ここ数年、カナダでは短期就労ビザであるワーキングホリデービザで語学学校に通うという事が少なくなってきているようです。
これにはカナダの語学学校の授業料が上がっている問題やインターネットの発達でカナダからでもオンラインでやすく英語が勉強できると言うことが関係していると思います。ですが、いまだに多数の生徒さんが語学学校に通うという事実があります。
この記事では一般的にカナダの語学学校がどのような所なのかをまた、何を学べるのかを調べることができます。
また語学学校を選ぶ上で日本人にお勧めの方法も書いていますのでぜひ最後まで読んでください。
スピーキングクラス

カナダの一般的なクラスではスピーキングがかなり重要となってきます。なぜなら日本人のほとんどの方はこのクラスのために語学学校行くようなものだからです。
個人的には2010年ころに英語の先生をトロントでしてきた経験から日本人に1番足りてないスキルはこのスピーキング力です。
また、多少の間違いは問題ないと考えて英語を話そうとする考え方です。学校で間違えるのはあたりまえ!!
またワーキングホリデーで一般的な就労を目指す場合にはとくにここと発音のクラスに焦点を置いてください。
レストランやカフェ、カウンセラー(留学エージェント)などの仕事では圧倒的にスピーキングの力をチェックされます。文法など多少は無視してコミニケーションレベルの英語ができるようにしましょう
ライティングクラス

もし、あなたがカナダでの滞在を少し伸ばす可能性がある場合(例えばカレッジに行ったり、カナダの2nd ワーホリを経験したりする場合にはこのクラスをおろそかにしているとあとで痛い目に合います。
基本的に、カレッジや4年制大学は読むと書くの繰り返しです。個人的な経験からの意見ですがカレッジは多少、プレゼンテーションの方が多いですね。
また4年制大学はかなり膨大な量の読み書きがあります。(こちらは卒業者がかたるカレッジと4年制大学の違いでのちに書かせていただければと思います。)
グラマークラス(文法)

ここで、勘違いをしてほしくないのがカナダの語学学校で文法のクラスをおろそかにしろと言っているわけではないです。
わたしが言いたいのは多数の日本人留学生はこの英語の文法が他のスキルに比べてかなり高いのです。相対的に外国の生徒はこちらを不得意としています。
英語は基本的にすべてのスキルをバランスよく上げ行くと事が英語を伸ばすうえで一番の近道ですが何故かそれができてないのです。日本の英語教育に問題があるのかもしれません。
この文法のレベルが高いことが原因で語学学校にはよくある、初日のクラスの振り分けテストで好成績を取ってしまい、実際にクラスが始まってみるとレベルが違いすぎて全くついていけないという事が起こってしまいます。
(語学学校によっては文法だけでクラスの振り分けをしているところがあるので、そのような場所は要注意です)
アドバイスとして初日のクラスの振り分けは手を抜いてください。クラスは後から上がれます。語学学校のクラスはレベルが高すぎても低すぎてもよくないようです。
日本人留学生に英語を教えた経験から語学学校のレベルは少し高いくらいがちょうど良いようです。
発音のクラス

にほんじんの生徒の基本的な問題はスピーキング能力にあり、これは発音の問題も含みます。そもそも日本語は言語で言うと英語からかなり遠く。
発音も、文化も単語もかなり違いますよね?カナダを含まず、世界にある語学学校では欧州から来る学生の方が圧倒的に上のクラスにいます。
これは日本人が英語しゃべれないと事ではなく、そもそも英語と他の欧州の言語は近く、文化や発音なども似ているために勉強しやいという利点がありますが、日本語はないのです。
個人的におすすめなのは、もしあなたがスピーキングが弱いと自覚している場合には発音とスピーキングのクラスを60%くらいの割合にしてその他を40%くらいで勉強していけばいいのではないかなと思います(もちろん人により異なります)。
イディオム(フレーズ)クラス

語学学校には日本語で言う(慣用句)を勉強できるクラスがあるのですが、少なくてもカナダでは(たぶん世界中の英語圏で)この慣用句がかなり使われます。
このフレーズは一般的に使われいるものが仕事中に言われたりすることが多々あり、これに限っては知っていたもの勝ちとなります。
もし、時間があればそのようなイディオムがどのような状況で使われるかを調べておき、実験的に英語ができる友達に試しに使ってみましょう
(ただし、慣用句は語学学校の上のレベルの友達くらいでは通じないこともよくありますので話してみるならカナダ生まれの方がいいでしょう)
週末などの映画クラス

カナダの私立の語学学校は基本的に金曜日はすこし、リラックスモードです。とくに午後の授業は映画になったり、みんなでどこかに食べに行くとかどちらかというとアクティビティが絡んでくることが多いですね。
しかも、このクラスですが学校によってはすでに卒業したような生徒の方でも、無料で参加できたりします。つまり無料で英語話す友達を作れるという事になります。
わたし個人の意見ですが語学学校に行く意味は2つあります。1つは純粋に英語を勉強するという事、そして2つ目はかなり重要な事で英語を話す友達を可能な限りたくさん作るという事です。
できれば日本人以外で、ではなぜこれが重要なんでしょうか?(詳しくは語学学校で友達を作ることが重要な意味)これについてはそのうち記事にしますね。
まとめ
今回の記事ではあくまで一般的にカナダの語学学校のクラスは何があるのという事で書いてきました。日本人の方が分法のレベルが高いためにどちらかと言えばスピーキングと発音にフォーカスを絞る事でとりあえずは伸ばせるはずです。
もちろん、これだけのクラスしかない語学学校はほぼ皆無です。その辺はまた時間があるときに解説させていただければと思います。
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