葉はもはや誰でも知っているい言っていいほど一般的だと思います。ただし、こちらの財政政策はあまりなじみがないのではないでしょうか?

事実、このように財政政策がマスメディアに注目されるようになったのはここ1年-2年の事ではないでいしょうか?

日本にさかのぼるとわかりやすいもので地域振興券や定額給付金など色々ありましたが、そのような財政政策に金融市場は皆無と言っていい程、効果はありませんでした。

はなしは変わってユーロの話になりますが、7月21日のユーロ復興基金の可決によりユーロの上昇(価値の増加が鮮明になっています)が見てとれるようになっています。

そもそも、ここ数年はユーロは金融緩和にはほとんどと言っていいほど、無反応でした。これはつまり金融市場が緩和には慣れてしまったという事にほかなりません。

わたし個人の見解ではこのユーロ復興基金は時間を追うごとに中身を少しづつ変えていくのではないかと考えています。

またユーロ圏は多くの国で構成されていますが財政状況がいい国であるドイツなどやお世辞にもいいとは言えないスペインなどの国で意見が割れがちです。

そのためにそのような状況下ではユーロの乱高下があるというのは簡単に予想できます。ただし、なんであれ次の数年間のユーロの価値は上昇と考えており、わたし個人は楽観的です。

テクニカル分析

では金融市場の2大分析方法であるテクニカル分析ですが、基本的にユーロ分析に関してはチャート見ていくのがいいと思います。

わたし個人のように仕事をしながら投資【投機】をしていくのなら日足か、週足か月足でトレードをしていくのがいいと思います。

たとえば、下記はユーロの週足になりますがユーロが1.15のレベルで何回も下に弾かれていましたが数週間前に上に抜けてきました。

これはテクニカル分析的には1.15はレジタンス(抵抗線)からサポートライン(支持線)に変わったことにほかなりません。これがわたし個人がユーロが強気に転換した思うテクニカル分析の理由です。

そのために上記で見ると1.15はかなり固くなる(そこでユーロ安が止まりやすい)ただし、それでも数週間で見れば下回る可能性はあります。また、いま現在ユーロは勢いがあるのでそこまで下がらないかもしれません。

わたし個人としても1.15レベルまで下がれば、目をつぶってユーロを買っていく予定です。またこれを含めて先日にお勧めした月末にユーロを買うのがいいのではないのかなと思います。

だし、この記事のすべての物は予想です。投資は自己責任で!

サイクル分析

ユーロのサイクル分析ですが基本的には少し前に書いた記事がありますね。基本的にはこの記事に書いてある通りに分析を行っていきます。

エリオット波動などのサイクル理論を理解して、投資をしている方が常に気にしている事としてはいま現在は何年くらいのサイクルのどこの場所にいるのか?だと思います。

わたし個人の立ち位置(ユーロに対する)を鮮明にしておきますが、2020年の8月16日現在は16年-18年サイクルのアップトレンドの第3波にいると考えています。

16年間-18年間のサイクルの場合の3波は基本的に数年間は続くとされています。しかし、この長さは他の要因、実需や経済政策などで上下することが知られていますですので、そのような要因も含めて分析を行っていくことが重要になります。

IMMポジションの傾き

投資家や投機家が気にしている事にポジションの傾きというものがあります。

これは具体的に金融市場がどのくらいで何を買っているかという事なのですが、かなり重要な事にこれには限界(あくまでも一時的に)があると言われています。

例えばユーロですがIMMという投機筋のポジションである投機の玉の量で短期の動きのある程度予測できると言われています(一時的にです)。

まず第1に金融市場は実需(反対決済をしないものと、反対決済を必要があるものに分けられます)と投資に分けられます。

この比率ですが10%-20%(実需)80%-90%(反対決済が必要)なものです。またこの80%-90%の10%くらいは投機筋(ヘッジファンドとも言われることがあります)と言われている機関のお金です。

アメリカのIMMというところでその10%の部分の資金の流れを公開しているのですがそれが下記の投機筋のポジションです。赤いところで20万枚にせまるという事が分かると思います。

下のグラフですがユーロの買いのポジションが20万枚付近(オレンジ色の矢印)になっているのが分かると思います。

実は最近、IMMの発表の方法が変わりましてさらに多くの反対決済が必要なポジションが数字で分かるようになっています。ただし、本当に最近のためにその調べ方を分析しているところです。(こうご期待)

歴史的に15万枚程度が買いの限界(ただし、インフレにより、年々限界がすこしづつ拡張します)でしたが、今回は20万枚を超えており買いのポジションが限界と考えております。

具体的に、こうなるとユーロの上昇が限定されて短期的(画像1)に下がるか、チャート的に三角持ち(画像2)合いというチャート型になります。さらにこれはそのポジションが解消されるまで続くことが多いです。

画像1

つまりすくなくても、わたし個人の分析では短期の調整の可能性があるという事を書いておきます。長い場合には2月間から3月間ていどだと考えています。

投資家心理

わたし個人が重要だと思う5つの事に投資家心理を入れたのは、その記事を読んでいれば皆さんはご存じだと思います。この投資家心理ですが、有名な投資家のお墨付きがあればあるほど強力な物になります。

極論ですが、経済政策やファンダメンタルズ分析がどうのという前に機関投資家や個人投資家が問答無用で買ってしまえば関係ありません。

歴史的に1920代のアメリカや1980年代の日本などの例はあります(ただし、そのようになるのは非常にまれです)。

では有名な投資家がユーロに対する考え方がどうなのか?という記事を見せたいと思います。まず世界的に有名なウォーレン・バフェットの考え方です。(日本語の記事を提供しています)

バフェット氏が「世界は変わる」と発言!ポストコロナはユーロが主役になる相場|西原宏一の「ヘッジファンドの思惑」 - ザイFX!
ウォーレン・バフェット氏が「世界は変わる」とコメント / ラリー・フィンクCEOも「状況は一変する」との見解示す / コロナが世の中の流れを加速させた / ポストコロナはユーロが主役の相場になる

世界的にも有名な投資家の一発ともなり、これによってユーロの2年間にも及ぶ下落トレンドの終了につながったと考えています。(先ほども書いたとうりユーロは強気です)

また日本の投資家も総じて強気になってきたのがそのあたりです。わたし個人が参考にさせていただいているZEROさんも強気に転じています。

2022年まで長期ユーロドル押し目買い。米利上げ凍結とマイナス金利導入余地。|FXデイトレーダーZEROの「なんで動いた? 昨日の相場」 - ザイFX!

基本的にこのような投資家の意見を丸のみにするのではなく、どのような意図があるのかを理解しないといけません。恐らく一部の人は他人の意見に左右されるのは嫌だと思うかもしれません。

金融市場はいつも多数決です。これが絶対の要因です。ただし、お金を持っているのは一部の人間でそのような人々の意見を理解する事が勝利の近道になります。

また彼らの意思を理解する必要があります。それがポジショントークなのかそれとも本当にそう考えているからなのかです。

まとめ

今回はユーロについてわたし個人の考え方を、わたし個人の分析の方法を元に書いてきました。禁輸市場分析は5つからなり、ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析、サイクル分析と実需分析と投資家心理からなる事は改めて、説明をさせていただきました。

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