こちらの記事は2021年4月現在 間違った 趣旨の内容になっている可能性が高いです。そのために、あくまでも過去の記事という事でお読みください。
世界的に猛威を振るっている、新型コロナですが留学関係ももちろん甚大な被害を被っています。
留学エージェントも学生をカナダに送らないと売り上げが出ないために倒産の危機にならないために本当に必死のようです。
それを知っているのにも関わらずこう言うのは悪いですが、どう考えてもいまは留学する時期ではないです。
すこしでもカナダに留学したいと考えているあなたはかならず最後まで読んでください。
今の状況下でワーキングホリデービザなどでカナダに入国することがどのような事なのか理解できます。(5月8日 2020年 執筆)
- 新型コロナでほぼすべての語学学校がオンライン授業 (オンラインなら日本からでもできる)
- 感染病の影響でカナダで仕事があるのか?できるのか?
- 新型コロナの影響で海外からの留学生も少ない/海外の友達が作りにくいカナダ中でなだたるイベントが中止や延期
- 新型コロナにカナダでかかった場合にはあなたの日本の保険で入院できますか?
- カナダ政府、日本政府のどちらもが現段階では新型コロナのためにカナダに渡航することをおすすめしていないというものです。
- そもそも新型コロナの再流行の可能性を否定できない
- 帰りたい時期に日本へ帰国できない可能性がある(飛行機の減便、キャンセル)
- 新型コロナの影響でいつものカナダではない事をここで述べておく必要
- アジア系への差別が頻繁に起きている
新型コロナでほぼすべての語学学校がオンライン授業 (オンラインなら日本からでもできる)

新型コロナの影響でカナダの一般的な学校(語学学校などが)オンラインになっている事、そのために本来なら語学学校で留学の質の高い勉強ができるのです。
いま現在ではそれが保証できない事。少なくてもオンタリオの学校は5月の末まで閉まっている状態です。(また少なくても9月までは通常に戻らない可能性)

もちろん、バンクーバーがあるBC州の学校も春休みまでという事で学校が一時的に閉まりましたがその後に延長の可能性が濃厚です、また下記の情報によれば夏の授業はすべてオンライン化の予定です。
カナダのバンクーバーが位置するBC州は4フェーズ方式を使ってBC州を通常通りに戻していくと、発表しています。
この情報を調べてみると、状況が改善した場合には9月から始まる新しい学期もオンラインとのクラスを併用しつつ始めるとあります。
つまり楽観視シナリオでもこのような状況で語学学校だけすぐに通常通りの営業を開始するという事は難しいでしょう。もちろん、バンクーバーのあるBC州も例外ではないです。

インターネットのクラスと実際の英語のクラスにはかなりの違いがあります。
(1)音が聞き取りずらい
(2)映像が途切れることがある
(3)電波の影響で突然遮断という事も
わたし個人も2010年くらいに日本人の学生に英語を教えていた事があるのですが、スカイプなどですとかなり限界があります。
間違いなく勉強などの効率はクラスの中での授業の方がいいです。
しかも、上記のような欠点があるにも関わらずほとんどの留学エージェントは割引などを行っていないようです。オンラインクラスなら日本からでもできますよね?
一部の人は今は2020年でインターネットのクラスでもだいぶ良くなっているというかもしれません、しかし上記の3つの問題のすべてが完全に解決しているとは考えるのは無理があります。
語学学校は英語だけを勉強するところではありません、あなたの日本帰国後の英語学習に向けてSNSなどを通じで将来的に英語でコミニケーションなどできる友達を増やしていく場所でもあります。
その友達が作りにくい環境なら語学学校で勉強する利点が減ってしまいます。
感染病の影響でカナダで仕事があるのか?できるのか?

私の個人的な経験の話をさせていただけるなら2012年当時にカナダのオンタリオ州の大学を卒業したのですが2008年から続く不景気の影響がその当時でも色濃く残っていた時期で仕事を探すのに非常に苦労した記憶があります。
2008年と2020年の景気後退局面では大きく違うことがあります。
2008年の場合には主に金融と住宅バブルの影響で景気後退が起きましたが

2020年は新型コロナの影響で景気後退局面にたっていますが、おもにサービス業の影響が躊躇になっています。
これはワーキングホリデーや学生ビザなどでカレッジや大学などで勉強している方々に主に影響する職種なのです。

驚くことにカナダの90%レストランが半永久的に閉める、可能性があると言っています。

そのような状況の中ですでに10%のレストランが倒産している
またいくつかのレストランなどは確かにいまでも従業員を募集はしているのですが、そもそもサーバーなどのポジションは新型コロナの影響で需要がなく求人は今年の1-2月と比べてもかなり減っています。
仕事を探すのが大変であることには変わりはありません。また運よく見つかったとしても賃金などの面でいつもどうりには稼げないようです。(チップなどが減っているため)
カナダの失業率が13%にも達しておりここ40年で最悪の状況です。わたし個人は大学で経済学を専攻しました。
そのため少し専門的な話をさせてもらえれば1980年以降の不景気が最短で回復した期間でも9カ月間かかっており、早くても2021年にずれ込むようです。
2021年に景気が回復するかどうかはまさしく、コロナの第2波があるかどうかにかかっていると思います。
新型コロナの影響で海外からの留学生も少ない/海外の友達が作りにくいカナダ中でなだたるイベントが中止や延期

日本人も含めたすべての国の学生が留学を控えているのは簡単に想像がつくと思いますが、その影響であなたの留学にはどのような影響があるのでしょうか?
これは単純に語学学校での勉強がつまらなくなるという意味ではありません。将来に向けて英語で話せる友達を留学中に語学学校で作る言うことが、かなり難しくなるという事です。
一般的にはいちど日本に帰国してしまえば、あなたの英語はおどろくほど速く衰えていきます。
そのためにいかに日本に帰っても英語を使い続けるかがカギになるのですが、そこではいかに留学中に友達を増やせるか?にかかっています。
通常なら、この初夏の時期には世界各国からたくさんの学生が訪れます。
ですので、新しくできる友達と一緒に色々なイベントに出かけて、親交などを深めて日本帰国後もSNSでつながる=英語を使う必要がある友達を作る大事な時期なのですが*それができません*これは決定的なことなのです。
また仮に友達ができたとしてもカナダを代表する大きなイベントが軒並み延期か中止なっています。外に出てワイワイすることができないのです。
カナダにはトロントかバンクーバーかには限らず、大きな都市なら必ずと言っていいほど様々なイベントがあります。
カナダの冬は基本的に長いので夏の間にたくさんのイベントが行われるのですが、新型コロナの影響で軒並みキャンセルか延期、運よくできたとしてイベントを大幅に縮小したりするようになっています。
もちろんこの影響はトロントだけにはとどまりません。バンクーバーやモントリオールのイベントも通常通りにな開催することが、難しくなっています。

つまり仮に留学にきたとしても、イベントは楽しめないことになります。さらに留学生の友達ができにくい事になり、留学の質の低下が避けられないのです。
新型コロナにカナダでかかった場合にはあなたの日本の保険で入院できますか?

留学時に日本の保険が必要な理由はカナダの医療は保険なしで使ってしまうとかなり高額の医療費がかかるからです。
その額はかなりのものになり、病院に行くだけで20万円、MRIとCTスキャンで30万円となりもう地獄そのものです。
このようにかなり高いリスクがあるにも関わらず、一般的な日本の保険会社では渡航勧告が出た後でカナダに渡航した場合にはたとえ、コロナで入院してもその分は負担できないことになっています。

**注意**
そもそも、保険を入っていない方は入国できないことになっていますので気をつてください。
つまり、日本の政府の渡航中止勧告が撤回されない限り 保険なしで留学をすることになります。
この渡航中止勧告がいつまで続くのか誰にもわかりません。
カナダ政府、日本政府のどちらもが現段階では新型コロナのためにカナダに渡航することをおすすめしていないというものです。

- 新型コロナに関しての日本政府の見解
まずカナダは日本外務省の海外安全ホームページにてレベル3となっており渡航中止勧告が出ています。この勧告は4段階中のレベル3となります。
これにより日本政府がカナダへの渡航にはかなり危険と考えていることが分かります。

新型コロナに関する留学生に対するカナダ政府の公式的な考え方
さきほど、上の見出しで話をしたとうりですが、5月6日付けのカナダ政府としては観光目的などの外国人のカナダへの渡航は全面的に禁止にしております。
しかし、これには例外があり留学や就労者など、すでにビザを持っている方(受理されている方)は例外としています。



つまり少なくと上の状況からわかるのは、カナダに新型コロナの症状が出てなければ来ることはできるようです、しかしながらこれは単純にそのように理解していいか疑問が残ります。
なぜなら、カナダ政府は同じホームページにて以下の条件を満たす者として、カナダの会社から**雇用をしてもらえるという確約がないとカナダに入国できないと言っており、これはカナダの経済状況からカナダには今来ないでほしいと言っているようにしか聞こえません。(ただし、景気が回復するまでの一時的な処置であると思われます。**

また新型コロナに感染した場合に適用できる保険が必要とも言っています。
(非常に重要な情報です)

5月8日時点でカナダ移民局はワーキングホリデービザの抽選を行っていない(正し、すでに受理されたものに関してはかなりの条件付きで入国可能
カナダ移民局が今現在では短期就労ビザの更新をストップしているというのは単純に考えて新型コロナで手がいっぱいと言っているようなものです。
カナダの経済状況から、日本からの短期就労者が簡単に仕事ができるとはいまのところ思えないのです。
その上に、もし仕事が大丈夫でもそのあとに保険の問題を解決しないといけません、そうです。少なくても今の段階では簡単ではないのです。
そもそも新型コロナの再流行の可能性を否定できない

この記事を長々と書いておりますが結局はこの可能性につきます。この記事を書いている2020年5月の初旬の事です。
どのメディアを見ても2020年の年末から2021年の始まりにかけて再流行の可能性が濃厚となっています。
アメリカのアメリカ疾病予防管理センターと言えば世界最先端の感染症対策の研究所ですがこのCDCがかなり高い確率でコロナの感染症は2020年の秋にも再発すると言っています。

そのため、これから2020年の夏にかけて一時的に終息したとしてもまた2020年の秋ぐらいから同じようにコロナの第2波が来る可能性も否定できない状況です。
その場合にはまた同じように、語学学校がオンラインに代わり仕事がないという事が起こります。つまりいま現在でいちばん、確実なのはワクチンなどが作られるまでは留学をしないという事です。
一部の人たちは2020年の現代ならば、ワクチンはすぐできるし問題はないと答えるでしょう。しかし100年前に起きたスペイン風邪はなんと第3波まで続きました。
なんと3年間も続いたのです。1918年から続いたスペイン風邪は1920年にも起きています。
そして衝撃的な事にワクチンは開発されませんでした。このコロナウィルスは繁殖する過程で少しずつ形を変えていきます。そのため、ワクチンが作りにくいという欠点があるようです。
わたし個人としてできるだけ早くワクチンができることを願うばかりです。
帰りたい時期に日本へ帰国できない可能性がある(飛行機の減便、キャンセル)

もしあなたが留学へ興味があったりしたら、これは知っている話かもしれませんが新型コロナの影響で2019年から海外で留学していた人が帰国できない事態となっています。
カナダのバンクーバーなどでは日本への直通の空便があるためにまだ他の都市に比べれば状況は少し良いです。
他の大きなカナダの都市であるトロントやモントリオールなどから日本への直行便が出ていない状況です。(つまり国内からバンクーバーに行く必要があります、バス?電車?飛行機?簡単ではないです)
また新型コロナの感染が北米で急激に拡大が始まりだした3月の下旬ころにはバンクーバーから日本への運賃が高騰をして片道の航空券が例年の往復航空券より高いという事が起こっています。まさしく、泣きっ面に蜂です。
と上記のように減便または一時的に運休となっています。上記の日程ですがいつ運休になるか減便になるかなどの事を予測するは難しくなっています。
もし、2020年の秋に同じように再流行があれ2021年の今頃もこのようになる可能性を否定できないのです。
新型コロナの影響でいつものカナダではない事をここで述べておく必要

信じられないかもしれませんが、オンタリオ州政府はソイシャルディスタンスなどの新型コロナ対策を守らない市民に対して罰金刑を強行しています。最大で7万円ほど
カナダに15年いますが、いたるところに警察官がおり市民を見張っている状況です。数年前に社会主義国のキューバに旅行に行ってきたのですがまさしく、このような感じでした。いま現在の状況ではカナダに自由ないように思います。
そしかし、これはそれだけカナダ政府が新型コロナに対して本気という事がかわることでもあるのです。本当に早く収束してほしいです。
罰金をすでにもらった方もいます。

バンクーバーがあるBC州やトロントがあるON州はようやく、ここ1-2週間で新型コロナの出口戦略を出してきています。
やはり次の1-2カ月間の間に完全にもとどうりに戻すというようなものではなく、少しづつ様子を見ながら戻していくという方法になっています。
感染者が少ないBC州ですが2020年の9月から段階的に緩和をして人々を社会に戻していくようです。またON州はまだ、具体的な日付の予定はないものの具体的な政策が出てきいる状況です。
アジア系への差別が頻繁に起きている

残念なことにアジア人が差別の対象になっていることも、ここで話をしておかなければいけない事です。このような事を書けば留学エージェントなどからはかなり批判されるかもしれません。
ただ、新聞やメディアなどから情報を収集すると、差別がある事が明らかになっています。
北米では通常の時期と比べて20倍となっておりこれは絶対に書いておかなければいけません。
中国人が悪いとかいうのを言っているわけではなくそもそも、批判しているような人は日本と中国が別の国なんてことはどうでも良く、アジア系の人間ならターゲットとして差別をしているようにしか見えません。
本当に残念な事です。このような事があなたに起こることも否定できないのです。

差別が人権に世界で一番公平であるという言われているカナダで起こっていると言う事実はわたし個人からすれば正直に残念で信じられないような悲しい事実です。
傷害などの事件に発展しているケースも多々あり、感染症の他にもリスクがあるという事が浮き彫りになっています。
まとめ
再度いいますが、どう考えてもいまは留学するような時期ではありません。
まずはカナダで仕事があるという書類がないと入国できない事、またその際に万が一コロナに感染してしまった場合に用意した保険が適用で着ない可能性があること
日本の保険会社でいまからこれを満たす会社を見つけるのは至難の業ではないでしょうか?
もし、上記の条件を満たしても語学学校もオンラインで他の国からの学生も少なくその上にイベントなどは軒並み延期かキャンセルとなっています。
その上にカナダに留学に来たのに差別のさらされる可能性もあります。無理やり留学しても留学の質は極めて悪くなるのです。
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
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