金融市場の季節要因が噂とうりになっているか、過去5年間を調べてみた結果 9月から12月までを調べてみた(後編)

経済、金融、投資

金融のマーケットには季節要因と言う1年で12カ月間ある特定の月に限って、どこどこの資金が入ってくるというものがあったりします。

今回も先先々週に書いた記事を私が使っている金融のチャートで検証をしていきます。今回は9月から12月まで(詳しくは下記から調べてみてください)

この記事を読んでいただくと季節要因が本当に噂通りに動いているかわかります。ぜひ参考にしてください(今回は2015年から2019年までの5年間を調べます)。

9月

(1)9月の頭に欧米ファンドが休みから抜けて、トレンドを作り出す。と言う季節要因だったと思います。

そのために8月に夏休みだった機関投資家たちが金融市場に帰ってくるといわれています。

そのためにトレンドが起きる(仕掛けてくる)(9月中にDOWが5%以上動くかどうか?)というものを検証していきます

2015年から2019年までを調べましたが、5年間のうちの3年間について5%以上マーケットが動いているという事はありませんでした。

2015年、2016年、2018は総じて5%以内に収まっていました。

ただし。5%はないものの3%-4%で動いているものもありましたので、これは今後の課題かもしれません。少なくても過去5年間では優位性はありませんでした。

Sell in May and do NOT come back unitl St Legers dayということわざがあります。これは5月に売りがでやすいということわざでした。

さらにその後の9月の後半にあるセントレジャーズデイまで戻ってくるということわざもあります。

かなり古い格言のために、真意は不明ですがほぼすべての夏を含むために夏休みなどの期間には相場は動かないという意味を含んでいるのかもしれません。そのうちに検証をしたいと思います。

10月

(1)10月などは株などが材料が下げやすく、債券の価格が上がりやすい(株から債券に移動)

(2)歴史的な弱気相場は10月から始まる?

10月の検証は上記の2つだったと思います。9月の後半から相場が下方向に動きやすいのか?という事を歴史的なデータから検証していこうと思います。

(1)10月などは株などが材料が下げやすく、債券の価格が上がりやすい(株から債券に移動)

すくなくても、過去五年間では10月に株が下げやすいという事はありませんでした。むしろ、上げたときの方が多かったです。下げたのは2018年の1年間だけという事になりました。

(2)歴史的な弱気相場は10月から始まる?

DOWの相場歴史で気に10月から(に)下げ始めるという話があります。この年に不景気が始まったり急落するという事ですね。

過去20年間に3回ほどの急落がありました。ドッコムバブル、リーマンショック、コロナショックです。

そのうちにDOWが10月に急落したケースは1回ありました。ですが、他の年では不景気に急落は起きてませんでした。

また、歴史的に8,9,10月は相場が急落しやすい可能性があるかもしれません。DOWの月足のチャート調べるうえで気になったのでしらべてみたらかなり高いの確率でそうなっていました。

まず、アジア危機があった1997年ころと1998年。またドットコムバブルの2001年と2002年、そしてリーマンショックの2008年、2011年、2015年、2018年とたびたび調整を繰り返しながら値を上げています。

以上の事から、8月から10月は株式が比較的に弱い時期かもしれません(DOWが弱いと他の国の株も基本的には弱いです)23年間中8年間は弱いケースが続いてました。

また恐ろしい事に、2020年の8月から10月はこれからですね。何もならない事を願います..

11月

11月は金融機関のポジション調整があると言います。この調整は具体的に10月の半ばから11月の中盤くらいまでに出てくることが多いです。

これは主にIMMポジションの調整のせいになります。この記事に関しては近いうちにやっていきます。

12月

では季節要因が比較的に多いと言われている12月です。

(1)12月の1週目から日本はボーナスの時期になる(6月と同じ)株高と円安

まずは日系225から調べてみましたが、2016年、2017年を除けば残念ながらこれと言って強い関係はありませんでした。

また2015年と2019年にいたっては急落する前の時期となっており三角持ち合いになっていたようです。(つまり、上昇も下落もない時期)すくなくても過去5年間では関係はないようです。

ドル円の方は2016年(トランプラリー)以外の年は円安の方向、以外には動いていませんでした。また2015年と2018年は若干の円高方面でした。

すくなくても過去5年間では関係はないようです。

(2)12月の3週目からクリスマスすぎくらいまでの間 市場は冬眠(DOW)

12月の第3週目はクリスマスの時期ですので金融相場が動きにくいという話がありますが、調べてみたところ確かにクリスマスのシーズンは動きにくいという結果になりました。

2015年と2016年は動きが止まっています。また2017年も2015,2016円と比べると動いていますが、それでも少ないです。

2018円に関しては動いていました、2019年も若干ですが動きが出ていました。

(3)年末から年始にかけて仕掛けの円高

年末から1月にかけて円高になることが多いという説ですが2015、2016、2017,2018年の四年間にかけて円高になっていましたね。

とくに2018年にかけては一日で7円近く(たしか、時間外)も円高になっていていました。このことから5年レベルでは年末から1月にかけて(特に年末年始)は円高になりやすいという説になりました。

まとめ

今回の後半で1年間分の記事がすべて終わりました。1年間しらべてみると、うわさ通りになっていたケースとそのようになっていないケースと様々ありました。

こちらとしても、引き続きさらに長期で検証を行っていきたいです。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

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